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FTDX5000MPにLP-PAN2を追加し、タッチパネルモニターでスペクトラムスコープを動かしてみた。ほぼ、現在最良であるElecraft P3に近い環境が構築できたので、動かしているところをビデオに撮った、

●構成FTDX5000MP
-(IF OIUT)- (9MHz)
LP-PAN2 (SDRのレシーバー)
-(I/Q出力)-
サウンドカードI/F (192kHzでノイズの少ないものが望ましい)NaP3 (PC用 SDRソフトウェア)
On-Lap 1502T (15.6インチ 10点マルチタッチ対応モバイルモニタ)
※LP-PANhttp://www.telepostinc.com/LP-PAN.html#software

●結果
◎ ウォーターフォールのおかげもあり、ノイズレベルギリギリの弱い信号も発見しやすい
◎ Fixモードができるので横スケールのラジオ的にバンドを俯瞰できる(NaP3)
◎ 幅の設定や現在周波数をセンターにするボタンがある(NaP3)
◎ スプリット運用にも対応(NaP3)
◎ 周波数の変更は本体VFO、マウス、タッチパネルのいずれの方法も可能
◎ NaP3のオプションで周波数やモード、フィルターなどの制御も表示すると、FTDX5000MP本体よりも使いやすい環境になる。 
◎ LP-PAN2には2つのクリスタルを実装でき、ジャンパースイッチで切り換えが可能。今回は、FTDX5000MPとTS-950SDXで使えるようにしてみた。K2,K3用やEagle用のクリスタルも入手可能。

× Fixモードなのに少しずれて戻すような形になっているため、ウォーターフォールもガクガクして残る(NaP3)
× サウンドカードがノイズが少なくサンプリングレートの高いものが必要である(2万円以上)
× タッチパネルLCDモニターはiPadの親分のようなものなので、机に斜め置きも可能ではある。しかし、本体のすぐそばで視線の移動が少ないように置くのが難しい。タッチパネル操作前提であれば、高い場所にあるのも使いにくい。7インチ程度のものを横か上に置きたい。
× トータルコストがかかる。LP-PAN2(3万円)、サウンドカード(2万円)、3GHz程度のクロックのPC、小さめのモニター。
× NaP3の設定が分かりにくい。
× LPB2(仮想COMポートを提供し、CATを複数アプリで使うためのもの。一般的には、CW SkimmerやLogアプリなどを組み合わせて使う)については何か設定に問題があるらしく、現状では正しく動いていない。
http://www.telepostinc.com/LPB2.html
現状では、少々難ありだが、まあまあ使える感じ。
小さなモニターとLPB2の設定を煮詰めて行きたい。また、NaP3やPowerSDRでもっと細かい表示ができないのかなども確認したい。動画 URLhttp://youtu.be/QuvU9KZzVVY
Zoom Info
Camera
Nikon 1 V1
ISO
800
Aperture
f/3.8
Exposure
1/25th
Focal Length
11mm

FTDX5000MPにLP-PAN2を追加し、タッチパネルモニターでスペクトラムスコープを動かしてみた。ほぼ、現在最良であるElecraft P3に近い環境が構築できたので、動かしているところをビデオに撮った、

●構成
FTDX5000MP

-(IF OIUT)- (9MHz)

LP-PAN2 (SDRのレシーバー)

-(I/Q出力)-

サウンドカードI/F (192kHzでノイズの少ないものが望ましい)
NaP3 (PC用 SDRソフトウェア)

On-Lap 1502T (15.6インチ 10点マルチタッチ対応モバイルモニタ)

※LP-PAN
http://www.telepostinc.com/LP-PAN.html#software

●結果

◎ ウォーターフォールのおかげもあり、ノイズレベルギリギリの弱い信号も発見しやすい

◎ Fixモードができるので横スケールのラジオ的にバンドを俯瞰できる(NaP3)

◎ 幅の設定や現在周波数をセンターにするボタンがある(NaP3)

◎ スプリット運用にも対応(NaP3)

◎ 周波数の変更は本体VFO、マウス、タッチパネルのいずれの方法も可能

◎ NaP3のオプションで周波数やモード、フィルターなどの制御も表示すると、FTDX5000MP本体よりも使いやすい環境になる。 

◎ LP-PAN2には2つのクリスタルを実装でき、ジャンパースイッチで切り換えが可能。今回は、FTDX5000MPとTS-950SDXで使えるようにしてみた。K2,K3用やEagle用のクリスタルも入手可能。

× Fixモードなのに少しずれて戻すような形になっているため、ウォーターフォールもガクガクして残る(NaP3)

× サウンドカードがノイズが少なくサンプリングレートの高いものが必要である(2万円以上)

× タッチパネルLCDモニターはiPadの親分のようなものなので、机に斜め置きも可能ではある。しかし、本体のすぐそばで視線の移動が少ないように置くのが難しい。タッチパネル操作前提であれば、高い場所にあるのも使いにくい。7インチ程度のものを横か上に置きたい。

× トータルコストがかかる。LP-PAN2(3万円)、サウンドカード(2万円)、3GHz程度のクロックのPC、小さめのモニター。

× NaP3の設定が分かりにくい。

× LPB2(仮想COMポートを提供し、CATを複数アプリで使うためのもの。一般的には、CW SkimmerやLogアプリなどを組み合わせて使う)については何か設定に問題があるらしく、現状では正しく動いていない。

http://www.telepostinc.com/LPB2.html

現状では、少々難ありだが、まあまあ使える感じ。

小さなモニターとLPB2の設定を煮詰めて行きたい。また、NaP3やPowerSDRでもっと細かい表示ができないのかなども確認したい。


動画 URL
http://youtu.be/QuvU9KZzVVY

XG3(簡易SG)で遊んでみた。
PC接続すると、XG3 Utilityを使ってSweepしたりCWやRTTYを送信できる
ANT切り換え器に突っ込んで、-33dBmでいろんなリグで聞いてみた。
まずはリファレンスになるであろうK3で、PRE AMP OFF, 250Hz 8Pole Filterだが、100kHzくらい離れてもキークリックが聞こえる。これはひどい。CWだとキークリックがかなり出ているように思える。P3で見る限りはスプリアスはそんなに出ていない。IC-7600でスコープFIXモードでVFOを動かしてみると、バンド中あちこちにスプリアスが出ているよう見える。しかし、P3ではそんな表示にはならない所を見ると、IC-7600のスコープの受信部はその程度のものということだろう。ATTを入れれば軽減されるかもしれない。では、新兵器のFTDX5000で、IPO1(=PRE AMPなし)、Roofing Filter 0.3kHz。あれ? ちょっと離れると、キークリックはほとんど聞こえない。なんだこれ。こいつは凄い。IMDについては他の機種からは一段高い領域にあるように思える。しかし、今日はXG3で何ができるかがテーマなので聞き比べは厳密には行わない。次に、弱い信号を作ってみる。-107dBmにしても、それなりの強さで聞こえてしまうし、実際のノイズにまぎれる感じを再現したかったので、ANTはちゃんとしたものをつなぎ、使っていないANT端子に入力してみる。これで漏れとして弱い信号が聞こえるはず。しかし、-107dBmどころか-73dBmでも聞こえないので、-33dBmに写真のATTを入れて調整すると、ノイズギリギリを再現できた。よしよし、これで、ANT側に二股をつけてSGからそれなりの強さの信号を入れてやって、抑圧状態を調べられるはずだ。しかし、うちにあるSGはAM/FMの変調は乗せられるが、CWはダメだ。DSS VFOに一段アンプをつけて何とかするとか、いっそQRPP送信機を作ってしまうとかの方がよいかもしれない。
いよいよ、スペアナが欲しくなってきた。
Zoom Info
Camera
iPhone 5s
ISO
32
Aperture
f/2.2
Exposure
1/40th
Focal Length
4mm

XG3(簡易SG)で遊んでみた。

PC接続すると、XG3 Utilityを使ってSweepしたりCWやRTTYを送信できる

ANT切り換え器に突っ込んで、-33dBmでいろんなリグで聞いてみた。

まずはリファレンスになるであろうK3で、PRE AMP OFF, 250Hz 8Pole Filterだが、100kHzくらい離れてもキークリックが聞こえる。これはひどい。CWだとキークリックがかなり出ているように思える。P3で見る限りはスプリアスはそんなに出ていない。

IC-7600で
スコープFIXモードでVFOを動かしてみると、バンド中あちこちにスプリアスが出ているよう見える。しかし、P3ではそんな表示にはならない所を見ると、IC-7600のスコープの受信部はその程度のものということだろう。ATTを入れれば軽減されるかもしれない。

では、新兵器のFTDX5000で、IPO1(=PRE AMPなし)、Roofing Filter 0.3kHz。あれ? ちょっと離れると、キークリックはほとんど聞こえない。なんだこれ。こいつは凄い。IMDについては他の機種からは一段高い領域にあるように思える。
しかし、今日はXG3で何ができるかがテーマなので聞き比べは厳密には行わない。

次に、弱い信号を作ってみる。-107dBmにしても、それなりの強さで聞こえてしまうし、実際のノイズにまぎれる感じを再現したかったので、ANTはちゃんとしたものをつなぎ、使っていないANT端子に入力してみる。これで漏れとして弱い信号が聞こえるはず。しかし、-107dBmどころか-73dBmでも聞こえないので、-33dBmに写真のATTを入れて調整すると、ノイズギリギリを再現できた。
よしよし、これで、ANT側に二股をつけてSGからそれなりの強さの信号を入れてやって、抑圧状態を調べられるはずだ。しかし、うちにあるSGはAM/FMの変調は乗せられるが、CWはダメだ。DSS VFOに一段アンプをつけて何とかするとか、いっそQRPP送信機を作ってしまうとかの方がよいかもしれない。

いよいよ、スペアナが欲しくなってきた。

ひょんなことから、FTDX5000MPを入手してしまった。しかし、付属のバンドスコープSM-5000は接続ケーブルが紛失しているために、スピーカーとしてしか使えないでいる。確かに受信はよいようだし、高級感もある。操作性にはちょっと?の部分もあるのだが、良いリグだと思う。しかし、K3 + P3に慣れてしまうと、バンドスコープのないこの状態だとさっぱり使う気がしない。最初からそういう時代のリグじゃなければ、ゆっくりVFOを回すのも楽しみになるわけだけど、これは戦闘機でしょ。レーダーのない戦闘機じゃ困るんだよね。で、SM-5000が使えるようになったとしても、この性能のレーダーじゃちょっと…ということになりそうな気がする。P3を繋いでみる、SDRドングルを繋いでみるなどの方が良さそうだけど、周波数を合わせてスプリットもちゃんと表現するようにCATまで整合性を取るのはちょっと大変そう。素直に、K3 + P3使えよ…という気がするのだけど、それだとFTDX5000様の意味がなくなっちゃう。まあ、急がないでぼちぼち楽しむことにしよう。
Zoom Info
ひょんなことから、FTDX5000MPを入手してしまった。しかし、付属のバンドスコープSM-5000は接続ケーブルが紛失しているために、スピーカーとしてしか使えないでいる。確かに受信はよいようだし、高級感もある。操作性にはちょっと?の部分もあるのだが、良いリグだと思う。しかし、K3 + P3に慣れてしまうと、バンドスコープのないこの状態だとさっぱり使う気がしない。最初からそういう時代のリグじゃなければ、ゆっくりVFOを回すのも楽しみになるわけだけど、これは戦闘機でしょ。レーダーのない戦闘機じゃ困るんだよね。で、SM-5000が使えるようになったとしても、この性能のレーダーじゃちょっと…ということになりそうな気がする。P3を繋いでみる、SDRドングルを繋いでみるなどの方が良さそうだけど、周波数を合わせてスプリットもちゃんと表現するようにCATまで整合性を取るのはちょっと大変そう。素直に、K3 + P3使えよ…という気がするのだけど、それだとFTDX5000様の意味がなくなっちゃう。まあ、急がないでぼちぼち楽しむことにしよう。
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ひょんなことから、FTDX5000MPを入手してしまった。しかし、付属のバンドスコープSM-5000は接続ケーブルが紛失しているために、スピーカーとしてしか使えないでいる。確かに受信はよいようだし、高級感もある。操作性にはちょっと?の部分もあるのだが、良いリグだと思う。しかし、K3 + P3に慣れてしまうと、バンドスコープのないこの状態だとさっぱり使う気がしない。最初からそういう時代のリグじゃなければ、ゆっくりVFOを回すのも楽しみになるわけだけど、これは戦闘機でしょ。レーダーのない戦闘機じゃ困るんだよね。で、SM-5000が使えるようになったとしても、この性能のレーダーじゃちょっと…ということになりそうな気がする。P3を繋いでみる、SDRドングルを繋いでみるなどの方が良さそうだけど、周波数を合わせてスプリットもちゃんと表現するようにCATまで整合性を取るのはちょっと大変そう。素直に、K3 + P3使えよ…という気がするのだけど、それだとFTDX5000様の意味がなくなっちゃう。まあ、急がないでぼちぼち楽しむことにしよう。
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ひょんなことから、FTDX5000MPを入手してしまった。
しかし、付属のバンドスコープSM-5000は接続ケーブルが紛失しているために、スピーカーとしてしか使えないでいる。
確かに受信はよいようだし、高級感もある。操作性にはちょっと?の部分もあるのだが、良いリグだと思う。
しかし、K3 + P3に慣れてしまうと、バンドスコープのないこの状態だとさっぱり使う気がしない。最初からそういう時代のリグじゃなければ、ゆっくりVFOを回すのも楽しみになるわけだけど、これは戦闘機でしょ。レーダーのない戦闘機じゃ困るんだよね。で、SM-5000が使えるようになったとしても、この性能のレーダーじゃちょっと…ということになりそうな気がする。
P3を繋いでみる、SDRドングルを繋いでみるなどの方が良さそうだけど、周波数を合わせてスプリットもちゃんと表現するようにCATまで整合性を取るのはちょっと大変そう。
素直に、K3 + P3使えよ…という気がするのだけど、それだとFTDX5000様の意味がなくなっちゃう。
まあ、急がないでぼちぼち楽しむことにしよう。

10MHz CW聞き比べ備忘録P40R(カリブ海のAruba)が夕方の10MHz CWで聞こえたが、うちのANTではなかなかのカスカスの弱さ。しかもオンフレ。近所の局がたくさん呼んでいてどうにもならない。そうこうするうちに、Splitになったので少しは聞きやすくなったが、今度は2kHz以内に59+50dBくらいの局がたくさん出ていて、これはもう「受信機のテストしなきゃ!」

●K3
PRE AMPを入れるとさすがに少しバリバリする。目的の信号はPRE AMPオフにすれば問題ないが、気持ち影響を受けているかもしれないような音がする。PRE AMPなしでも聞こえるが、非常に弱くノイズとの分離がつらい。K3は感度高めのうるさい受信機で、ルーフィングフィルター250Hz 8Poleで近隣局の影響も減るしノイズも少し静かになり、DSPで200Hzくらいまで絞るとまあまあ。100Hzくらいまで絞ると目的信号が弱くてNG。P3で呼んでいる局の隙間も確実に見えるのが素晴らしい。Split時の差分周波数表示がされないのが弱点か。ちなみに、標準では付いていないクイックスプリット(A>B, B+2kHz, B send/A Receive, B Sub RX)のようなことはマクロで定義できてしまうので問題ない。Sub RX側のSメーターが常時表示できないのも辛いところ。

●KX3
PRE AMPを入れると気持ちバリバリ。感度低めと思っていたが、PRE AMPなしでも聞こえるし、近所の強い信号もまったく問題なし。Sub ONにしてルーフィングフィルターを3kHzくらいにしても問題がないのは凄い。このリグ、ルーフィングフィルターなしでもIMD特性がよいのはどういうこと?DSPで100Hzくらいまで絞るとノイズレス。この受信部は素晴らしい。
Splitもステレオで聴こえるので、これくらいなら十分に使えるのだが、10W機なのでフルブレークインの100Wリニアアンプが欲しくなる。
●TS-950SDX
微弱な電波ではFT-1000MPにいつも負けていたが、今回は感度的には問題なかった。バンドによるのか? 最初からPRE AMP OFFにしていたが、気持ちかぶる。
PITCHはバンドによって結構いじらないと最適化できないし、AF VBTは効くのだが中心周波数をあわせ直さないといけないケースも。
●MarkV FT-1000MP
VRF ONでプリアンプオフだが、ややかぶり気味。信号は聴きやすい。DSPのAPFもよく効く。
Splitその他操作や表示は大変使いやすい。

●K2
PRE AMP OFFのままで十分な感度があり、かぶりもない。ノイズとのバランスも良くて聴きやすい。特にDSPフィルターは入れなくても問題なし。Splitはつらい。100Wリニアアンプも欲しくなる。

●IC-7600
PRE AMP 1/2ともに入れるとバリバリ。オフにすればおおよそ問題なし。信号はしっかりと聞こえるのだが、AFの音がいかにもDSPの狭い周波数成分のため、音のコントラストがつけにくく聴きにくい。
Splitはステレオで聴けないので論外な感じ。
せっかくスペクトラムスコープがついていても、ウォーターフォールもなくてノイズと信号の区別がつかず、P3と比較すると意味がない機能とすら言える。

●IC-775DXII/200
感度はPRE AMPなしでも十分だが、Inradルーフィングフィルターを入れてあるのに、近所の強い信号を除去できない。意外な感じ。ノイズも多めの印象なのだが、今回は問題を感じなかった。
SplitはIC-7600同様にイマイチ。

●Eagle
これ、いいですよ。PRE AMP OFFで何も問題ない。300Hz ルーフィングフィルター入りなので、この切り換えで少し目的信号が弱るが、今回は問題なし。DSPも100Hzでもしっかり聞こえて素晴らしい。
Splitのことは考えてはいけない。呼ばせるリグか?

●FT-107M
断然聴きやすい。が、PRE AMPを切れず、20dB ATTを入れるしかない。信号はかなり弱くなるがそれでもノイズが少なく聴きやすい。近接の強い局に対してはATTを入れてもやや影響を感じる。CW Filterの通り抜けもある。このケースでは厳しいかった。
アナログVFOなので、今となればCWでは微妙な操作が必要。

●TS-180
ATTを入れてもTS-520並みにダメ。どうして? 何かおかしいのかもしれない。(CW Wideになっていたとか? 後で確認してみます)

まとめ
近接に強力な信号がなければ、K2, FT-107あたりが聴きやすい。
まったく問題なかったのは、聴きやすさの順でKX3、Eagle、K3の順。
でも、トータルの無線兵器(笑)としての性能なら、断然 K3 + P3。
K3、もう少し聴きやすくできないかなあ。
Zoom Info
Camera
iPhone 5s
ISO
320
Aperture
f/2.2
Exposure
1/30th
Focal Length
4mm

10MHz CW聞き比べ備忘録

P40R(カリブ海のAruba)が夕方の10MHz CWで聞こえたが、うちのANTではなかなかのカスカスの弱さ。しかもオンフレ。近所の局がたくさん呼んでいてどうにもならない。そうこうするうちに、Splitになったので少しは聞きやすくなったが、今度は2kHz以内に59+50dBくらいの局がたくさん出ていて、これはもう「受信機のテストしなきゃ!」

●K3

PRE AMPを入れるとさすがに少しバリバリする。目的の信号はPRE AMPオフにすれば問題ないが、気持ち影響を受けているかもしれないような音がする。
PRE AMPなしでも聞こえるが、非常に弱くノイズとの分離がつらい。K3は感度高めのうるさい受信機で、ルーフィングフィルター250Hz 8Poleで近隣局の影響も減るしノイズも少し静かになり、DSPで200Hzくらいまで絞るとまあまあ。100Hzくらいまで絞ると目的信号が弱くてNG。
P3で呼んでいる局の隙間も確実に見えるのが素晴らしい。Split時の差分周波数表示がされないのが弱点か。ちなみに、標準では付いていないクイックスプリット(A>B, B+2kHz, B send/A Receive, B Sub RX)のようなことはマクロで定義できてしまうので問題ない。Sub RX側のSメーターが常時表示できないのも辛いところ。

●KX3

PRE AMPを入れると気持ちバリバリ。感度低めと思っていたが、PRE AMPなしでも聞こえるし、近所の強い信号もまったく問題なし。Sub ONにしてルーフィングフィルターを3kHzくらいにしても問題がないのは凄い。このリグ、ルーフィングフィルターなしでもIMD特性がよいのはどういうこと?
DSPで100Hzくらいまで絞るとノイズレス。この受信部は素晴らしい。

Splitもステレオで聴こえるので、これくらいなら十分に使えるのだが、10W機なのでフルブレークインの100Wリニアアンプが欲しくなる。


●TS-950SDX

微弱な電波ではFT-1000MPにいつも負けていたが、今回は感度的には問題なかった。バンドによるのか? 最初からPRE AMP OFFにしていたが、気持ちかぶる。

PITCHはバンドによって結構いじらないと最適化できないし、AF VBTは効くのだが中心周波数をあわせ直さないといけないケースも。

●MarkV FT-1000MP

VRF ONでプリアンプオフだが、ややかぶり気味。信号は聴きやすい。DSPのAPFもよく効く。

Splitその他操作や表示は大変使いやすい。

●K2

PRE AMP OFFのままで十分な感度があり、かぶりもない。ノイズとのバランスも良くて聴きやすい。特にDSPフィルターは入れなくても問題なし。Splitはつらい。100Wリニアアンプも欲しくなる。

●IC-7600

PRE AMP 1/2ともに入れるとバリバリ。オフにすればおおよそ問題なし。信号はしっかりと聞こえるのだが、AFの音がいかにもDSPの狭い周波数成分のため、音のコントラストがつけにくく聴きにくい。

Splitはステレオで聴けないので論外な感じ。

せっかくスペクトラムスコープがついていても、ウォーターフォールもなくてノイズと信号の区別がつかず、P3と比較すると意味がない機能とすら言える。

●IC-775DXII/200

感度はPRE AMPなしでも十分だが、Inradルーフィングフィルターを入れてあるのに、近所の強い信号を除去できない。意外な感じ。ノイズも多めの印象なのだが、今回は問題を感じなかった。

SplitはIC-7600同様にイマイチ。

●Eagle

これ、いいですよ。PRE AMP OFFで何も問題ない。300Hz ルーフィングフィルター入りなので、この切り換えで少し目的信号が弱るが、今回は問題なし。DSPも100Hzでもしっかり聞こえて素晴らしい。

Splitのことは考えてはいけない。呼ばせるリグか?

●FT-107M

断然聴きやすい。が、PRE AMPを切れず、20dB ATTを入れるしかない。信号はかなり弱くなるがそれでもノイズが少なく聴きやすい。近接の強い局に対してはATTを入れてもやや影響を感じる。CW Filterの通り抜けもある。このケースでは厳しいかった。

アナログVFOなので、今となればCWでは微妙な操作が必要。

●TS-180

ATTを入れてもTS-520並みにダメ。どうして? 何かおかしいのかもしれない。(CW Wideになっていたとか? 後で確認してみます)

まとめ

近接に強力な信号がなければ、K2, FT-107あたりが聴きやすい。

まったく問題なかったのは、聴きやすさの順でKX3、Eagle、K3の順。

でも、トータルの無線兵器(笑)としての性能なら、断然 K3 + P3。

K3、もう少し聴きやすくできないかなあ。

TS-130Vが到着。
アナログVFOの無線機ながらコンパクトでWARCバンドにも出られるのがポイント。たいした機能はついていないが、ふつうに使うには十分でしょう。と思って落札した。
英語のマニュアルとサービスマニュアルのコピーつき。
外見はまあきれいな方。
NARスイッチを押すとSSBでもCWでも音がしなくなるので、オプションフィルターはなし。
Sメーターが4くらい振りっぱなし。
デジタルとアナログで10kHzくらいずれている感じ。
バンドスイッチが接触不良。
状態はそれほど悪くない。

周波数を合わせてから、箱を開けて、バンドスイッチなどを洗浄。
キャリアポイントなど周波数関係を一通り調整、トリマーやVRに問題なく調整完了。
VFO位置は下側にあるジョイントをヘキサゴンレンチで緩めて合わせるが、締めるともとに戻ってしまうクセがついている。締めすぎないように合わせたものの、回してみると平気で3kHz程度のずれがある。デジタル表示があるからVFOの直線性はまあいいかということなのか。
Sメーターの調整、IFのトランス調整等も一通り完了。
CWもSSBも問題なく、全バンド10W出ます。
つまみをお風呂に入れて、外側もキレイにして、仕上げはシリコンスプレイ。調子良く動きます。キレイになりました。小さい無線機は可愛くていい感じ。うちにある小さな兄弟たちとご対面。
FT-7Bはでかくてダイヤルの照明がキレイ。出力も50W。でも、CW Filterなし。WARCなし。AGCはスロー。CWには向かない。HW-9はWARC付きのQRP機。これらの中ではそんなにコンパクトというわけでもないが、中を開けるとトランスがたくさんあったりしてほんわかする。K2は一番コンパクトだけど、バッテリー内蔵だし、WARCバンドももちろん内蔵、CWもちゃんとできるどころかものすごく性能が良い。VFOもDDSで実用的。でも可愛い機械でアナログVFOというのが好きなんだよなあ。
TS-130はFT-7よりはコンパクト。HW-9より一回り大きい。中身を考えれば、がんばっているだろう。
ダイヤルを回していったときの「だいたいこの辺」感はFT-7Bが良い。でも、CW向きじゃないのが残念。AGCを速くして、CW Filter内蔵に改造したらよいかも。そのうち考えてみよう、
TS-130にもCW Filterが欲しい…。TS-180あたりから抜いちゃおうかな。
Zoom Info
TS-130Vが到着。
アナログVFOの無線機ながらコンパクトでWARCバンドにも出られるのがポイント。たいした機能はついていないが、ふつうに使うには十分でしょう。と思って落札した。
英語のマニュアルとサービスマニュアルのコピーつき。
外見はまあきれいな方。
NARスイッチを押すとSSBでもCWでも音がしなくなるので、オプションフィルターはなし。
Sメーターが4くらい振りっぱなし。
デジタルとアナログで10kHzくらいずれている感じ。
バンドスイッチが接触不良。
状態はそれほど悪くない。

周波数を合わせてから、箱を開けて、バンドスイッチなどを洗浄。
キャリアポイントなど周波数関係を一通り調整、トリマーやVRに問題なく調整完了。
VFO位置は下側にあるジョイントをヘキサゴンレンチで緩めて合わせるが、締めるともとに戻ってしまうクセがついている。締めすぎないように合わせたものの、回してみると平気で3kHz程度のずれがある。デジタル表示があるからVFOの直線性はまあいいかということなのか。
Sメーターの調整、IFのトランス調整等も一通り完了。
CWもSSBも問題なく、全バンド10W出ます。
つまみをお風呂に入れて、外側もキレイにして、仕上げはシリコンスプレイ。調子良く動きます。キレイになりました。小さい無線機は可愛くていい感じ。うちにある小さな兄弟たちとご対面。
FT-7Bはでかくてダイヤルの照明がキレイ。出力も50W。でも、CW Filterなし。WARCなし。AGCはスロー。CWには向かない。HW-9はWARC付きのQRP機。これらの中ではそんなにコンパクトというわけでもないが、中を開けるとトランスがたくさんあったりしてほんわかする。K2は一番コンパクトだけど、バッテリー内蔵だし、WARCバンドももちろん内蔵、CWもちゃんとできるどころかものすごく性能が良い。VFOもDDSで実用的。でも可愛い機械でアナログVFOというのが好きなんだよなあ。
TS-130はFT-7よりはコンパクト。HW-9より一回り大きい。中身を考えれば、がんばっているだろう。
ダイヤルを回していったときの「だいたいこの辺」感はFT-7Bが良い。でも、CW向きじゃないのが残念。AGCを速くして、CW Filter内蔵に改造したらよいかも。そのうち考えてみよう、
TS-130にもCW Filterが欲しい…。TS-180あたりから抜いちゃおうかな。
Zoom Info
TS-130Vが到着。
アナログVFOの無線機ながらコンパクトでWARCバンドにも出られるのがポイント。たいした機能はついていないが、ふつうに使うには十分でしょう。と思って落札した。
英語のマニュアルとサービスマニュアルのコピーつき。
外見はまあきれいな方。
NARスイッチを押すとSSBでもCWでも音がしなくなるので、オプションフィルターはなし。
Sメーターが4くらい振りっぱなし。
デジタルとアナログで10kHzくらいずれている感じ。
バンドスイッチが接触不良。
状態はそれほど悪くない。

周波数を合わせてから、箱を開けて、バンドスイッチなどを洗浄。
キャリアポイントなど周波数関係を一通り調整、トリマーやVRに問題なく調整完了。
VFO位置は下側にあるジョイントをヘキサゴンレンチで緩めて合わせるが、締めるともとに戻ってしまうクセがついている。締めすぎないように合わせたものの、回してみると平気で3kHz程度のずれがある。デジタル表示があるからVFOの直線性はまあいいかということなのか。
Sメーターの調整、IFのトランス調整等も一通り完了。
CWもSSBも問題なく、全バンド10W出ます。
つまみをお風呂に入れて、外側もキレイにして、仕上げはシリコンスプレイ。調子良く動きます。キレイになりました。小さい無線機は可愛くていい感じ。うちにある小さな兄弟たちとご対面。
FT-7Bはでかくてダイヤルの照明がキレイ。出力も50W。でも、CW Filterなし。WARCなし。AGCはスロー。CWには向かない。HW-9はWARC付きのQRP機。これらの中ではそんなにコンパクトというわけでもないが、中を開けるとトランスがたくさんあったりしてほんわかする。K2は一番コンパクトだけど、バッテリー内蔵だし、WARCバンドももちろん内蔵、CWもちゃんとできるどころかものすごく性能が良い。VFOもDDSで実用的。でも可愛い機械でアナログVFOというのが好きなんだよなあ。
TS-130はFT-7よりはコンパクト。HW-9より一回り大きい。中身を考えれば、がんばっているだろう。
ダイヤルを回していったときの「だいたいこの辺」感はFT-7Bが良い。でも、CW向きじゃないのが残念。AGCを速くして、CW Filter内蔵に改造したらよいかも。そのうち考えてみよう、
TS-130にもCW Filterが欲しい…。TS-180あたりから抜いちゃおうかな。
Zoom Info
TS-130Vが到着。
アナログVFOの無線機ながらコンパクトでWARCバンドにも出られるのがポイント。たいした機能はついていないが、ふつうに使うには十分でしょう。と思って落札した。
英語のマニュアルとサービスマニュアルのコピーつき。
外見はまあきれいな方。
NARスイッチを押すとSSBでもCWでも音がしなくなるので、オプションフィルターはなし。
Sメーターが4くらい振りっぱなし。
デジタルとアナログで10kHzくらいずれている感じ。
バンドスイッチが接触不良。
状態はそれほど悪くない。

周波数を合わせてから、箱を開けて、バンドスイッチなどを洗浄。
キャリアポイントなど周波数関係を一通り調整、トリマーやVRに問題なく調整完了。
VFO位置は下側にあるジョイントをヘキサゴンレンチで緩めて合わせるが、締めるともとに戻ってしまうクセがついている。締めすぎないように合わせたものの、回してみると平気で3kHz程度のずれがある。デジタル表示があるからVFOの直線性はまあいいかということなのか。
Sメーターの調整、IFのトランス調整等も一通り完了。
CWもSSBも問題なく、全バンド10W出ます。
つまみをお風呂に入れて、外側もキレイにして、仕上げはシリコンスプレイ。調子良く動きます。キレイになりました。小さい無線機は可愛くていい感じ。うちにある小さな兄弟たちとご対面。
FT-7Bはでかくてダイヤルの照明がキレイ。出力も50W。でも、CW Filterなし。WARCなし。AGCはスロー。CWには向かない。HW-9はWARC付きのQRP機。これらの中ではそんなにコンパクトというわけでもないが、中を開けるとトランスがたくさんあったりしてほんわかする。K2は一番コンパクトだけど、バッテリー内蔵だし、WARCバンドももちろん内蔵、CWもちゃんとできるどころかものすごく性能が良い。VFOもDDSで実用的。でも可愛い機械でアナログVFOというのが好きなんだよなあ。
TS-130はFT-7よりはコンパクト。HW-9より一回り大きい。中身を考えれば、がんばっているだろう。
ダイヤルを回していったときの「だいたいこの辺」感はFT-7Bが良い。でも、CW向きじゃないのが残念。AGCを速くして、CW Filter内蔵に改造したらよいかも。そのうち考えてみよう、
TS-130にもCW Filterが欲しい…。TS-180あたりから抜いちゃおうかな。
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TS-130Vが到着。

アナログVFOの無線機ながらコンパクトでWARCバンドにも出られるのがポイント。たいした機能はついていないが、ふつうに使うには十分でしょう。と思って落札した。

英語のマニュアルとサービスマニュアルのコピーつき。

外見はまあきれいな方。

NARスイッチを押すとSSBでもCWでも音がしなくなるので、オプションフィルターはなし。

Sメーターが4くらい振りっぱなし。

デジタルとアナログで10kHzくらいずれている感じ。

バンドスイッチが接触不良。

状態はそれほど悪くない。

周波数を合わせてから、箱を開けて、バンドスイッチなどを洗浄。

キャリアポイントなど周波数関係を一通り調整、トリマーやVRに問題なく調整完了。

VFO位置は下側にあるジョイントをヘキサゴンレンチで緩めて合わせるが、締めるともとに戻ってしまうクセがついている。締めすぎないように合わせたものの、回してみると平気で3kHz程度のずれがある。デジタル表示があるからVFOの直線性はまあいいかということなのか。

Sメーターの調整、IFのトランス調整等も一通り完了。

CWもSSBも問題なく、全バンド10W出ます。

つまみをお風呂に入れて、外側もキレイにして、仕上げはシリコンスプレイ。
調子良く動きます。キレイになりました。小さい無線機は可愛くていい感じ。うちにある小さな兄弟たちとご対面。

FT-7Bはでかくてダイヤルの照明がキレイ。出力も50W。でも、CW Filterなし。WARCなし。AGCはスロー。CWには向かない。
HW-9はWARC付きのQRP機。これらの中ではそんなにコンパクトというわけでもないが、中を開けるとトランスがたくさんあったりしてほんわかする。
K2は一番コンパクトだけど、バッテリー内蔵だし、WARCバンドももちろん内蔵、CWもちゃんとできるどころかものすごく性能が良い。VFOもDDSで実用的。でも可愛い機械でアナログVFOというのが好きなんだよなあ。

TS-130はFT-7よりはコンパクト。HW-9より一回り大きい。中身を考えれば、がんばっているだろう。

ダイヤルを回していったときの「だいたいこの辺」感はFT-7Bが良い。でも、CW向きじゃないのが残念。AGCを速くして、CW Filter内蔵に改造したらよいかも。そのうち考えてみよう、

TS-130にもCW Filterが欲しい…。TS-180あたりから抜いちゃおうかな。

今日は、とっても弱い電波だって見えるという話です。
と言っても、どこぞのシミュレーターでARではなく、アマチュア無線でのバンドスコープとかパナスコープとかスペクトラムスコープとか言われるものの話です。
ボクはこの手のものを割と最近になって使うようなりました。最初は  Elecraft KX3 のI/Q端子からパソコンのSDRアプリケーションで見るというもの。これはこれで面白かったのですが、KX3はダイレクトコンバージョンなので、受信している中心付近にキャリアが表示されて調子良くありません。また、いちいちPCを繋がないといけないのも面倒でしたので、ちょっと使ったら飽きてしまいました。
次に入手したのはFlex RadioのFLEX-3000というSDRの無線機で、これはつまみの一つもついていない弁当箱みたいなものです。パソコンを繋げて使うのが前提なので、面倒だとか言っていられません。この無線機はすべてをパソコンで扱うので、新しい可能性を感じられましたし、元々IMD特性なども良好で素晴らしい性能でした。
その次に入手したのは、ICOM IC-7600です。これのスコープは、YAESUあたりと比較すると速度的には良いようなのですが、それでも付いていないよりはよいかという程度です。何せ荒いですし、ウォーターフォールがありません。ウォーターフォールとは、受信強度によって色付けされたその時点のバンドの状況がそのままスクロールダウンしていくものです。したがって、時系列での変化が見られるので、単なるノイズなのか信号なのか、意味のありそうな電信の符号なのかなども解像度次第で知ることができます。
一番最近入手したのが、Elecraft K3 用のP3です。これは、今までのものより解像度がずっと高く、速度もずっと速く、また実運用のための操作性にも優れていました。

ところで、そんなスコープがあったところで、ノイズまみれの微弱な信号なんか見えないんだから、やはりダイヤルでゆっくりとスイープした方が良いんじゃないかと思っていました。
ところが、P3を使ってみると、ノイズレベルの信号も見えるのです。
1番目の画像は、P3で6kHz幅で表示したものです。緑色は受信しているDSPフィルターの幅です。ここでは400kHz 8poleのルーフィングフィルターに400kHzのDSPとしています。この幅の下のウォーターフォール部分を見ると、縦に青い線が見えます。これが信号です。白っぽくなっているのは信号が少し強かったときです。S0のあたりのギザギサな波形がノイズですので、この信号はノイズレベルギリギリであることが分かりますね。CWで言うなら、419という感じです。リファレンスが-137dBmとあるように、ホントに微弱な電波です。
2番目の画像は、P3での最小幅の2kHz幅で表示したものです。400Hz幅の中に、呼ばれる側と呼ぶ側が入っていて、ちょうどダブって送信していることまで分かります。これもノイズレベルギリギリです。

3番目の画像は、FLEX-3000 + PowerSDRでの最小幅の4kHz幅で表示したものです。フィルターは250Hz幅です。P3に比較すると精細さはありませんが、ノイズレベルぎりぎりの信号もちゃんと見えます。

4番目は、IC-7600での最小幅 5kHzでの画面です。フィルターは250Hz幅ですが、画面には範囲表示がされません。さらに、ウォーターフォールがないのて、ノイズなのか信号なのかさっぱり分かりません。解像度も荒いです。これでは、ダイヤルを回してスイープしていかないと、弱い信号は見つけることができません。
次に、表示幅を広げてみます。
5: P3 20kHz幅
6: P3 60kHz幅
7: FLEX-3000 + PowerSDR 60kHz幅
ウォーターフォールを見ると、バンド内にはたくさんの信号があって、暗いのは弱い信号、明るいのは強い信号です。連続した線はスプリアスか何かのキャリア等、点で繋がっているのが電信です。PowerSDRだと電信であることはちょっと分かりません。60kHz幅にしても、いずれもちゃんと信号があるところが見えます。
最後におまけでIC-7600の50kHz幅の画面です。やはり強い信号がどこにあるか程度、しかも丸く見えてしまい、まったくスコープの美点が生かせていません。
ICOMではウォーターフォール機能を追加しています。ソフトウェアですからバージョンアップが可能なのです。ただし、高級機のIC-7800から始まり、IC-7700にも載りましたが、廉価版のIC-7600には現状ではアナウンスがありません。ICOMフェアでも載せる予定はないと明言していました。現在主流からはずれてきたアップコンバージョンの無線機ラインナップしかないICOMですが、高級機にはソフトの追加でお茶を濁してきました。廉価版とは言え、IC-7600もライバルに比較すると性能面、機能面で劣ってきていますので、ウォーターフォールくらは載せてほしいですね。
それにしても、P3の解像度と速度は素晴らしいです。
ノイズレベルに合わせてウォーターフォールの色を変えるのもダイヤルで操作できます。とても弱い信号も、これで表示することができます。レベルもS表示もdB表示もできます。スプリットのときには2つの幅表示がされます。1VFOで使っていても、ラジオのアナログダイヤルのような感覚で周波数が見え、信号が見えるので、デジタル表示だけのリグに比べると、大変に分かりやすいのです。
バンドスコープがあれば、とりあえず「どれくらい多くの電波が」「どこに」「どれくらいの強さで」あるいは「パイルアップになって」出ているかが見えます。一度に聞くことはできませんが、ダイヤルを回して見えている信号に合わせて聞いて行けば、素早くチェックできます。聞き逃したものも、「あの辺に出ていた」と覚えられるので、待ち伏せすることも可能です。

個人的には、アマチュア無線の醍醐味は、VFOダイヤルをゆっくりスイープして微弱なDXの信号を見つけることだと思っていましたので、「こんな反則技みたいなことして何が楽しいの?」とも思いましたが、これはこれで面白いです。
人生の残り時間もだんだんと少なくなってきたので、時間の有効活用にもなります Hi。
Zoom Info
今日は、とっても弱い電波だって見えるという話です。
と言っても、どこぞのシミュレーターでARではなく、アマチュア無線でのバンドスコープとかパナスコープとかスペクトラムスコープとか言われるものの話です。
ボクはこの手のものを割と最近になって使うようなりました。最初は  Elecraft KX3 のI/Q端子からパソコンのSDRアプリケーションで見るというもの。これはこれで面白かったのですが、KX3はダイレクトコンバージョンなので、受信している中心付近にキャリアが表示されて調子良くありません。また、いちいちPCを繋がないといけないのも面倒でしたので、ちょっと使ったら飽きてしまいました。
次に入手したのはFlex RadioのFLEX-3000というSDRの無線機で、これはつまみの一つもついていない弁当箱みたいなものです。パソコンを繋げて使うのが前提なので、面倒だとか言っていられません。この無線機はすべてをパソコンで扱うので、新しい可能性を感じられましたし、元々IMD特性なども良好で素晴らしい性能でした。
その次に入手したのは、ICOM IC-7600です。これのスコープは、YAESUあたりと比較すると速度的には良いようなのですが、それでも付いていないよりはよいかという程度です。何せ荒いですし、ウォーターフォールがありません。ウォーターフォールとは、受信強度によって色付けされたその時点のバンドの状況がそのままスクロールダウンしていくものです。したがって、時系列での変化が見られるので、単なるノイズなのか信号なのか、意味のありそうな電信の符号なのかなども解像度次第で知ることができます。
一番最近入手したのが、Elecraft K3 用のP3です。これは、今までのものより解像度がずっと高く、速度もずっと速く、また実運用のための操作性にも優れていました。

ところで、そんなスコープがあったところで、ノイズまみれの微弱な信号なんか見えないんだから、やはりダイヤルでゆっくりとスイープした方が良いんじゃないかと思っていました。
ところが、P3を使ってみると、ノイズレベルの信号も見えるのです。
1番目の画像は、P3で6kHz幅で表示したものです。緑色は受信しているDSPフィルターの幅です。ここでは400kHz 8poleのルーフィングフィルターに400kHzのDSPとしています。この幅の下のウォーターフォール部分を見ると、縦に青い線が見えます。これが信号です。白っぽくなっているのは信号が少し強かったときです。S0のあたりのギザギサな波形がノイズですので、この信号はノイズレベルギリギリであることが分かりますね。CWで言うなら、419という感じです。リファレンスが-137dBmとあるように、ホントに微弱な電波です。
2番目の画像は、P3での最小幅の2kHz幅で表示したものです。400Hz幅の中に、呼ばれる側と呼ぶ側が入っていて、ちょうどダブって送信していることまで分かります。これもノイズレベルギリギリです。

3番目の画像は、FLEX-3000 + PowerSDRでの最小幅の4kHz幅で表示したものです。フィルターは250Hz幅です。P3に比較すると精細さはありませんが、ノイズレベルぎりぎりの信号もちゃんと見えます。

4番目は、IC-7600での最小幅 5kHzでの画面です。フィルターは250Hz幅ですが、画面には範囲表示がされません。さらに、ウォーターフォールがないのて、ノイズなのか信号なのかさっぱり分かりません。解像度も荒いです。これでは、ダイヤルを回してスイープしていかないと、弱い信号は見つけることができません。
次に、表示幅を広げてみます。
5: P3 20kHz幅
6: P3 60kHz幅
7: FLEX-3000 + PowerSDR 60kHz幅
ウォーターフォールを見ると、バンド内にはたくさんの信号があって、暗いのは弱い信号、明るいのは強い信号です。連続した線はスプリアスか何かのキャリア等、点で繋がっているのが電信です。PowerSDRだと電信であることはちょっと分かりません。60kHz幅にしても、いずれもちゃんと信号があるところが見えます。
最後におまけでIC-7600の50kHz幅の画面です。やはり強い信号がどこにあるか程度、しかも丸く見えてしまい、まったくスコープの美点が生かせていません。
ICOMではウォーターフォール機能を追加しています。ソフトウェアですからバージョンアップが可能なのです。ただし、高級機のIC-7800から始まり、IC-7700にも載りましたが、廉価版のIC-7600には現状ではアナウンスがありません。ICOMフェアでも載せる予定はないと明言していました。現在主流からはずれてきたアップコンバージョンの無線機ラインナップしかないICOMですが、高級機にはソフトの追加でお茶を濁してきました。廉価版とは言え、IC-7600もライバルに比較すると性能面、機能面で劣ってきていますので、ウォーターフォールくらは載せてほしいですね。
それにしても、P3の解像度と速度は素晴らしいです。
ノイズレベルに合わせてウォーターフォールの色を変えるのもダイヤルで操作できます。とても弱い信号も、これで表示することができます。レベルもS表示もdB表示もできます。スプリットのときには2つの幅表示がされます。1VFOで使っていても、ラジオのアナログダイヤルのような感覚で周波数が見え、信号が見えるので、デジタル表示だけのリグに比べると、大変に分かりやすいのです。
バンドスコープがあれば、とりあえず「どれくらい多くの電波が」「どこに」「どれくらいの強さで」あるいは「パイルアップになって」出ているかが見えます。一度に聞くことはできませんが、ダイヤルを回して見えている信号に合わせて聞いて行けば、素早くチェックできます。聞き逃したものも、「あの辺に出ていた」と覚えられるので、待ち伏せすることも可能です。

個人的には、アマチュア無線の醍醐味は、VFOダイヤルをゆっくりスイープして微弱なDXの信号を見つけることだと思っていましたので、「こんな反則技みたいなことして何が楽しいの?」とも思いましたが、これはこれで面白いです。
人生の残り時間もだんだんと少なくなってきたので、時間の有効活用にもなります Hi。
Zoom Info
今日は、とっても弱い電波だって見えるという話です。
と言っても、どこぞのシミュレーターでARではなく、アマチュア無線でのバンドスコープとかパナスコープとかスペクトラムスコープとか言われるものの話です。
ボクはこの手のものを割と最近になって使うようなりました。最初は  Elecraft KX3 のI/Q端子からパソコンのSDRアプリケーションで見るというもの。これはこれで面白かったのですが、KX3はダイレクトコンバージョンなので、受信している中心付近にキャリアが表示されて調子良くありません。また、いちいちPCを繋がないといけないのも面倒でしたので、ちょっと使ったら飽きてしまいました。
次に入手したのはFlex RadioのFLEX-3000というSDRの無線機で、これはつまみの一つもついていない弁当箱みたいなものです。パソコンを繋げて使うのが前提なので、面倒だとか言っていられません。この無線機はすべてをパソコンで扱うので、新しい可能性を感じられましたし、元々IMD特性なども良好で素晴らしい性能でした。
その次に入手したのは、ICOM IC-7600です。これのスコープは、YAESUあたりと比較すると速度的には良いようなのですが、それでも付いていないよりはよいかという程度です。何せ荒いですし、ウォーターフォールがありません。ウォーターフォールとは、受信強度によって色付けされたその時点のバンドの状況がそのままスクロールダウンしていくものです。したがって、時系列での変化が見られるので、単なるノイズなのか信号なのか、意味のありそうな電信の符号なのかなども解像度次第で知ることができます。
一番最近入手したのが、Elecraft K3 用のP3です。これは、今までのものより解像度がずっと高く、速度もずっと速く、また実運用のための操作性にも優れていました。

ところで、そんなスコープがあったところで、ノイズまみれの微弱な信号なんか見えないんだから、やはりダイヤルでゆっくりとスイープした方が良いんじゃないかと思っていました。
ところが、P3を使ってみると、ノイズレベルの信号も見えるのです。
1番目の画像は、P3で6kHz幅で表示したものです。緑色は受信しているDSPフィルターの幅です。ここでは400kHz 8poleのルーフィングフィルターに400kHzのDSPとしています。この幅の下のウォーターフォール部分を見ると、縦に青い線が見えます。これが信号です。白っぽくなっているのは信号が少し強かったときです。S0のあたりのギザギサな波形がノイズですので、この信号はノイズレベルギリギリであることが分かりますね。CWで言うなら、419という感じです。リファレンスが-137dBmとあるように、ホントに微弱な電波です。
2番目の画像は、P3での最小幅の2kHz幅で表示したものです。400Hz幅の中に、呼ばれる側と呼ぶ側が入っていて、ちょうどダブって送信していることまで分かります。これもノイズレベルギリギリです。

3番目の画像は、FLEX-3000 + PowerSDRでの最小幅の4kHz幅で表示したものです。フィルターは250Hz幅です。P3に比較すると精細さはありませんが、ノイズレベルぎりぎりの信号もちゃんと見えます。

4番目は、IC-7600での最小幅 5kHzでの画面です。フィルターは250Hz幅ですが、画面には範囲表示がされません。さらに、ウォーターフォールがないのて、ノイズなのか信号なのかさっぱり分かりません。解像度も荒いです。これでは、ダイヤルを回してスイープしていかないと、弱い信号は見つけることができません。
次に、表示幅を広げてみます。
5: P3 20kHz幅
6: P3 60kHz幅
7: FLEX-3000 + PowerSDR 60kHz幅
ウォーターフォールを見ると、バンド内にはたくさんの信号があって、暗いのは弱い信号、明るいのは強い信号です。連続した線はスプリアスか何かのキャリア等、点で繋がっているのが電信です。PowerSDRだと電信であることはちょっと分かりません。60kHz幅にしても、いずれもちゃんと信号があるところが見えます。
最後におまけでIC-7600の50kHz幅の画面です。やはり強い信号がどこにあるか程度、しかも丸く見えてしまい、まったくスコープの美点が生かせていません。
ICOMではウォーターフォール機能を追加しています。ソフトウェアですからバージョンアップが可能なのです。ただし、高級機のIC-7800から始まり、IC-7700にも載りましたが、廉価版のIC-7600には現状ではアナウンスがありません。ICOMフェアでも載せる予定はないと明言していました。現在主流からはずれてきたアップコンバージョンの無線機ラインナップしかないICOMですが、高級機にはソフトの追加でお茶を濁してきました。廉価版とは言え、IC-7600もライバルに比較すると性能面、機能面で劣ってきていますので、ウォーターフォールくらは載せてほしいですね。
それにしても、P3の解像度と速度は素晴らしいです。
ノイズレベルに合わせてウォーターフォールの色を変えるのもダイヤルで操作できます。とても弱い信号も、これで表示することができます。レベルもS表示もdB表示もできます。スプリットのときには2つの幅表示がされます。1VFOで使っていても、ラジオのアナログダイヤルのような感覚で周波数が見え、信号が見えるので、デジタル表示だけのリグに比べると、大変に分かりやすいのです。
バンドスコープがあれば、とりあえず「どれくらい多くの電波が」「どこに」「どれくらいの強さで」あるいは「パイルアップになって」出ているかが見えます。一度に聞くことはできませんが、ダイヤルを回して見えている信号に合わせて聞いて行けば、素早くチェックできます。聞き逃したものも、「あの辺に出ていた」と覚えられるので、待ち伏せすることも可能です。

個人的には、アマチュア無線の醍醐味は、VFOダイヤルをゆっくりスイープして微弱なDXの信号を見つけることだと思っていましたので、「こんな反則技みたいなことして何が楽しいの?」とも思いましたが、これはこれで面白いです。
人生の残り時間もだんだんと少なくなってきたので、時間の有効活用にもなります Hi。
Zoom Info
今日は、とっても弱い電波だって見えるという話です。
と言っても、どこぞのシミュレーターでARではなく、アマチュア無線でのバンドスコープとかパナスコープとかスペクトラムスコープとか言われるものの話です。
ボクはこの手のものを割と最近になって使うようなりました。最初は  Elecraft KX3 のI/Q端子からパソコンのSDRアプリケーションで見るというもの。これはこれで面白かったのですが、KX3はダイレクトコンバージョンなので、受信している中心付近にキャリアが表示されて調子良くありません。また、いちいちPCを繋がないといけないのも面倒でしたので、ちょっと使ったら飽きてしまいました。
次に入手したのはFlex RadioのFLEX-3000というSDRの無線機で、これはつまみの一つもついていない弁当箱みたいなものです。パソコンを繋げて使うのが前提なので、面倒だとか言っていられません。この無線機はすべてをパソコンで扱うので、新しい可能性を感じられましたし、元々IMD特性なども良好で素晴らしい性能でした。
その次に入手したのは、ICOM IC-7600です。これのスコープは、YAESUあたりと比較すると速度的には良いようなのですが、それでも付いていないよりはよいかという程度です。何せ荒いですし、ウォーターフォールがありません。ウォーターフォールとは、受信強度によって色付けされたその時点のバンドの状況がそのままスクロールダウンしていくものです。したがって、時系列での変化が見られるので、単なるノイズなのか信号なのか、意味のありそうな電信の符号なのかなども解像度次第で知ることができます。
一番最近入手したのが、Elecraft K3 用のP3です。これは、今までのものより解像度がずっと高く、速度もずっと速く、また実運用のための操作性にも優れていました。

ところで、そんなスコープがあったところで、ノイズまみれの微弱な信号なんか見えないんだから、やはりダイヤルでゆっくりとスイープした方が良いんじゃないかと思っていました。
ところが、P3を使ってみると、ノイズレベルの信号も見えるのです。
1番目の画像は、P3で6kHz幅で表示したものです。緑色は受信しているDSPフィルターの幅です。ここでは400kHz 8poleのルーフィングフィルターに400kHzのDSPとしています。この幅の下のウォーターフォール部分を見ると、縦に青い線が見えます。これが信号です。白っぽくなっているのは信号が少し強かったときです。S0のあたりのギザギサな波形がノイズですので、この信号はノイズレベルギリギリであることが分かりますね。CWで言うなら、419という感じです。リファレンスが-137dBmとあるように、ホントに微弱な電波です。
2番目の画像は、P3での最小幅の2kHz幅で表示したものです。400Hz幅の中に、呼ばれる側と呼ぶ側が入っていて、ちょうどダブって送信していることまで分かります。これもノイズレベルギリギリです。

3番目の画像は、FLEX-3000 + PowerSDRでの最小幅の4kHz幅で表示したものです。フィルターは250Hz幅です。P3に比較すると精細さはありませんが、ノイズレベルぎりぎりの信号もちゃんと見えます。

4番目は、IC-7600での最小幅 5kHzでの画面です。フィルターは250Hz幅ですが、画面には範囲表示がされません。さらに、ウォーターフォールがないのて、ノイズなのか信号なのかさっぱり分かりません。解像度も荒いです。これでは、ダイヤルを回してスイープしていかないと、弱い信号は見つけることができません。
次に、表示幅を広げてみます。
5: P3 20kHz幅
6: P3 60kHz幅
7: FLEX-3000 + PowerSDR 60kHz幅
ウォーターフォールを見ると、バンド内にはたくさんの信号があって、暗いのは弱い信号、明るいのは強い信号です。連続した線はスプリアスか何かのキャリア等、点で繋がっているのが電信です。PowerSDRだと電信であることはちょっと分かりません。60kHz幅にしても、いずれもちゃんと信号があるところが見えます。
最後におまけでIC-7600の50kHz幅の画面です。やはり強い信号がどこにあるか程度、しかも丸く見えてしまい、まったくスコープの美点が生かせていません。
ICOMではウォーターフォール機能を追加しています。ソフトウェアですからバージョンアップが可能なのです。ただし、高級機のIC-7800から始まり、IC-7700にも載りましたが、廉価版のIC-7600には現状ではアナウンスがありません。ICOMフェアでも載せる予定はないと明言していました。現在主流からはずれてきたアップコンバージョンの無線機ラインナップしかないICOMですが、高級機にはソフトの追加でお茶を濁してきました。廉価版とは言え、IC-7600もライバルに比較すると性能面、機能面で劣ってきていますので、ウォーターフォールくらは載せてほしいですね。
それにしても、P3の解像度と速度は素晴らしいです。
ノイズレベルに合わせてウォーターフォールの色を変えるのもダイヤルで操作できます。とても弱い信号も、これで表示することができます。レベルもS表示もdB表示もできます。スプリットのときには2つの幅表示がされます。1VFOで使っていても、ラジオのアナログダイヤルのような感覚で周波数が見え、信号が見えるので、デジタル表示だけのリグに比べると、大変に分かりやすいのです。
バンドスコープがあれば、とりあえず「どれくらい多くの電波が」「どこに」「どれくらいの強さで」あるいは「パイルアップになって」出ているかが見えます。一度に聞くことはできませんが、ダイヤルを回して見えている信号に合わせて聞いて行けば、素早くチェックできます。聞き逃したものも、「あの辺に出ていた」と覚えられるので、待ち伏せすることも可能です。

個人的には、アマチュア無線の醍醐味は、VFOダイヤルをゆっくりスイープして微弱なDXの信号を見つけることだと思っていましたので、「こんな反則技みたいなことして何が楽しいの?」とも思いましたが、これはこれで面白いです。
人生の残り時間もだんだんと少なくなってきたので、時間の有効活用にもなります Hi。
Zoom Info
今日は、とっても弱い電波だって見えるという話です。
と言っても、どこぞのシミュレーターでARではなく、アマチュア無線でのバンドスコープとかパナスコープとかスペクトラムスコープとか言われるものの話です。
ボクはこの手のものを割と最近になって使うようなりました。最初は  Elecraft KX3 のI/Q端子からパソコンのSDRアプリケーションで見るというもの。これはこれで面白かったのですが、KX3はダイレクトコンバージョンなので、受信している中心付近にキャリアが表示されて調子良くありません。また、いちいちPCを繋がないといけないのも面倒でしたので、ちょっと使ったら飽きてしまいました。
次に入手したのはFlex RadioのFLEX-3000というSDRの無線機で、これはつまみの一つもついていない弁当箱みたいなものです。パソコンを繋げて使うのが前提なので、面倒だとか言っていられません。この無線機はすべてをパソコンで扱うので、新しい可能性を感じられましたし、元々IMD特性なども良好で素晴らしい性能でした。
その次に入手したのは、ICOM IC-7600です。これのスコープは、YAESUあたりと比較すると速度的には良いようなのですが、それでも付いていないよりはよいかという程度です。何せ荒いですし、ウォーターフォールがありません。ウォーターフォールとは、受信強度によって色付けされたその時点のバンドの状況がそのままスクロールダウンしていくものです。したがって、時系列での変化が見られるので、単なるノイズなのか信号なのか、意味のありそうな電信の符号なのかなども解像度次第で知ることができます。
一番最近入手したのが、Elecraft K3 用のP3です。これは、今までのものより解像度がずっと高く、速度もずっと速く、また実運用のための操作性にも優れていました。

ところで、そんなスコープがあったところで、ノイズまみれの微弱な信号なんか見えないんだから、やはりダイヤルでゆっくりとスイープした方が良いんじゃないかと思っていました。
ところが、P3を使ってみると、ノイズレベルの信号も見えるのです。
1番目の画像は、P3で6kHz幅で表示したものです。緑色は受信しているDSPフィルターの幅です。ここでは400kHz 8poleのルーフィングフィルターに400kHzのDSPとしています。この幅の下のウォーターフォール部分を見ると、縦に青い線が見えます。これが信号です。白っぽくなっているのは信号が少し強かったときです。S0のあたりのギザギサな波形がノイズですので、この信号はノイズレベルギリギリであることが分かりますね。CWで言うなら、419という感じです。リファレンスが-137dBmとあるように、ホントに微弱な電波です。
2番目の画像は、P3での最小幅の2kHz幅で表示したものです。400Hz幅の中に、呼ばれる側と呼ぶ側が入っていて、ちょうどダブって送信していることまで分かります。これもノイズレベルギリギリです。

3番目の画像は、FLEX-3000 + PowerSDRでの最小幅の4kHz幅で表示したものです。フィルターは250Hz幅です。P3に比較すると精細さはありませんが、ノイズレベルぎりぎりの信号もちゃんと見えます。

4番目は、IC-7600での最小幅 5kHzでの画面です。フィルターは250Hz幅ですが、画面には範囲表示がされません。さらに、ウォーターフォールがないのて、ノイズなのか信号なのかさっぱり分かりません。解像度も荒いです。これでは、ダイヤルを回してスイープしていかないと、弱い信号は見つけることができません。
次に、表示幅を広げてみます。
5: P3 20kHz幅
6: P3 60kHz幅
7: FLEX-3000 + PowerSDR 60kHz幅
ウォーターフォールを見ると、バンド内にはたくさんの信号があって、暗いのは弱い信号、明るいのは強い信号です。連続した線はスプリアスか何かのキャリア等、点で繋がっているのが電信です。PowerSDRだと電信であることはちょっと分かりません。60kHz幅にしても、いずれもちゃんと信号があるところが見えます。
最後におまけでIC-7600の50kHz幅の画面です。やはり強い信号がどこにあるか程度、しかも丸く見えてしまい、まったくスコープの美点が生かせていません。
ICOMではウォーターフォール機能を追加しています。ソフトウェアですからバージョンアップが可能なのです。ただし、高級機のIC-7800から始まり、IC-7700にも載りましたが、廉価版のIC-7600には現状ではアナウンスがありません。ICOMフェアでも載せる予定はないと明言していました。現在主流からはずれてきたアップコンバージョンの無線機ラインナップしかないICOMですが、高級機にはソフトの追加でお茶を濁してきました。廉価版とは言え、IC-7600もライバルに比較すると性能面、機能面で劣ってきていますので、ウォーターフォールくらは載せてほしいですね。
それにしても、P3の解像度と速度は素晴らしいです。
ノイズレベルに合わせてウォーターフォールの色を変えるのもダイヤルで操作できます。とても弱い信号も、これで表示することができます。レベルもS表示もdB表示もできます。スプリットのときには2つの幅表示がされます。1VFOで使っていても、ラジオのアナログダイヤルのような感覚で周波数が見え、信号が見えるので、デジタル表示だけのリグに比べると、大変に分かりやすいのです。
バンドスコープがあれば、とりあえず「どれくらい多くの電波が」「どこに」「どれくらいの強さで」あるいは「パイルアップになって」出ているかが見えます。一度に聞くことはできませんが、ダイヤルを回して見えている信号に合わせて聞いて行けば、素早くチェックできます。聞き逃したものも、「あの辺に出ていた」と覚えられるので、待ち伏せすることも可能です。

個人的には、アマチュア無線の醍醐味は、VFOダイヤルをゆっくりスイープして微弱なDXの信号を見つけることだと思っていましたので、「こんな反則技みたいなことして何が楽しいの?」とも思いましたが、これはこれで面白いです。
人生の残り時間もだんだんと少なくなってきたので、時間の有効活用にもなります Hi。
Zoom Info
今日は、とっても弱い電波だって見えるという話です。
と言っても、どこぞのシミュレーターでARではなく、アマチュア無線でのバンドスコープとかパナスコープとかスペクトラムスコープとか言われるものの話です。
ボクはこの手のものを割と最近になって使うようなりました。最初は  Elecraft KX3 のI/Q端子からパソコンのSDRアプリケーションで見るというもの。これはこれで面白かったのですが、KX3はダイレクトコンバージョンなので、受信している中心付近にキャリアが表示されて調子良くありません。また、いちいちPCを繋がないといけないのも面倒でしたので、ちょっと使ったら飽きてしまいました。
次に入手したのはFlex RadioのFLEX-3000というSDRの無線機で、これはつまみの一つもついていない弁当箱みたいなものです。パソコンを繋げて使うのが前提なので、面倒だとか言っていられません。この無線機はすべてをパソコンで扱うので、新しい可能性を感じられましたし、元々IMD特性なども良好で素晴らしい性能でした。
その次に入手したのは、ICOM IC-7600です。これのスコープは、YAESUあたりと比較すると速度的には良いようなのですが、それでも付いていないよりはよいかという程度です。何せ荒いですし、ウォーターフォールがありません。ウォーターフォールとは、受信強度によって色付けされたその時点のバンドの状況がそのままスクロールダウンしていくものです。したがって、時系列での変化が見られるので、単なるノイズなのか信号なのか、意味のありそうな電信の符号なのかなども解像度次第で知ることができます。
一番最近入手したのが、Elecraft K3 用のP3です。これは、今までのものより解像度がずっと高く、速度もずっと速く、また実運用のための操作性にも優れていました。

ところで、そんなスコープがあったところで、ノイズまみれの微弱な信号なんか見えないんだから、やはりダイヤルでゆっくりとスイープした方が良いんじゃないかと思っていました。
ところが、P3を使ってみると、ノイズレベルの信号も見えるのです。
1番目の画像は、P3で6kHz幅で表示したものです。緑色は受信しているDSPフィルターの幅です。ここでは400kHz 8poleのルーフィングフィルターに400kHzのDSPとしています。この幅の下のウォーターフォール部分を見ると、縦に青い線が見えます。これが信号です。白っぽくなっているのは信号が少し強かったときです。S0のあたりのギザギサな波形がノイズですので、この信号はノイズレベルギリギリであることが分かりますね。CWで言うなら、419という感じです。リファレンスが-137dBmとあるように、ホントに微弱な電波です。
2番目の画像は、P3での最小幅の2kHz幅で表示したものです。400Hz幅の中に、呼ばれる側と呼ぶ側が入っていて、ちょうどダブって送信していることまで分かります。これもノイズレベルギリギリです。

3番目の画像は、FLEX-3000 + PowerSDRでの最小幅の4kHz幅で表示したものです。フィルターは250Hz幅です。P3に比較すると精細さはありませんが、ノイズレベルぎりぎりの信号もちゃんと見えます。

4番目は、IC-7600での最小幅 5kHzでの画面です。フィルターは250Hz幅ですが、画面には範囲表示がされません。さらに、ウォーターフォールがないのて、ノイズなのか信号なのかさっぱり分かりません。解像度も荒いです。これでは、ダイヤルを回してスイープしていかないと、弱い信号は見つけることができません。
次に、表示幅を広げてみます。
5: P3 20kHz幅
6: P3 60kHz幅
7: FLEX-3000 + PowerSDR 60kHz幅
ウォーターフォールを見ると、バンド内にはたくさんの信号があって、暗いのは弱い信号、明るいのは強い信号です。連続した線はスプリアスか何かのキャリア等、点で繋がっているのが電信です。PowerSDRだと電信であることはちょっと分かりません。60kHz幅にしても、いずれもちゃんと信号があるところが見えます。
最後におまけでIC-7600の50kHz幅の画面です。やはり強い信号がどこにあるか程度、しかも丸く見えてしまい、まったくスコープの美点が生かせていません。
ICOMではウォーターフォール機能を追加しています。ソフトウェアですからバージョンアップが可能なのです。ただし、高級機のIC-7800から始まり、IC-7700にも載りましたが、廉価版のIC-7600には現状ではアナウンスがありません。ICOMフェアでも載せる予定はないと明言していました。現在主流からはずれてきたアップコンバージョンの無線機ラインナップしかないICOMですが、高級機にはソフトの追加でお茶を濁してきました。廉価版とは言え、IC-7600もライバルに比較すると性能面、機能面で劣ってきていますので、ウォーターフォールくらは載せてほしいですね。
それにしても、P3の解像度と速度は素晴らしいです。
ノイズレベルに合わせてウォーターフォールの色を変えるのもダイヤルで操作できます。とても弱い信号も、これで表示することができます。レベルもS表示もdB表示もできます。スプリットのときには2つの幅表示がされます。1VFOで使っていても、ラジオのアナログダイヤルのような感覚で周波数が見え、信号が見えるので、デジタル表示だけのリグに比べると、大変に分かりやすいのです。
バンドスコープがあれば、とりあえず「どれくらい多くの電波が」「どこに」「どれくらいの強さで」あるいは「パイルアップになって」出ているかが見えます。一度に聞くことはできませんが、ダイヤルを回して見えている信号に合わせて聞いて行けば、素早くチェックできます。聞き逃したものも、「あの辺に出ていた」と覚えられるので、待ち伏せすることも可能です。

個人的には、アマチュア無線の醍醐味は、VFOダイヤルをゆっくりスイープして微弱なDXの信号を見つけることだと思っていましたので、「こんな反則技みたいなことして何が楽しいの?」とも思いましたが、これはこれで面白いです。
人生の残り時間もだんだんと少なくなってきたので、時間の有効活用にもなります Hi。
Zoom Info
今日は、とっても弱い電波だって見えるという話です。
と言っても、どこぞのシミュレーターでARではなく、アマチュア無線でのバンドスコープとかパナスコープとかスペクトラムスコープとか言われるものの話です。
ボクはこの手のものを割と最近になって使うようなりました。最初は  Elecraft KX3 のI/Q端子からパソコンのSDRアプリケーションで見るというもの。これはこれで面白かったのですが、KX3はダイレクトコンバージョンなので、受信している中心付近にキャリアが表示されて調子良くありません。また、いちいちPCを繋がないといけないのも面倒でしたので、ちょっと使ったら飽きてしまいました。
次に入手したのはFlex RadioのFLEX-3000というSDRの無線機で、これはつまみの一つもついていない弁当箱みたいなものです。パソコンを繋げて使うのが前提なので、面倒だとか言っていられません。この無線機はすべてをパソコンで扱うので、新しい可能性を感じられましたし、元々IMD特性なども良好で素晴らしい性能でした。
その次に入手したのは、ICOM IC-7600です。これのスコープは、YAESUあたりと比較すると速度的には良いようなのですが、それでも付いていないよりはよいかという程度です。何せ荒いですし、ウォーターフォールがありません。ウォーターフォールとは、受信強度によって色付けされたその時点のバンドの状況がそのままスクロールダウンしていくものです。したがって、時系列での変化が見られるので、単なるノイズなのか信号なのか、意味のありそうな電信の符号なのかなども解像度次第で知ることができます。
一番最近入手したのが、Elecraft K3 用のP3です。これは、今までのものより解像度がずっと高く、速度もずっと速く、また実運用のための操作性にも優れていました。

ところで、そんなスコープがあったところで、ノイズまみれの微弱な信号なんか見えないんだから、やはりダイヤルでゆっくりとスイープした方が良いんじゃないかと思っていました。
ところが、P3を使ってみると、ノイズレベルの信号も見えるのです。
1番目の画像は、P3で6kHz幅で表示したものです。緑色は受信しているDSPフィルターの幅です。ここでは400kHz 8poleのルーフィングフィルターに400kHzのDSPとしています。この幅の下のウォーターフォール部分を見ると、縦に青い線が見えます。これが信号です。白っぽくなっているのは信号が少し強かったときです。S0のあたりのギザギサな波形がノイズですので、この信号はノイズレベルギリギリであることが分かりますね。CWで言うなら、419という感じです。リファレンスが-137dBmとあるように、ホントに微弱な電波です。
2番目の画像は、P3での最小幅の2kHz幅で表示したものです。400Hz幅の中に、呼ばれる側と呼ぶ側が入っていて、ちょうどダブって送信していることまで分かります。これもノイズレベルギリギリです。

3番目の画像は、FLEX-3000 + PowerSDRでの最小幅の4kHz幅で表示したものです。フィルターは250Hz幅です。P3に比較すると精細さはありませんが、ノイズレベルぎりぎりの信号もちゃんと見えます。

4番目は、IC-7600での最小幅 5kHzでの画面です。フィルターは250Hz幅ですが、画面には範囲表示がされません。さらに、ウォーターフォールがないのて、ノイズなのか信号なのかさっぱり分かりません。解像度も荒いです。これでは、ダイヤルを回してスイープしていかないと、弱い信号は見つけることができません。
次に、表示幅を広げてみます。
5: P3 20kHz幅
6: P3 60kHz幅
7: FLEX-3000 + PowerSDR 60kHz幅
ウォーターフォールを見ると、バンド内にはたくさんの信号があって、暗いのは弱い信号、明るいのは強い信号です。連続した線はスプリアスか何かのキャリア等、点で繋がっているのが電信です。PowerSDRだと電信であることはちょっと分かりません。60kHz幅にしても、いずれもちゃんと信号があるところが見えます。
最後におまけでIC-7600の50kHz幅の画面です。やはり強い信号がどこにあるか程度、しかも丸く見えてしまい、まったくスコープの美点が生かせていません。
ICOMではウォーターフォール機能を追加しています。ソフトウェアですからバージョンアップが可能なのです。ただし、高級機のIC-7800から始まり、IC-7700にも載りましたが、廉価版のIC-7600には現状ではアナウンスがありません。ICOMフェアでも載せる予定はないと明言していました。現在主流からはずれてきたアップコンバージョンの無線機ラインナップしかないICOMですが、高級機にはソフトの追加でお茶を濁してきました。廉価版とは言え、IC-7600もライバルに比較すると性能面、機能面で劣ってきていますので、ウォーターフォールくらは載せてほしいですね。
それにしても、P3の解像度と速度は素晴らしいです。
ノイズレベルに合わせてウォーターフォールの色を変えるのもダイヤルで操作できます。とても弱い信号も、これで表示することができます。レベルもS表示もdB表示もできます。スプリットのときには2つの幅表示がされます。1VFOで使っていても、ラジオのアナログダイヤルのような感覚で周波数が見え、信号が見えるので、デジタル表示だけのリグに比べると、大変に分かりやすいのです。
バンドスコープがあれば、とりあえず「どれくらい多くの電波が」「どこに」「どれくらいの強さで」あるいは「パイルアップになって」出ているかが見えます。一度に聞くことはできませんが、ダイヤルを回して見えている信号に合わせて聞いて行けば、素早くチェックできます。聞き逃したものも、「あの辺に出ていた」と覚えられるので、待ち伏せすることも可能です。

個人的には、アマチュア無線の醍醐味は、VFOダイヤルをゆっくりスイープして微弱なDXの信号を見つけることだと思っていましたので、「こんな反則技みたいなことして何が楽しいの?」とも思いましたが、これはこれで面白いです。
人生の残り時間もだんだんと少なくなってきたので、時間の有効活用にもなります Hi。
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今日は、とっても弱い電波だって見えるという話です。
と言っても、どこぞのシミュレーターでARではなく、アマチュア無線でのバンドスコープとかパナスコープとかスペクトラムスコープとか言われるものの話です。
ボクはこの手のものを割と最近になって使うようなりました。最初は  Elecraft KX3 のI/Q端子からパソコンのSDRアプリケーションで見るというもの。これはこれで面白かったのですが、KX3はダイレクトコンバージョンなので、受信している中心付近にキャリアが表示されて調子良くありません。また、いちいちPCを繋がないといけないのも面倒でしたので、ちょっと使ったら飽きてしまいました。
次に入手したのはFlex RadioのFLEX-3000というSDRの無線機で、これはつまみの一つもついていない弁当箱みたいなものです。パソコンを繋げて使うのが前提なので、面倒だとか言っていられません。この無線機はすべてをパソコンで扱うので、新しい可能性を感じられましたし、元々IMD特性なども良好で素晴らしい性能でした。
その次に入手したのは、ICOM IC-7600です。これのスコープは、YAESUあたりと比較すると速度的には良いようなのですが、それでも付いていないよりはよいかという程度です。何せ荒いですし、ウォーターフォールがありません。ウォーターフォールとは、受信強度によって色付けされたその時点のバンドの状況がそのままスクロールダウンしていくものです。したがって、時系列での変化が見られるので、単なるノイズなのか信号なのか、意味のありそうな電信の符号なのかなども解像度次第で知ることができます。
一番最近入手したのが、Elecraft K3 用のP3です。これは、今までのものより解像度がずっと高く、速度もずっと速く、また実運用のための操作性にも優れていました。

ところで、そんなスコープがあったところで、ノイズまみれの微弱な信号なんか見えないんだから、やはりダイヤルでゆっくりとスイープした方が良いんじゃないかと思っていました。
ところが、P3を使ってみると、ノイズレベルの信号も見えるのです。
1番目の画像は、P3で6kHz幅で表示したものです。緑色は受信しているDSPフィルターの幅です。ここでは400kHz 8poleのルーフィングフィルターに400kHzのDSPとしています。この幅の下のウォーターフォール部分を見ると、縦に青い線が見えます。これが信号です。白っぽくなっているのは信号が少し強かったときです。S0のあたりのギザギサな波形がノイズですので、この信号はノイズレベルギリギリであることが分かりますね。CWで言うなら、419という感じです。リファレンスが-137dBmとあるように、ホントに微弱な電波です。
2番目の画像は、P3での最小幅の2kHz幅で表示したものです。400Hz幅の中に、呼ばれる側と呼ぶ側が入っていて、ちょうどダブって送信していることまで分かります。これもノイズレベルギリギリです。

3番目の画像は、FLEX-3000 + PowerSDRでの最小幅の4kHz幅で表示したものです。フィルターは250Hz幅です。P3に比較すると精細さはありませんが、ノイズレベルぎりぎりの信号もちゃんと見えます。

4番目は、IC-7600での最小幅 5kHzでの画面です。フィルターは250Hz幅ですが、画面には範囲表示がされません。さらに、ウォーターフォールがないのて、ノイズなのか信号なのかさっぱり分かりません。解像度も荒いです。これでは、ダイヤルを回してスイープしていかないと、弱い信号は見つけることができません。
次に、表示幅を広げてみます。
5: P3 20kHz幅
6: P3 60kHz幅
7: FLEX-3000 + PowerSDR 60kHz幅
ウォーターフォールを見ると、バンド内にはたくさんの信号があって、暗いのは弱い信号、明るいのは強い信号です。連続した線はスプリアスか何かのキャリア等、点で繋がっているのが電信です。PowerSDRだと電信であることはちょっと分かりません。60kHz幅にしても、いずれもちゃんと信号があるところが見えます。
最後におまけでIC-7600の50kHz幅の画面です。やはり強い信号がどこにあるか程度、しかも丸く見えてしまい、まったくスコープの美点が生かせていません。
ICOMではウォーターフォール機能を追加しています。ソフトウェアですからバージョンアップが可能なのです。ただし、高級機のIC-7800から始まり、IC-7700にも載りましたが、廉価版のIC-7600には現状ではアナウンスがありません。ICOMフェアでも載せる予定はないと明言していました。現在主流からはずれてきたアップコンバージョンの無線機ラインナップしかないICOMですが、高級機にはソフトの追加でお茶を濁してきました。廉価版とは言え、IC-7600もライバルに比較すると性能面、機能面で劣ってきていますので、ウォーターフォールくらは載せてほしいですね。
それにしても、P3の解像度と速度は素晴らしいです。
ノイズレベルに合わせてウォーターフォールの色を変えるのもダイヤルで操作できます。とても弱い信号も、これで表示することができます。レベルもS表示もdB表示もできます。スプリットのときには2つの幅表示がされます。1VFOで使っていても、ラジオのアナログダイヤルのような感覚で周波数が見え、信号が見えるので、デジタル表示だけのリグに比べると、大変に分かりやすいのです。
バンドスコープがあれば、とりあえず「どれくらい多くの電波が」「どこに」「どれくらいの強さで」あるいは「パイルアップになって」出ているかが見えます。一度に聞くことはできませんが、ダイヤルを回して見えている信号に合わせて聞いて行けば、素早くチェックできます。聞き逃したものも、「あの辺に出ていた」と覚えられるので、待ち伏せすることも可能です。

個人的には、アマチュア無線の醍醐味は、VFOダイヤルをゆっくりスイープして微弱なDXの信号を見つけることだと思っていましたので、「こんな反則技みたいなことして何が楽しいの?」とも思いましたが、これはこれで面白いです。
人生の残り時間もだんだんと少なくなってきたので、時間の有効活用にもなります Hi。
Zoom Info

今日は、とっても弱い電波だって見えるという話です。

と言っても、どこぞのシミュレーターでARではなく、アマチュア無線でのバンドスコープとかパナスコープとかスペクトラムスコープとか言われるものの話です。

ボクはこの手のものを割と最近になって使うようなりました。最初は  Elecraft KX3 のI/Q端子からパソコンのSDRアプリケーションで見るというもの。これはこれで面白かったのですが、KX3はダイレクトコンバージョンなので、受信している中心付近にキャリアが表示されて調子良くありません。また、いちいちPCを繋がないといけないのも面倒でしたので、ちょっと使ったら飽きてしまいました。

次に入手したのはFlex RadioのFLEX-3000というSDRの無線機で、これはつまみの一つもついていない弁当箱みたいなものです。パソコンを繋げて使うのが前提なので、面倒だとか言っていられません。この無線機はすべてをパソコンで扱うので、新しい可能性を感じられましたし、元々IMD特性なども良好で素晴らしい性能でした。

その次に入手したのは、ICOM IC-7600です。これのスコープは、YAESUあたりと比較すると速度的には良いようなのですが、それでも付いていないよりはよいかという程度です。何せ荒いですし、ウォーターフォールがありません。ウォーターフォールとは、受信強度によって色付けされたその時点のバンドの状況がそのままスクロールダウンしていくものです。したがって、時系列での変化が見られるので、単なるノイズなのか信号なのか、意味のありそうな電信の符号なのかなども解像度次第で知ることができます。

一番最近入手したのが、Elecraft K3 用のP3です。これは、今までのものより解像度がずっと高く、速度もずっと速く、また実運用のための操作性にも優れていました。

ところで、そんなスコープがあったところで、ノイズまみれの微弱な信号なんか見えないんだから、やはりダイヤルでゆっくりとスイープした方が良いんじゃないかと思っていました。

ところが、P3を使ってみると、ノイズレベルの信号も見えるのです。

1番目の画像は、P3で6kHz幅で表示したものです。緑色は受信しているDSPフィルターの幅です。ここでは400kHz 8poleのルーフィングフィルターに400kHzのDSPとしています。この幅の下のウォーターフォール部分を見ると、縦に青い線が見えます。これが信号です。白っぽくなっているのは信号が少し強かったときです。S0のあたりのギザギサな波形がノイズですので、この信号はノイズレベルギリギリであることが分かりますね。CWで言うなら、419という感じです。リファレンスが-137dBmとあるように、ホントに微弱な電波です。

2番目の画像は、P3での最小幅の2kHz幅で表示したものです。400Hz幅の中に、呼ばれる側と呼ぶ側が入っていて、ちょうどダブって送信していることまで分かります。これもノイズレベルギリギリです。

3番目の画像は、FLEX-3000 + PowerSDRでの最小幅の4kHz幅で表示したものです。フィルターは250Hz幅です。P3に比較すると精細さはありませんが、ノイズレベルぎりぎりの信号もちゃんと見えます。

4番目は、IC-7600での最小幅 5kHzでの画面です。フィルターは250Hz幅ですが、画面には範囲表示がされません。さらに、ウォーターフォールがないのて、ノイズなのか信号なのかさっぱり分かりません。解像度も荒いです。これでは、ダイヤルを回してスイープしていかないと、弱い信号は見つけることができません。

次に、表示幅を広げてみます。

5: P3 20kHz幅

6: P3 60kHz幅

7: FLEX-3000 + PowerSDR 60kHz幅

ウォーターフォールを見ると、バンド内にはたくさんの信号があって、暗いのは弱い信号、明るいのは強い信号です。連続した線はスプリアスか何かのキャリア等、点で繋がっているのが電信です。PowerSDRだと電信であることはちょっと分かりません。
60kHz幅にしても、いずれもちゃんと信号があるところが見えます。

最後におまけでIC-7600の50kHz幅の画面です。やはり強い信号がどこにあるか程度、しかも丸く見えてしまい、まったくスコープの美点が生かせていません。

ICOMではウォーターフォール機能を追加しています。ソフトウェアですからバージョンアップが可能なのです。ただし、高級機のIC-7800から始まり、IC-7700にも載りましたが、廉価版のIC-7600には現状ではアナウンスがありません。ICOMフェアでも載せる予定はないと明言していました。
現在主流からはずれてきたアップコンバージョンの無線機ラインナップしかないICOMですが、高級機にはソフトの追加でお茶を濁してきました。廉価版とは言え、IC-7600もライバルに比較すると性能面、機能面で劣ってきていますので、ウォーターフォールくらは載せてほしいですね。


それにしても、P3の解像度と速度は素晴らしいです。

ノイズレベルに合わせてウォーターフォールの色を変えるのもダイヤルで操作できます。とても弱い信号も、これで表示することができます。レベルもS表示もdB表示もできます。スプリットのときには2つの幅表示がされます。1VFOで使っていても、ラジオのアナログダイヤルのような感覚で周波数が見え、信号が見えるので、デジタル表示だけのリグに比べると、大変に分かりやすいのです。

バンドスコープがあれば、とりあえず「どれくらい多くの電波が」「どこに」「どれくらいの強さで」あるいは「パイルアップになって」出ているかが見えます。一度に聞くことはできませんが、ダイヤルを回して見えている信号に合わせて聞いて行けば、素早くチェックできます。聞き逃したものも、「あの辺に出ていた」と覚えられるので、待ち伏せすることも可能です。

個人的には、アマチュア無線の醍醐味は、VFOダイヤルをゆっくりスイープして微弱なDXの信号を見つけることだと思っていましたので、「こんな反則技みたいなことして何が楽しいの?」とも思いましたが、これはこれで面白いです。

人生の残り時間もだんだんと少なくなってきたので、時間の有効活用にもなります Hi。



ARRL CW Testだというので、少しは出てみようかと思ったのだが、例によってzLog用のI/FなのでCTestWinだと違っていて使えない。そもそも、ノイズが乗るしパソコンが重いときに符号か乱れて良くないので、DIGI Keyer IIをヤフオクで落札していたのだった。ついでに安くつけてもらったケーブルセットがK3用だったのだが、CWで使う分にはそのままYAESUでも使えたので、FT-1000MPに繋いだままだった。よく考えたら、今はK3もあるのだから、K3に繋げばいいじゃないか。しかし、K3にはすでにP3 - RRC1580mk2といった機器が繋がっていて、K3からの電源やシリアル、ACCなどが使われている。変換コネクターをでっち上げて、K3と同じ電源から取り、シリアルはRRCからカスケードして取り、ACCはVGAと同じコネクタですぐにはどうにもならないがCWしか使わないなら関係ないので、とりあえず繋いでみた。K3 - P3 - RRC1580mk2 - DIGI Keyer II - TenkeyPad + ThinkPad X61といった感じで、電源やAF/IFその他ケーブルがぐしゃぐしゃだ。しかしまあ、前から見れば何とかなった。これで CTestWinからDIGI Keyer II内のWinkeyを使えるので調子いい。パドルもDIGI Keyer IIに繋げるので、手打ちとPCキーイングでの速度も同じになる。さらに、PCを経由しないでもテンキーパッドからメッセージキーを送信できる。K3のメッセージキーは本体ボタンで押しにくかったので、これは非常によい感じ。ここまでセッティングが終わったら、ほぼコンディションが落ちていた。まあコンテストに出るのも面倒だからいいかと思っていたら、郵便屋さん。ヤフオクで落札したFT-107のローカルユニットが届いたのだった。実は、先日入手したFT-101Zの28MHzの水晶が変だった(笑)なので、同じ周波数の水晶を使っているFT-107,FT-707,FT-901などのジャンクを探したというわけだった。これも、特に問題なく10m A, Bの水晶を移植して、無事に28MHz CWができるようになった。めでたい。ついでに、この辺りの周波数について調整を取り直してみたが、そのままの位置でよかった。ってことは、水晶を変えただけだったのだろうな。この水晶、使うアテがないけど、ヤフオクに出したら売れるのだろうか? そういう無線機は古いのに高い値段で出ているのだけど、売れているのかウォッチしたことがないので分からない。とりあえず、出してみようか。そうこうしているうちに夕方になったので、ちょっと7MHzを受信。凄く弱いのだが、W2のNJあたりが聞こえている。K3だと感度が高いのでATTを入れてルーフィングフィルターとWIDTHで絞るのだが、それでもノイジーだ。ローバンドはK2の方が良いという人がいるのもうなづける。
それではというので、TS-950SDX、FT-1000MP、IC-7600、K2、KX3、TR7、FT-107で聞き比べてみた。で、これは内緒なのだが、FT-107が一番よくキレイに聞こえた。K3, KX3はDSPでちゃんと了解できるのだがノイジーで疲れる。TS-950SDXはノイズを減らそうとすると本体も弱くなる。FT-1000MPは割と良いのだがローバンドはすっきりしない。IC-7600もノイジーでDSPのおかげ。TR7もノイジーでDSPはなくてつらい。FT-107Mは20dB ATTを入れるとものすごく静かになる(20dBだから当たり前か)のだが、ちゃんと信号は聞こえる。WIDTHとかAPFとか使う必要なし。非常にクリアでキレイ。凄い。
と思って他の信号を聞いてみると、断然K3が良かったりする。どうやら、混信しているどこぞの謎の電波とかノイズの具合によるようだ。先ほどのようなときにも、K3でどこかいじると何とかなるのかもしれないのだが、ジタバタいじらなくてもFT-107Mならちゃんと聞こえる。たぶん、FT-901DMやFT-101Zでも同じだと思う。てなことをしていたら、宅急便屋さんが来て、ヤフオク落札のMarkV FT-1000MPが届いた。オプションは不明とのことだったので「もしかしたら」と淡い期待をしていたのだが、見事に何も入っていなかった。しかたないので無印FT-1000MPから移植することにしようか。実はFT-1000MPは使いやすくて聞きやすくて好きなリグなのだが、EDSPがイマイチなのと、100W機なので200W免許としてはちょっと寂しい。そこで、MarkVに入れ替えを検討したというわけだ。FT-2000も考えたのだが、メイン受信部がアナログとして使える最後の高級機ということで、一度は使ってみないといけないだろうと思ったわけだ。よく考えたら、FT-1000MPのときには、この辺にあるmodsをしていた。Nose BlankerとKeyClick、
http://www.w8ji.com/ft1000mk_v.htm
あとInradおまけのAFのコンデンサを換えてサーっというノイズを低減するという改造だ。
http://ja5xae.at.webry.info/200707/article_3.html
最初からこれらをやっていたせいか、FT-1000MPは非常に調子良く感じた。もちろん、サーっというノイズはTS-950SDXになどに比較すると大きいのではあるが、それが気にならないほどCWのトーンが聞きやすかった。
そんなわけで、今回は改造する前後でどう変わるかちゃんと確認してみたい気もする。しかし、面倒なのでさっさとやっちゃおうかなとも思ったり。
今日はここまで。
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ARRL CW Testだというので、少しは出てみようかと思ったのだが、例によってzLog用のI/FなのでCTestWinだと違っていて使えない。そもそも、ノイズが乗るしパソコンが重いときに符号か乱れて良くないので、DIGI Keyer IIをヤフオクで落札していたのだった。ついでに安くつけてもらったケーブルセットがK3用だったのだが、CWで使う分にはそのままYAESUでも使えたので、FT-1000MPに繋いだままだった。よく考えたら、今はK3もあるのだから、K3に繋げばいいじゃないか。しかし、K3にはすでにP3 - RRC1580mk2といった機器が繋がっていて、K3からの電源やシリアル、ACCなどが使われている。変換コネクターをでっち上げて、K3と同じ電源から取り、シリアルはRRCからカスケードして取り、ACCはVGAと同じコネクタですぐにはどうにもならないがCWしか使わないなら関係ないので、とりあえず繋いでみた。K3 - P3 - RRC1580mk2 - DIGI Keyer II - TenkeyPad + ThinkPad X61といった感じで、電源やAF/IFその他ケーブルがぐしゃぐしゃだ。しかしまあ、前から見れば何とかなった。これで CTestWinからDIGI Keyer II内のWinkeyを使えるので調子いい。パドルもDIGI Keyer IIに繋げるので、手打ちとPCキーイングでの速度も同じになる。さらに、PCを経由しないでもテンキーパッドからメッセージキーを送信できる。K3のメッセージキーは本体ボタンで押しにくかったので、これは非常によい感じ。ここまでセッティングが終わったら、ほぼコンディションが落ちていた。まあコンテストに出るのも面倒だからいいかと思っていたら、郵便屋さん。ヤフオクで落札したFT-107のローカルユニットが届いたのだった。実は、先日入手したFT-101Zの28MHzの水晶が変だった(笑)なので、同じ周波数の水晶を使っているFT-107,FT-707,FT-901などのジャンクを探したというわけだった。これも、特に問題なく10m A, Bの水晶を移植して、無事に28MHz CWができるようになった。めでたい。ついでに、この辺りの周波数について調整を取り直してみたが、そのままの位置でよかった。ってことは、水晶を変えただけだったのだろうな。この水晶、使うアテがないけど、ヤフオクに出したら売れるのだろうか? そういう無線機は古いのに高い値段で出ているのだけど、売れているのかウォッチしたことがないので分からない。とりあえず、出してみようか。そうこうしているうちに夕方になったので、ちょっと7MHzを受信。凄く弱いのだが、W2のNJあたりが聞こえている。K3だと感度が高いのでATTを入れてルーフィングフィルターとWIDTHで絞るのだが、それでもノイジーだ。ローバンドはK2の方が良いという人がいるのもうなづける。
それではというので、TS-950SDX、FT-1000MP、IC-7600、K2、KX3、TR7、FT-107で聞き比べてみた。で、これは内緒なのだが、FT-107が一番よくキレイに聞こえた。K3, KX3はDSPでちゃんと了解できるのだがノイジーで疲れる。TS-950SDXはノイズを減らそうとすると本体も弱くなる。FT-1000MPは割と良いのだがローバンドはすっきりしない。IC-7600もノイジーでDSPのおかげ。TR7もノイジーでDSPはなくてつらい。FT-107Mは20dB ATTを入れるとものすごく静かになる(20dBだから当たり前か)のだが、ちゃんと信号は聞こえる。WIDTHとかAPFとか使う必要なし。非常にクリアでキレイ。凄い。
と思って他の信号を聞いてみると、断然K3が良かったりする。どうやら、混信しているどこぞの謎の電波とかノイズの具合によるようだ。先ほどのようなときにも、K3でどこかいじると何とかなるのかもしれないのだが、ジタバタいじらなくてもFT-107Mならちゃんと聞こえる。たぶん、FT-901DMやFT-101Zでも同じだと思う。てなことをしていたら、宅急便屋さんが来て、ヤフオク落札のMarkV FT-1000MPが届いた。オプションは不明とのことだったので「もしかしたら」と淡い期待をしていたのだが、見事に何も入っていなかった。しかたないので無印FT-1000MPから移植することにしようか。実はFT-1000MPは使いやすくて聞きやすくて好きなリグなのだが、EDSPがイマイチなのと、100W機なので200W免許としてはちょっと寂しい。そこで、MarkVに入れ替えを検討したというわけだ。FT-2000も考えたのだが、メイン受信部がアナログとして使える最後の高級機ということで、一度は使ってみないといけないだろうと思ったわけだ。よく考えたら、FT-1000MPのときには、この辺にあるmodsをしていた。Nose BlankerとKeyClick、
http://www.w8ji.com/ft1000mk_v.htm
あとInradおまけのAFのコンデンサを換えてサーっというノイズを低減するという改造だ。
http://ja5xae.at.webry.info/200707/article_3.html
最初からこれらをやっていたせいか、FT-1000MPは非常に調子良く感じた。もちろん、サーっというノイズはTS-950SDXになどに比較すると大きいのではあるが、それが気にならないほどCWのトーンが聞きやすかった。
そんなわけで、今回は改造する前後でどう変わるかちゃんと確認してみたい気もする。しかし、面倒なのでさっさとやっちゃおうかなとも思ったり。
今日はここまで。
Zoom Info
ARRL CW Testだというので、少しは出てみようかと思ったのだが、例によってzLog用のI/FなのでCTestWinだと違っていて使えない。そもそも、ノイズが乗るしパソコンが重いときに符号か乱れて良くないので、DIGI Keyer IIをヤフオクで落札していたのだった。ついでに安くつけてもらったケーブルセットがK3用だったのだが、CWで使う分にはそのままYAESUでも使えたので、FT-1000MPに繋いだままだった。よく考えたら、今はK3もあるのだから、K3に繋げばいいじゃないか。しかし、K3にはすでにP3 - RRC1580mk2といった機器が繋がっていて、K3からの電源やシリアル、ACCなどが使われている。変換コネクターをでっち上げて、K3と同じ電源から取り、シリアルはRRCからカスケードして取り、ACCはVGAと同じコネクタですぐにはどうにもならないがCWしか使わないなら関係ないので、とりあえず繋いでみた。K3 - P3 - RRC1580mk2 - DIGI Keyer II - TenkeyPad + ThinkPad X61といった感じで、電源やAF/IFその他ケーブルがぐしゃぐしゃだ。しかしまあ、前から見れば何とかなった。これで CTestWinからDIGI Keyer II内のWinkeyを使えるので調子いい。パドルもDIGI Keyer IIに繋げるので、手打ちとPCキーイングでの速度も同じになる。さらに、PCを経由しないでもテンキーパッドからメッセージキーを送信できる。K3のメッセージキーは本体ボタンで押しにくかったので、これは非常によい感じ。ここまでセッティングが終わったら、ほぼコンディションが落ちていた。まあコンテストに出るのも面倒だからいいかと思っていたら、郵便屋さん。ヤフオクで落札したFT-107のローカルユニットが届いたのだった。実は、先日入手したFT-101Zの28MHzの水晶が変だった(笑)なので、同じ周波数の水晶を使っているFT-107,FT-707,FT-901などのジャンクを探したというわけだった。これも、特に問題なく10m A, Bの水晶を移植して、無事に28MHz CWができるようになった。めでたい。ついでに、この辺りの周波数について調整を取り直してみたが、そのままの位置でよかった。ってことは、水晶を変えただけだったのだろうな。この水晶、使うアテがないけど、ヤフオクに出したら売れるのだろうか? そういう無線機は古いのに高い値段で出ているのだけど、売れているのかウォッチしたことがないので分からない。とりあえず、出してみようか。そうこうしているうちに夕方になったので、ちょっと7MHzを受信。凄く弱いのだが、W2のNJあたりが聞こえている。K3だと感度が高いのでATTを入れてルーフィングフィルターとWIDTHで絞るのだが、それでもノイジーだ。ローバンドはK2の方が良いという人がいるのもうなづける。
それではというので、TS-950SDX、FT-1000MP、IC-7600、K2、KX3、TR7、FT-107で聞き比べてみた。で、これは内緒なのだが、FT-107が一番よくキレイに聞こえた。K3, KX3はDSPでちゃんと了解できるのだがノイジーで疲れる。TS-950SDXはノイズを減らそうとすると本体も弱くなる。FT-1000MPは割と良いのだがローバンドはすっきりしない。IC-7600もノイジーでDSPのおかげ。TR7もノイジーでDSPはなくてつらい。FT-107Mは20dB ATTを入れるとものすごく静かになる(20dBだから当たり前か)のだが、ちゃんと信号は聞こえる。WIDTHとかAPFとか使う必要なし。非常にクリアでキレイ。凄い。
と思って他の信号を聞いてみると、断然K3が良かったりする。どうやら、混信しているどこぞの謎の電波とかノイズの具合によるようだ。先ほどのようなときにも、K3でどこかいじると何とかなるのかもしれないのだが、ジタバタいじらなくてもFT-107Mならちゃんと聞こえる。たぶん、FT-901DMやFT-101Zでも同じだと思う。てなことをしていたら、宅急便屋さんが来て、ヤフオク落札のMarkV FT-1000MPが届いた。オプションは不明とのことだったので「もしかしたら」と淡い期待をしていたのだが、見事に何も入っていなかった。しかたないので無印FT-1000MPから移植することにしようか。実はFT-1000MPは使いやすくて聞きやすくて好きなリグなのだが、EDSPがイマイチなのと、100W機なので200W免許としてはちょっと寂しい。そこで、MarkVに入れ替えを検討したというわけだ。FT-2000も考えたのだが、メイン受信部がアナログとして使える最後の高級機ということで、一度は使ってみないといけないだろうと思ったわけだ。よく考えたら、FT-1000MPのときには、この辺にあるmodsをしていた。Nose BlankerとKeyClick、
http://www.w8ji.com/ft1000mk_v.htm
あとInradおまけのAFのコンデンサを換えてサーっというノイズを低減するという改造だ。
http://ja5xae.at.webry.info/200707/article_3.html
最初からこれらをやっていたせいか、FT-1000MPは非常に調子良く感じた。もちろん、サーっというノイズはTS-950SDXになどに比較すると大きいのではあるが、それが気にならないほどCWのトーンが聞きやすかった。
そんなわけで、今回は改造する前後でどう変わるかちゃんと確認してみたい気もする。しかし、面倒なのでさっさとやっちゃおうかなとも思ったり。
今日はここまで。
Zoom Info
ARRL CW Testだというので、少しは出てみようかと思ったのだが、例によってzLog用のI/FなのでCTestWinだと違っていて使えない。そもそも、ノイズが乗るしパソコンが重いときに符号か乱れて良くないので、DIGI Keyer IIをヤフオクで落札していたのだった。ついでに安くつけてもらったケーブルセットがK3用だったのだが、CWで使う分にはそのままYAESUでも使えたので、FT-1000MPに繋いだままだった。よく考えたら、今はK3もあるのだから、K3に繋げばいいじゃないか。しかし、K3にはすでにP3 - RRC1580mk2といった機器が繋がっていて、K3からの電源やシリアル、ACCなどが使われている。変換コネクターをでっち上げて、K3と同じ電源から取り、シリアルはRRCからカスケードして取り、ACCはVGAと同じコネクタですぐにはどうにもならないがCWしか使わないなら関係ないので、とりあえず繋いでみた。K3 - P3 - RRC1580mk2 - DIGI Keyer II - TenkeyPad + ThinkPad X61といった感じで、電源やAF/IFその他ケーブルがぐしゃぐしゃだ。しかしまあ、前から見れば何とかなった。これで CTestWinからDIGI Keyer II内のWinkeyを使えるので調子いい。パドルもDIGI Keyer IIに繋げるので、手打ちとPCキーイングでの速度も同じになる。さらに、PCを経由しないでもテンキーパッドからメッセージキーを送信できる。K3のメッセージキーは本体ボタンで押しにくかったので、これは非常によい感じ。ここまでセッティングが終わったら、ほぼコンディションが落ちていた。まあコンテストに出るのも面倒だからいいかと思っていたら、郵便屋さん。ヤフオクで落札したFT-107のローカルユニットが届いたのだった。実は、先日入手したFT-101Zの28MHzの水晶が変だった(笑)なので、同じ周波数の水晶を使っているFT-107,FT-707,FT-901などのジャンクを探したというわけだった。これも、特に問題なく10m A, Bの水晶を移植して、無事に28MHz CWができるようになった。めでたい。ついでに、この辺りの周波数について調整を取り直してみたが、そのままの位置でよかった。ってことは、水晶を変えただけだったのだろうな。この水晶、使うアテがないけど、ヤフオクに出したら売れるのだろうか? そういう無線機は古いのに高い値段で出ているのだけど、売れているのかウォッチしたことがないので分からない。とりあえず、出してみようか。そうこうしているうちに夕方になったので、ちょっと7MHzを受信。凄く弱いのだが、W2のNJあたりが聞こえている。K3だと感度が高いのでATTを入れてルーフィングフィルターとWIDTHで絞るのだが、それでもノイジーだ。ローバンドはK2の方が良いという人がいるのもうなづける。
それではというので、TS-950SDX、FT-1000MP、IC-7600、K2、KX3、TR7、FT-107で聞き比べてみた。で、これは内緒なのだが、FT-107が一番よくキレイに聞こえた。K3, KX3はDSPでちゃんと了解できるのだがノイジーで疲れる。TS-950SDXはノイズを減らそうとすると本体も弱くなる。FT-1000MPは割と良いのだがローバンドはすっきりしない。IC-7600もノイジーでDSPのおかげ。TR7もノイジーでDSPはなくてつらい。FT-107Mは20dB ATTを入れるとものすごく静かになる(20dBだから当たり前か)のだが、ちゃんと信号は聞こえる。WIDTHとかAPFとか使う必要なし。非常にクリアでキレイ。凄い。
と思って他の信号を聞いてみると、断然K3が良かったりする。どうやら、混信しているどこぞの謎の電波とかノイズの具合によるようだ。先ほどのようなときにも、K3でどこかいじると何とかなるのかもしれないのだが、ジタバタいじらなくてもFT-107Mならちゃんと聞こえる。たぶん、FT-901DMやFT-101Zでも同じだと思う。てなことをしていたら、宅急便屋さんが来て、ヤフオク落札のMarkV FT-1000MPが届いた。オプションは不明とのことだったので「もしかしたら」と淡い期待をしていたのだが、見事に何も入っていなかった。しかたないので無印FT-1000MPから移植することにしようか。実はFT-1000MPは使いやすくて聞きやすくて好きなリグなのだが、EDSPがイマイチなのと、100W機なので200W免許としてはちょっと寂しい。そこで、MarkVに入れ替えを検討したというわけだ。FT-2000も考えたのだが、メイン受信部がアナログとして使える最後の高級機ということで、一度は使ってみないといけないだろうと思ったわけだ。よく考えたら、FT-1000MPのときには、この辺にあるmodsをしていた。Nose BlankerとKeyClick、
http://www.w8ji.com/ft1000mk_v.htm
あとInradおまけのAFのコンデンサを換えてサーっというノイズを低減するという改造だ。
http://ja5xae.at.webry.info/200707/article_3.html
最初からこれらをやっていたせいか、FT-1000MPは非常に調子良く感じた。もちろん、サーっというノイズはTS-950SDXになどに比較すると大きいのではあるが、それが気にならないほどCWのトーンが聞きやすかった。
そんなわけで、今回は改造する前後でどう変わるかちゃんと確認してみたい気もする。しかし、面倒なのでさっさとやっちゃおうかなとも思ったり。
今日はここまで。
Zoom Info
ARRL CW Testだというので、少しは出てみようかと思ったのだが、例によってzLog用のI/FなのでCTestWinだと違っていて使えない。そもそも、ノイズが乗るしパソコンが重いときに符号か乱れて良くないので、DIGI Keyer IIをヤフオクで落札していたのだった。ついでに安くつけてもらったケーブルセットがK3用だったのだが、CWで使う分にはそのままYAESUでも使えたので、FT-1000MPに繋いだままだった。よく考えたら、今はK3もあるのだから、K3に繋げばいいじゃないか。しかし、K3にはすでにP3 - RRC1580mk2といった機器が繋がっていて、K3からの電源やシリアル、ACCなどが使われている。変換コネクターをでっち上げて、K3と同じ電源から取り、シリアルはRRCからカスケードして取り、ACCはVGAと同じコネクタですぐにはどうにもならないがCWしか使わないなら関係ないので、とりあえず繋いでみた。K3 - P3 - RRC1580mk2 - DIGI Keyer II - TenkeyPad + ThinkPad X61といった感じで、電源やAF/IFその他ケーブルがぐしゃぐしゃだ。しかしまあ、前から見れば何とかなった。これで CTestWinからDIGI Keyer II内のWinkeyを使えるので調子いい。パドルもDIGI Keyer IIに繋げるので、手打ちとPCキーイングでの速度も同じになる。さらに、PCを経由しないでもテンキーパッドからメッセージキーを送信できる。K3のメッセージキーは本体ボタンで押しにくかったので、これは非常によい感じ。ここまでセッティングが終わったら、ほぼコンディションが落ちていた。まあコンテストに出るのも面倒だからいいかと思っていたら、郵便屋さん。ヤフオクで落札したFT-107のローカルユニットが届いたのだった。実は、先日入手したFT-101Zの28MHzの水晶が変だった(笑)なので、同じ周波数の水晶を使っているFT-107,FT-707,FT-901などのジャンクを探したというわけだった。これも、特に問題なく10m A, Bの水晶を移植して、無事に28MHz CWができるようになった。めでたい。ついでに、この辺りの周波数について調整を取り直してみたが、そのままの位置でよかった。ってことは、水晶を変えただけだったのだろうな。この水晶、使うアテがないけど、ヤフオクに出したら売れるのだろうか? そういう無線機は古いのに高い値段で出ているのだけど、売れているのかウォッチしたことがないので分からない。とりあえず、出してみようか。そうこうしているうちに夕方になったので、ちょっと7MHzを受信。凄く弱いのだが、W2のNJあたりが聞こえている。K3だと感度が高いのでATTを入れてルーフィングフィルターとWIDTHで絞るのだが、それでもノイジーだ。ローバンドはK2の方が良いという人がいるのもうなづける。
それではというので、TS-950SDX、FT-1000MP、IC-7600、K2、KX3、TR7、FT-107で聞き比べてみた。で、これは内緒なのだが、FT-107が一番よくキレイに聞こえた。K3, KX3はDSPでちゃんと了解できるのだがノイジーで疲れる。TS-950SDXはノイズを減らそうとすると本体も弱くなる。FT-1000MPは割と良いのだがローバンドはすっきりしない。IC-7600もノイジーでDSPのおかげ。TR7もノイジーでDSPはなくてつらい。FT-107Mは20dB ATTを入れるとものすごく静かになる(20dBだから当たり前か)のだが、ちゃんと信号は聞こえる。WIDTHとかAPFとか使う必要なし。非常にクリアでキレイ。凄い。
と思って他の信号を聞いてみると、断然K3が良かったりする。どうやら、混信しているどこぞの謎の電波とかノイズの具合によるようだ。先ほどのようなときにも、K3でどこかいじると何とかなるのかもしれないのだが、ジタバタいじらなくてもFT-107Mならちゃんと聞こえる。たぶん、FT-901DMやFT-101Zでも同じだと思う。てなことをしていたら、宅急便屋さんが来て、ヤフオク落札のMarkV FT-1000MPが届いた。オプションは不明とのことだったので「もしかしたら」と淡い期待をしていたのだが、見事に何も入っていなかった。しかたないので無印FT-1000MPから移植することにしようか。実はFT-1000MPは使いやすくて聞きやすくて好きなリグなのだが、EDSPがイマイチなのと、100W機なので200W免許としてはちょっと寂しい。そこで、MarkVに入れ替えを検討したというわけだ。FT-2000も考えたのだが、メイン受信部がアナログとして使える最後の高級機ということで、一度は使ってみないといけないだろうと思ったわけだ。よく考えたら、FT-1000MPのときには、この辺にあるmodsをしていた。Nose BlankerとKeyClick、
http://www.w8ji.com/ft1000mk_v.htm
あとInradおまけのAFのコンデンサを換えてサーっというノイズを低減するという改造だ。
http://ja5xae.at.webry.info/200707/article_3.html
最初からこれらをやっていたせいか、FT-1000MPは非常に調子良く感じた。もちろん、サーっというノイズはTS-950SDXになどに比較すると大きいのではあるが、それが気にならないほどCWのトーンが聞きやすかった。
そんなわけで、今回は改造する前後でどう変わるかちゃんと確認してみたい気もする。しかし、面倒なのでさっさとやっちゃおうかなとも思ったり。
今日はここまで。
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ARRL CW Testだというので、少しは出てみようかと思ったのだが、例によってzLog用のI/FなのでCTestWinだと違っていて使えない。そもそも、ノイズが乗るしパソコンが重いときに符号か乱れて良くないので、DIGI Keyer IIをヤフオクで落札していたのだった。ついでに安くつけてもらったケーブルセットがK3用だったのだが、CWで使う分にはそのままYAESUでも使えたので、FT-1000MPに繋いだままだった。よく考えたら、今はK3もあるのだから、K3に繋げばいいじゃないか。しかし、K3にはすでにP3 - RRC1580mk2といった機器が繋がっていて、K3からの電源やシリアル、ACCなどが使われている。変換コネクターをでっち上げて、K3と同じ電源から取り、シリアルはRRCからカスケードして取り、ACCはVGAと同じコネクタですぐにはどうにもならないがCWしか使わないなら関係ないので、とりあえず繋いでみた。K3 - P3 - RRC1580mk2 - DIGI Keyer II - TenkeyPad + ThinkPad X61といった感じで、電源やAF/IFその他ケーブルがぐしゃぐしゃだ。しかしまあ、前から見れば何とかなった。これで CTestWinからDIGI Keyer II内のWinkeyを使えるので調子いい。パドルもDIGI Keyer IIに繋げるので、手打ちとPCキーイングでの速度も同じになる。さらに、PCを経由しないでもテンキーパッドからメッセージキーを送信できる。K3のメッセージキーは本体ボタンで押しにくかったので、これは非常によい感じ。ここまでセッティングが終わったら、ほぼコンディションが落ちていた。まあコンテストに出るのも面倒だからいいかと思っていたら、郵便屋さん。ヤフオクで落札したFT-107のローカルユニットが届いたのだった。実は、先日入手したFT-101Zの28MHzの水晶が変だった(笑)なので、同じ周波数の水晶を使っているFT-107,FT-707,FT-901などのジャンクを探したというわけだった。これも、特に問題なく10m A, Bの水晶を移植して、無事に28MHz CWができるようになった。めでたい。ついでに、この辺りの周波数について調整を取り直してみたが、そのままの位置でよかった。ってことは、水晶を変えただけだったのだろうな。この水晶、使うアテがないけど、ヤフオクに出したら売れるのだろうか? そういう無線機は古いのに高い値段で出ているのだけど、売れているのかウォッチしたことがないので分からない。とりあえず、出してみようか。そうこうしているうちに夕方になったので、ちょっと7MHzを受信。凄く弱いのだが、W2のNJあたりが聞こえている。K3だと感度が高いのでATTを入れてルーフィングフィルターとWIDTHで絞るのだが、それでもノイジーだ。ローバンドはK2の方が良いという人がいるのもうなづける。
それではというので、TS-950SDX、FT-1000MP、IC-7600、K2、KX3、TR7、FT-107で聞き比べてみた。で、これは内緒なのだが、FT-107が一番よくキレイに聞こえた。K3, KX3はDSPでちゃんと了解できるのだがノイジーで疲れる。TS-950SDXはノイズを減らそうとすると本体も弱くなる。FT-1000MPは割と良いのだがローバンドはすっきりしない。IC-7600もノイジーでDSPのおかげ。TR7もノイジーでDSPはなくてつらい。FT-107Mは20dB ATTを入れるとものすごく静かになる(20dBだから当たり前か)のだが、ちゃんと信号は聞こえる。WIDTHとかAPFとか使う必要なし。非常にクリアでキレイ。凄い。
と思って他の信号を聞いてみると、断然K3が良かったりする。どうやら、混信しているどこぞの謎の電波とかノイズの具合によるようだ。先ほどのようなときにも、K3でどこかいじると何とかなるのかもしれないのだが、ジタバタいじらなくてもFT-107Mならちゃんと聞こえる。たぶん、FT-901DMやFT-101Zでも同じだと思う。てなことをしていたら、宅急便屋さんが来て、ヤフオク落札のMarkV FT-1000MPが届いた。オプションは不明とのことだったので「もしかしたら」と淡い期待をしていたのだが、見事に何も入っていなかった。しかたないので無印FT-1000MPから移植することにしようか。実はFT-1000MPは使いやすくて聞きやすくて好きなリグなのだが、EDSPがイマイチなのと、100W機なので200W免許としてはちょっと寂しい。そこで、MarkVに入れ替えを検討したというわけだ。FT-2000も考えたのだが、メイン受信部がアナログとして使える最後の高級機ということで、一度は使ってみないといけないだろうと思ったわけだ。よく考えたら、FT-1000MPのときには、この辺にあるmodsをしていた。Nose BlankerとKeyClick、
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http://ja5xae.at.webry.info/200707/article_3.html
最初からこれらをやっていたせいか、FT-1000MPは非常に調子良く感じた。もちろん、サーっというノイズはTS-950SDXになどに比較すると大きいのではあるが、それが気にならないほどCWのトーンが聞きやすかった。
そんなわけで、今回は改造する前後でどう変わるかちゃんと確認してみたい気もする。しかし、面倒なのでさっさとやっちゃおうかなとも思ったり。
今日はここまで。
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ARRL CW Testだというので、少しは出てみようかと思ったのだが、例によってzLog用のI/FなのでCTestWinだと違っていて使えない。そもそも、ノイズが乗るしパソコンが重いときに符号か乱れて良くないので、DIGI Keyer IIをヤフオクで落札していたのだった。ついでに安くつけてもらったケーブルセットがK3用だったのだが、CWで使う分にはそのままYAESUでも使えたので、FT-1000MPに繋いだままだった。よく考えたら、今はK3もあるのだから、K3に繋げばいいじゃないか。しかし、K3にはすでにP3 - RRC1580mk2といった機器が繋がっていて、K3からの電源やシリアル、ACCなどが使われている。変換コネクターをでっち上げて、K3と同じ電源から取り、シリアルはRRCからカスケードして取り、ACCはVGAと同じコネクタですぐにはどうにもならないがCWしか使わないなら関係ないので、とりあえず繋いでみた。K3 - P3 - RRC1580mk2 - DIGI Keyer II - TenkeyPad + ThinkPad X61といった感じで、電源やAF/IFその他ケーブルがぐしゃぐしゃだ。しかしまあ、前から見れば何とかなった。これで CTestWinからDIGI Keyer II内のWinkeyを使えるので調子いい。パドルもDIGI Keyer IIに繋げるので、手打ちとPCキーイングでの速度も同じになる。さらに、PCを経由しないでもテンキーパッドからメッセージキーを送信できる。K3のメッセージキーは本体ボタンで押しにくかったので、これは非常によい感じ。ここまでセッティングが終わったら、ほぼコンディションが落ちていた。まあコンテストに出るのも面倒だからいいかと思っていたら、郵便屋さん。ヤフオクで落札したFT-107のローカルユニットが届いたのだった。実は、先日入手したFT-101Zの28MHzの水晶が変だった(笑)なので、同じ周波数の水晶を使っているFT-107,FT-707,FT-901などのジャンクを探したというわけだった。これも、特に問題なく10m A, Bの水晶を移植して、無事に28MHz CWができるようになった。めでたい。ついでに、この辺りの周波数について調整を取り直してみたが、そのままの位置でよかった。ってことは、水晶を変えただけだったのだろうな。この水晶、使うアテがないけど、ヤフオクに出したら売れるのだろうか? そういう無線機は古いのに高い値段で出ているのだけど、売れているのかウォッチしたことがないので分からない。とりあえず、出してみようか。そうこうしているうちに夕方になったので、ちょっと7MHzを受信。凄く弱いのだが、W2のNJあたりが聞こえている。K3だと感度が高いのでATTを入れてルーフィングフィルターとWIDTHで絞るのだが、それでもノイジーだ。ローバンドはK2の方が良いという人がいるのもうなづける。
それではというので、TS-950SDX、FT-1000MP、IC-7600、K2、KX3、TR7、FT-107で聞き比べてみた。で、これは内緒なのだが、FT-107が一番よくキレイに聞こえた。K3, KX3はDSPでちゃんと了解できるのだがノイジーで疲れる。TS-950SDXはノイズを減らそうとすると本体も弱くなる。FT-1000MPは割と良いのだがローバンドはすっきりしない。IC-7600もノイジーでDSPのおかげ。TR7もノイジーでDSPはなくてつらい。FT-107Mは20dB ATTを入れるとものすごく静かになる(20dBだから当たり前か)のだが、ちゃんと信号は聞こえる。WIDTHとかAPFとか使う必要なし。非常にクリアでキレイ。凄い。
と思って他の信号を聞いてみると、断然K3が良かったりする。どうやら、混信しているどこぞの謎の電波とかノイズの具合によるようだ。先ほどのようなときにも、K3でどこかいじると何とかなるのかもしれないのだが、ジタバタいじらなくてもFT-107Mならちゃんと聞こえる。たぶん、FT-901DMやFT-101Zでも同じだと思う。てなことをしていたら、宅急便屋さんが来て、ヤフオク落札のMarkV FT-1000MPが届いた。オプションは不明とのことだったので「もしかしたら」と淡い期待をしていたのだが、見事に何も入っていなかった。しかたないので無印FT-1000MPから移植することにしようか。実はFT-1000MPは使いやすくて聞きやすくて好きなリグなのだが、EDSPがイマイチなのと、100W機なので200W免許としてはちょっと寂しい。そこで、MarkVに入れ替えを検討したというわけだ。FT-2000も考えたのだが、メイン受信部がアナログとして使える最後の高級機ということで、一度は使ってみないといけないだろうと思ったわけだ。よく考えたら、FT-1000MPのときには、この辺にあるmodsをしていた。Nose BlankerとKeyClick、
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そんなわけで、今回は改造する前後でどう変わるかちゃんと確認してみたい気もする。しかし、面倒なのでさっさとやっちゃおうかなとも思ったり。
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それではというので、TS-950SDX、FT-1000MP、IC-7600、K2、KX3、TR7、FT-107で聞き比べてみた。で、これは内緒なのだが、FT-107が一番よくキレイに聞こえた。K3, KX3はDSPでちゃんと了解できるのだがノイジーで疲れる。TS-950SDXはノイズを減らそうとすると本体も弱くなる。FT-1000MPは割と良いのだがローバンドはすっきりしない。IC-7600もノイジーでDSPのおかげ。TR7もノイジーでDSPはなくてつらい。FT-107Mは20dB ATTを入れるとものすごく静かになる(20dBだから当たり前か)のだが、ちゃんと信号は聞こえる。WIDTHとかAPFとか使う必要なし。非常にクリアでキレイ。凄い。
と思って他の信号を聞いてみると、断然K3が良かったりする。どうやら、混信しているどこぞの謎の電波とかノイズの具合によるようだ。先ほどのようなときにも、K3でどこかいじると何とかなるのかもしれないのだが、ジタバタいじらなくてもFT-107Mならちゃんと聞こえる。たぶん、FT-901DMやFT-101Zでも同じだと思う。てなことをしていたら、宅急便屋さんが来て、ヤフオク落札のMarkV FT-1000MPが届いた。オプションは不明とのことだったので「もしかしたら」と淡い期待をしていたのだが、見事に何も入っていなかった。しかたないので無印FT-1000MPから移植することにしようか。実はFT-1000MPは使いやすくて聞きやすくて好きなリグなのだが、EDSPがイマイチなのと、100W機なので200W免許としてはちょっと寂しい。そこで、MarkVに入れ替えを検討したというわけだ。FT-2000も考えたのだが、メイン受信部がアナログとして使える最後の高級機ということで、一度は使ってみないといけないだろうと思ったわけだ。よく考えたら、FT-1000MPのときには、この辺にあるmodsをしていた。Nose BlankerとKeyClick、
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そんなわけで、今回は改造する前後でどう変わるかちゃんと確認してみたい気もする。しかし、面倒なのでさっさとやっちゃおうかなとも思ったり。
今日はここまで。
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よく考えたら、今はK3もあるのだから、K3に繋げばいいじゃないか。しかし、K3にはすでにP3 - RRC1580mk2といった機器が繋がっていて、K3からの電源やシリアル、ACCなどが使われている。変換コネクターをでっち上げて、K3と同じ電源から取り、シリアルはRRCからカスケードして取り、ACCはVGAと同じコネクタですぐにはどうにもならないがCWしか使わないなら関係ないので、とりあえず繋いでみた。

K3 - P3 - RRC1580mk2 - DIGI Keyer II - TenkeyPad + ThinkPad X61

といった感じで、電源やAF/IFその他ケーブルがぐしゃぐしゃだ。
しかしまあ、前から見れば何とかなった。
これで CTestWinからDIGI Keyer II内のWinkeyを使えるので調子いい。パドルもDIGI Keyer IIに繋げるので、手打ちとPCキーイングでの速度も同じになる。さらに、PCを経由しないでもテンキーパッドからメッセージキーを送信できる。K3のメッセージキーは本体ボタンで押しにくかったので、これは非常によい感じ。

ここまでセッティングが終わったら、ほぼコンディションが落ちていた。まあコンテストに出るのも面倒だからいいかと思っていたら、郵便屋さん。ヤフオクで落札したFT-107のローカルユニットが届いたのだった。
実は、先日入手したFT-101Zの28MHzの水晶が変だった(笑)なので、同じ周波数の水晶を使っているFT-107,FT-707,FT-901などのジャンクを探したというわけだった。
これも、特に問題なく10m A, Bの水晶を移植して、無事に28MHz CWができるようになった。めでたい。ついでに、この辺りの周波数について調整を取り直してみたが、そのままの位置でよかった。ってことは、水晶を変えただけだったのだろうな。
この水晶、使うアテがないけど、ヤフオクに出したら売れるのだろうか? そういう無線機は古いのに高い値段で出ているのだけど、売れているのかウォッチしたことがないので分からない。とりあえず、出してみようか。

そうこうしているうちに夕方になったので、ちょっと7MHzを受信。凄く弱いのだが、W2のNJあたりが聞こえている。K3だと感度が高いのでATTを入れてルーフィングフィルターとWIDTHで絞るのだが、それでもノイジーだ。ローバンドはK2の方が良いという人がいるのもうなづける。

それではというので、TS-950SDX、FT-1000MP、IC-7600、K2、KX3、TR7、FT-107で聞き比べてみた。で、これは内緒なのだが、FT-107が一番よくキレイに聞こえた。K3, KX3はDSPでちゃんと了解できるのだがノイジーで疲れる。TS-950SDXはノイズを減らそうとすると本体も弱くなる。FT-1000MPは割と良いのだがローバンドはすっきりしない。IC-7600もノイジーでDSPのおかげ。TR7もノイジーでDSPはなくてつらい。FT-107Mは20dB ATTを入れるとものすごく静かになる(20dBだから当たり前か)のだが、ちゃんと信号は聞こえる。WIDTHとかAPFとか使う必要なし。非常にクリアでキレイ。凄い。

と思って他の信号を聞いてみると、断然K3が良かったりする。どうやら、混信しているどこぞの謎の電波とかノイズの具合によるようだ。先ほどのようなときにも、K3でどこかいじると何とかなるのかもしれないのだが、ジタバタいじらなくてもFT-107Mならちゃんと聞こえる。たぶん、FT-901DMやFT-101Zでも同じだと思う。

てなことをしていたら、宅急便屋さんが来て、ヤフオク落札のMarkV FT-1000MPが届いた。オプションは不明とのことだったので「もしかしたら」と淡い期待をしていたのだが、見事に何も入っていなかった。しかたないので無印FT-1000MPから移植することにしようか。
実はFT-1000MPは使いやすくて聞きやすくて好きなリグなのだが、EDSPがイマイチなのと、100W機なので200W免許としてはちょっと寂しい。そこで、MarkVに入れ替えを検討したというわけだ。FT-2000も考えたのだが、メイン受信部がアナログとして使える最後の高級機ということで、一度は使ってみないといけないだろうと思ったわけだ。
よく考えたら、FT-1000MPのときには、この辺にあるmodsをしていた。Nose BlankerとKeyClick、

http://www.w8ji.com/ft1000mk_v.htm

あとInradおまけのAFのコンデンサを換えてサーっというノイズを低減するという改造だ。

http://ja5xae.at.webry.info/200707/article_3.html

最初からこれらをやっていたせいか、FT-1000MPは非常に調子良く感じた。もちろん、サーっというノイズはTS-950SDXになどに比較すると大きいのではあるが、それが気にならないほどCWのトーンが聞きやすかった。

そんなわけで、今回は改造する前後でどう変わるかちゃんと確認してみたい気もする。しかし、面倒なのでさっさとやっちゃおうかなとも思ったり。

今日はここまで。

二台並んだ無線機は、いにしえの八重洲無線の送受信機FT-1002ZDM ラインである。というのはウソで、実はFT-901DM(後期型・輸出名はFT-902DM)とFT-101ZD(初期型)である。
先日、とってもキレイなFT-101Zをいただいたので、28MHz 100W改造と一通りの調整をし直して元気に使えるようになった。その昔、この機種に非常に良く似た上位機種のFT-901という無線機があった。実は、FT-901DM+FV-901DM+SP901をわらしべ長者作戦で入手して使っていたことがある。そのときの印象が良かったので、機会があればまた使ってみたいと思っていた。前期型のFT-901DMはダイヤルが青で周波数表示が赤LEDというデザインで、なかなかかっこ良かった。しかし、初期型には色々な不具合も多かったらしく、WARCバンドを追加した後期型は、輸出仕様ではFT-902と名称を変更するほど違ったものになった。まず、ダイヤルとLEDは目に優しいアンバー色となった。しかし、何だか締まらない色とも言える。ダイヤルも逆回りになってTRIOと同じになってしまった。
ボクは特にYAESUファンではなかったが、これはいかがなものかと思った。というのも、ボクが使っていたTRIOのTS-520Xの上位機種としてデジタル表示で受信性能も良いTS-820が発売されて、ボクはちょっとガッカリしていた。急に生き別れのデキのいい兄貴が出てきた感じだった。TS-820は高級機だったが売れに売れた(と思う)。ライバルの八重洲無線としても黙ってはいられなかっただろう。そこで発売されたのが、FT-901DMなのだった。あの回転方向の違う八重洲の高級機で820兄貴をやっつけて欲しかったのだ。
TS-520やFT-101(B,E)はいわゆるコリンズタイプの受信部を持つ。コリンズというと超高級機だったから偉そーなものだなと思っていたが、実は一つのバンドの受信機があって、それにバンドごとにクリスタンコンバーターをつけまくったというようなものだった。この方式はミキサーが2つ以上になるためにノイジーで近接の強力な信号に弱いという特徴がある。一方、TS-820はPLLを使った信号を一つのミキサーに入れるシングルコンバージョンなので、ノイズも少なく混変調にも強いのが良い点だ。従来はFT-200やドレークのR-4などがこの方式だったが、VFOと各バンドの水晶を先にミックスし、それを受信用のミキサーに突っ込むいわゆるpre-mix方式だった。しかし、pre-mixは周波数関係が複雑で内部スプリアスが多いという問題があった。そこで、TS-820はpre-mixではなく、PLLを使って一気にミキサーに突っ込む周波数を作るというのが新発明だった。
FT-901DMでもPLL方式のシングルコンバージョンという基本は同じで、さらにちょっと前のTRIOを彷彿とさせるようなきれいな青い透過照明と赤いLED、可変IF幅を実現したWIDTH、混信を消すためのREJECT、APF、エレキー、モードもRTTY, AM, FM、クラリファイアも送信対応、RFスピーチプロセッサ、オートマイクゲインコントロール、さらに1chながらデジタルメモリーを搭載と、当時できることはすべてやったというような凄い内容だった。今となれば機能不足な感もあるが、これがベースとなってその後の高級機の装備が決まって来たとも言えるだろう。しかし、お値段もTS-820を遥かに超えるものだった。そこで、FT-901の弟分としてFT-101Zが発売された。FT-101Zには豪華装備はなかったが、何とダイヤルの回転方向がTRIOと同じになっていた。しかも、ダイヤルはFT-107から始まったアンバー色LEDにあわせた色となっていて、何とも変な感じがしたものだ。そして、FT-901もWARCバンド対応などのタイミングで同じ色合いでTRIO式回転方向になってしまったのだ。
そんなわけで、WARCのついたFT-901DMは欲しいが、後期型の黄色いダイヤルは嫌だ。青いダイヤルと赤いLEDが付いていれば文句ないのに。しかも、黄色いやつはタマも少なくて中古価格も高いのだ。とはいえ、今さらWARCなしをわざわざ買うのもナンだ。そんなわけで、ボクはFT-901は欲しくても買えないリグになっていた。
ところが、頂き物のFT-101Zをちょっと使ってみて、まあこの色もアリかなと思うようになってきた。また、FT-901にはついていたAPF等の装備もなくて、ちょっと寂しい気がした。ちょうどそのタイミングでヤフオクにFT-901DM後期型が出品され、そこそこの価格で落札に成功した。そんなわけで、この二台が並ぶこととなったのだった。
FT-101ZDもえらくキレイだったが、このFT-901DMは埃まみれだった。しかし、掃除機で吸い取って一通りお掃除をしたら、驚くほどmintな状態で、新品同様と言っても良いほどだった。これには驚いた。
しかし、動かしてみると、ガリガリの接触不良マシンだった。おそらく押し入れなどに30年くらい放り込まれていたのだろう。
スイッチ、VR、リレーを洗浄し、一通りの調整をし、28MHz 100W改造、WARCバンド送信改造を完了し、実戦配備への準備が出来てきた。
さて、二台はとても良く似ていて、パーツなどもかなり共用しているのだうと思っていたのだが、それはFT-101Zを知らなかったからで、実際に並べてみるとまったく違うことが分かった。
VFOダイヤル、VFOを止めているフロントのネジ、LEDと同じ高さのでっぱり、PHONEとMICコネクタの処理、外装を止めているネジ穴の回りのくぼみ、ワッシャー付きネジといった具合にお金の掛け方が違うことが分かる。しかし、FT-101Zはメーターが透過照明で良い感じ。
内部も、FT-901がプラグイン方式だがFT-101Zは基板ごちゃごちゃ方式だ。修理は実はごちゃごちゃの方が簡単だっだりする。
しかし、使い勝手はATTが10dBと20dBがあり、つまみやスイッチ類の配置がシンプルなFT-101Zの方がよい。FT-901には二重つまみが多すぎる上に、関連性のないつまみの組み合わせになっていて分かりにくい。また、REJECTもイマイチ効きが良くないし、エレキーはモードAの石なのでボクには使いにくい。
ちょっと使ってみた感じだと、FT-101Zはえらく感度が良い。FT-901DMは調整したのだがちょっと感度が低め。RF AMPのFETなどか劣化しているかもしれない。でも、そのおかげか静かな受信機という感じがする。
また、ダイヤルには1kHz直読の細かいスケールと50kHzごとのアバウトなスケールが同居していて、ちょっと狭苦しい感はするものの、回して行ったときの「このあたり感」が気持ちよい。例えば、ちょっとラジオでも聞いてみるかと3.945kHzに回して行くとき、デジタルの数字を見ているととっても疲れるのだが、アナログで「だいたい445ね」と回して行く方が手の加速減速もやりやすい。実際のところ、FT-901DMを使っていると、普段はアナログダイヤルを眺めていて、正確な数値を読み取るときだけデジタルLEDを見ていることに気づいた。やはり、アナログダイヤルは気持ちよいのだった。でも、101ZDではこうは行かない。やはりアナログで「だいたいこの辺」が分からないといけない。

さて、FT-901DMはちょっとメインで使ってみたいほどなのだが、問題はこの二台ともCWフィルターが入っていないことだ。中古で古いものを買うよりも、Inradあたりから輸入した方が良いような気もしてきた。
今さらながら、FT-901DMとFT-101ZD、さらにTS-830Sも加えて聞き比べなどもしてみたい。TS-820やR-820も復活させて、対決させてみるのも楽しそうだ。
Zoom Info
二台並んだ無線機は、いにしえの八重洲無線の送受信機FT-1002ZDM ラインである。というのはウソで、実はFT-901DM(後期型・輸出名はFT-902DM)とFT-101ZD(初期型)である。
先日、とってもキレイなFT-101Zをいただいたので、28MHz 100W改造と一通りの調整をし直して元気に使えるようになった。その昔、この機種に非常に良く似た上位機種のFT-901という無線機があった。実は、FT-901DM+FV-901DM+SP901をわらしべ長者作戦で入手して使っていたことがある。そのときの印象が良かったので、機会があればまた使ってみたいと思っていた。前期型のFT-901DMはダイヤルが青で周波数表示が赤LEDというデザインで、なかなかかっこ良かった。しかし、初期型には色々な不具合も多かったらしく、WARCバンドを追加した後期型は、輸出仕様ではFT-902と名称を変更するほど違ったものになった。まず、ダイヤルとLEDは目に優しいアンバー色となった。しかし、何だか締まらない色とも言える。ダイヤルも逆回りになってTRIOと同じになってしまった。
ボクは特にYAESUファンではなかったが、これはいかがなものかと思った。というのも、ボクが使っていたTRIOのTS-520Xの上位機種としてデジタル表示で受信性能も良いTS-820が発売されて、ボクはちょっとガッカリしていた。急に生き別れのデキのいい兄貴が出てきた感じだった。TS-820は高級機だったが売れに売れた(と思う)。ライバルの八重洲無線としても黙ってはいられなかっただろう。そこで発売されたのが、FT-901DMなのだった。あの回転方向の違う八重洲の高級機で820兄貴をやっつけて欲しかったのだ。
TS-520やFT-101(B,E)はいわゆるコリンズタイプの受信部を持つ。コリンズというと超高級機だったから偉そーなものだなと思っていたが、実は一つのバンドの受信機があって、それにバンドごとにクリスタンコンバーターをつけまくったというようなものだった。この方式はミキサーが2つ以上になるためにノイジーで近接の強力な信号に弱いという特徴がある。一方、TS-820はPLLを使った信号を一つのミキサーに入れるシングルコンバージョンなので、ノイズも少なく混変調にも強いのが良い点だ。従来はFT-200やドレークのR-4などがこの方式だったが、VFOと各バンドの水晶を先にミックスし、それを受信用のミキサーに突っ込むいわゆるpre-mix方式だった。しかし、pre-mixは周波数関係が複雑で内部スプリアスが多いという問題があった。そこで、TS-820はpre-mixではなく、PLLを使って一気にミキサーに突っ込む周波数を作るというのが新発明だった。
FT-901DMでもPLL方式のシングルコンバージョンという基本は同じで、さらにちょっと前のTRIOを彷彿とさせるようなきれいな青い透過照明と赤いLED、可変IF幅を実現したWIDTH、混信を消すためのREJECT、APF、エレキー、モードもRTTY, AM, FM、クラリファイアも送信対応、RFスピーチプロセッサ、オートマイクゲインコントロール、さらに1chながらデジタルメモリーを搭載と、当時できることはすべてやったというような凄い内容だった。今となれば機能不足な感もあるが、これがベースとなってその後の高級機の装備が決まって来たとも言えるだろう。しかし、お値段もTS-820を遥かに超えるものだった。そこで、FT-901の弟分としてFT-101Zが発売された。FT-101Zには豪華装備はなかったが、何とダイヤルの回転方向がTRIOと同じになっていた。しかも、ダイヤルはFT-107から始まったアンバー色LEDにあわせた色となっていて、何とも変な感じがしたものだ。そして、FT-901もWARCバンド対応などのタイミングで同じ色合いでTRIO式回転方向になってしまったのだ。
そんなわけで、WARCのついたFT-901DMは欲しいが、後期型の黄色いダイヤルは嫌だ。青いダイヤルと赤いLEDが付いていれば文句ないのに。しかも、黄色いやつはタマも少なくて中古価格も高いのだ。とはいえ、今さらWARCなしをわざわざ買うのもナンだ。そんなわけで、ボクはFT-901は欲しくても買えないリグになっていた。
ところが、頂き物のFT-101Zをちょっと使ってみて、まあこの色もアリかなと思うようになってきた。また、FT-901にはついていたAPF等の装備もなくて、ちょっと寂しい気がした。ちょうどそのタイミングでヤフオクにFT-901DM後期型が出品され、そこそこの価格で落札に成功した。そんなわけで、この二台が並ぶこととなったのだった。
FT-101ZDもえらくキレイだったが、このFT-901DMは埃まみれだった。しかし、掃除機で吸い取って一通りお掃除をしたら、驚くほどmintな状態で、新品同様と言っても良いほどだった。これには驚いた。
しかし、動かしてみると、ガリガリの接触不良マシンだった。おそらく押し入れなどに30年くらい放り込まれていたのだろう。
スイッチ、VR、リレーを洗浄し、一通りの調整をし、28MHz 100W改造、WARCバンド送信改造を完了し、実戦配備への準備が出来てきた。
さて、二台はとても良く似ていて、パーツなどもかなり共用しているのだうと思っていたのだが、それはFT-101Zを知らなかったからで、実際に並べてみるとまったく違うことが分かった。
VFOダイヤル、VFOを止めているフロントのネジ、LEDと同じ高さのでっぱり、PHONEとMICコネクタの処理、外装を止めているネジ穴の回りのくぼみ、ワッシャー付きネジといった具合にお金の掛け方が違うことが分かる。しかし、FT-101Zはメーターが透過照明で良い感じ。
内部も、FT-901がプラグイン方式だがFT-101Zは基板ごちゃごちゃ方式だ。修理は実はごちゃごちゃの方が簡単だっだりする。
しかし、使い勝手はATTが10dBと20dBがあり、つまみやスイッチ類の配置がシンプルなFT-101Zの方がよい。FT-901には二重つまみが多すぎる上に、関連性のないつまみの組み合わせになっていて分かりにくい。また、REJECTもイマイチ効きが良くないし、エレキーはモードAの石なのでボクには使いにくい。
ちょっと使ってみた感じだと、FT-101Zはえらく感度が良い。FT-901DMは調整したのだがちょっと感度が低め。RF AMPのFETなどか劣化しているかもしれない。でも、そのおかげか静かな受信機という感じがする。
また、ダイヤルには1kHz直読の細かいスケールと50kHzごとのアバウトなスケールが同居していて、ちょっと狭苦しい感はするものの、回して行ったときの「このあたり感」が気持ちよい。例えば、ちょっとラジオでも聞いてみるかと3.945kHzに回して行くとき、デジタルの数字を見ているととっても疲れるのだが、アナログで「だいたい445ね」と回して行く方が手の加速減速もやりやすい。実際のところ、FT-901DMを使っていると、普段はアナログダイヤルを眺めていて、正確な数値を読み取るときだけデジタルLEDを見ていることに気づいた。やはり、アナログダイヤルは気持ちよいのだった。でも、101ZDではこうは行かない。やはりアナログで「だいたいこの辺」が分からないといけない。

さて、FT-901DMはちょっとメインで使ってみたいほどなのだが、問題はこの二台ともCWフィルターが入っていないことだ。中古で古いものを買うよりも、Inradあたりから輸入した方が良いような気もしてきた。
今さらながら、FT-901DMとFT-101ZD、さらにTS-830Sも加えて聞き比べなどもしてみたい。TS-820やR-820も復活させて、対決させてみるのも楽しそうだ。
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二台並んだ無線機は、いにしえの八重洲無線の送受信機FT-1002ZDM ラインである。というのはウソで、実はFT-901DM(後期型・輸出名はFT-902DM)とFT-101ZD(初期型)である。
先日、とってもキレイなFT-101Zをいただいたので、28MHz 100W改造と一通りの調整をし直して元気に使えるようになった。その昔、この機種に非常に良く似た上位機種のFT-901という無線機があった。実は、FT-901DM+FV-901DM+SP901をわらしべ長者作戦で入手して使っていたことがある。そのときの印象が良かったので、機会があればまた使ってみたいと思っていた。前期型のFT-901DMはダイヤルが青で周波数表示が赤LEDというデザインで、なかなかかっこ良かった。しかし、初期型には色々な不具合も多かったらしく、WARCバンドを追加した後期型は、輸出仕様ではFT-902と名称を変更するほど違ったものになった。まず、ダイヤルとLEDは目に優しいアンバー色となった。しかし、何だか締まらない色とも言える。ダイヤルも逆回りになってTRIOと同じになってしまった。
ボクは特にYAESUファンではなかったが、これはいかがなものかと思った。というのも、ボクが使っていたTRIOのTS-520Xの上位機種としてデジタル表示で受信性能も良いTS-820が発売されて、ボクはちょっとガッカリしていた。急に生き別れのデキのいい兄貴が出てきた感じだった。TS-820は高級機だったが売れに売れた(と思う)。ライバルの八重洲無線としても黙ってはいられなかっただろう。そこで発売されたのが、FT-901DMなのだった。あの回転方向の違う八重洲の高級機で820兄貴をやっつけて欲しかったのだ。
TS-520やFT-101(B,E)はいわゆるコリンズタイプの受信部を持つ。コリンズというと超高級機だったから偉そーなものだなと思っていたが、実は一つのバンドの受信機があって、それにバンドごとにクリスタンコンバーターをつけまくったというようなものだった。この方式はミキサーが2つ以上になるためにノイジーで近接の強力な信号に弱いという特徴がある。一方、TS-820はPLLを使った信号を一つのミキサーに入れるシングルコンバージョンなので、ノイズも少なく混変調にも強いのが良い点だ。従来はFT-200やドレークのR-4などがこの方式だったが、VFOと各バンドの水晶を先にミックスし、それを受信用のミキサーに突っ込むいわゆるpre-mix方式だった。しかし、pre-mixは周波数関係が複雑で内部スプリアスが多いという問題があった。そこで、TS-820はpre-mixではなく、PLLを使って一気にミキサーに突っ込む周波数を作るというのが新発明だった。
FT-901DMでもPLL方式のシングルコンバージョンという基本は同じで、さらにちょっと前のTRIOを彷彿とさせるようなきれいな青い透過照明と赤いLED、可変IF幅を実現したWIDTH、混信を消すためのREJECT、APF、エレキー、モードもRTTY, AM, FM、クラリファイアも送信対応、RFスピーチプロセッサ、オートマイクゲインコントロール、さらに1chながらデジタルメモリーを搭載と、当時できることはすべてやったというような凄い内容だった。今となれば機能不足な感もあるが、これがベースとなってその後の高級機の装備が決まって来たとも言えるだろう。しかし、お値段もTS-820を遥かに超えるものだった。そこで、FT-901の弟分としてFT-101Zが発売された。FT-101Zには豪華装備はなかったが、何とダイヤルの回転方向がTRIOと同じになっていた。しかも、ダイヤルはFT-107から始まったアンバー色LEDにあわせた色となっていて、何とも変な感じがしたものだ。そして、FT-901もWARCバンド対応などのタイミングで同じ色合いでTRIO式回転方向になってしまったのだ。
そんなわけで、WARCのついたFT-901DMは欲しいが、後期型の黄色いダイヤルは嫌だ。青いダイヤルと赤いLEDが付いていれば文句ないのに。しかも、黄色いやつはタマも少なくて中古価格も高いのだ。とはいえ、今さらWARCなしをわざわざ買うのもナンだ。そんなわけで、ボクはFT-901は欲しくても買えないリグになっていた。
ところが、頂き物のFT-101Zをちょっと使ってみて、まあこの色もアリかなと思うようになってきた。また、FT-901にはついていたAPF等の装備もなくて、ちょっと寂しい気がした。ちょうどそのタイミングでヤフオクにFT-901DM後期型が出品され、そこそこの価格で落札に成功した。そんなわけで、この二台が並ぶこととなったのだった。
FT-101ZDもえらくキレイだったが、このFT-901DMは埃まみれだった。しかし、掃除機で吸い取って一通りお掃除をしたら、驚くほどmintな状態で、新品同様と言っても良いほどだった。これには驚いた。
しかし、動かしてみると、ガリガリの接触不良マシンだった。おそらく押し入れなどに30年くらい放り込まれていたのだろう。
スイッチ、VR、リレーを洗浄し、一通りの調整をし、28MHz 100W改造、WARCバンド送信改造を完了し、実戦配備への準備が出来てきた。
さて、二台はとても良く似ていて、パーツなどもかなり共用しているのだうと思っていたのだが、それはFT-101Zを知らなかったからで、実際に並べてみるとまったく違うことが分かった。
VFOダイヤル、VFOを止めているフロントのネジ、LEDと同じ高さのでっぱり、PHONEとMICコネクタの処理、外装を止めているネジ穴の回りのくぼみ、ワッシャー付きネジといった具合にお金の掛け方が違うことが分かる。しかし、FT-101Zはメーターが透過照明で良い感じ。
内部も、FT-901がプラグイン方式だがFT-101Zは基板ごちゃごちゃ方式だ。修理は実はごちゃごちゃの方が簡単だっだりする。
しかし、使い勝手はATTが10dBと20dBがあり、つまみやスイッチ類の配置がシンプルなFT-101Zの方がよい。FT-901には二重つまみが多すぎる上に、関連性のないつまみの組み合わせになっていて分かりにくい。また、REJECTもイマイチ効きが良くないし、エレキーはモードAの石なのでボクには使いにくい。
ちょっと使ってみた感じだと、FT-101Zはえらく感度が良い。FT-901DMは調整したのだがちょっと感度が低め。RF AMPのFETなどか劣化しているかもしれない。でも、そのおかげか静かな受信機という感じがする。
また、ダイヤルには1kHz直読の細かいスケールと50kHzごとのアバウトなスケールが同居していて、ちょっと狭苦しい感はするものの、回して行ったときの「このあたり感」が気持ちよい。例えば、ちょっとラジオでも聞いてみるかと3.945kHzに回して行くとき、デジタルの数字を見ているととっても疲れるのだが、アナログで「だいたい445ね」と回して行く方が手の加速減速もやりやすい。実際のところ、FT-901DMを使っていると、普段はアナログダイヤルを眺めていて、正確な数値を読み取るときだけデジタルLEDを見ていることに気づいた。やはり、アナログダイヤルは気持ちよいのだった。でも、101ZDではこうは行かない。やはりアナログで「だいたいこの辺」が分からないといけない。

さて、FT-901DMはちょっとメインで使ってみたいほどなのだが、問題はこの二台ともCWフィルターが入っていないことだ。中古で古いものを買うよりも、Inradあたりから輸入した方が良いような気もしてきた。
今さらながら、FT-901DMとFT-101ZD、さらにTS-830Sも加えて聞き比べなどもしてみたい。TS-820やR-820も復活させて、対決させてみるのも楽しそうだ。
Zoom Info
二台並んだ無線機は、いにしえの八重洲無線の送受信機FT-1002ZDM ラインである。というのはウソで、実はFT-901DM(後期型・輸出名はFT-902DM)とFT-101ZD(初期型)である。
先日、とってもキレイなFT-101Zをいただいたので、28MHz 100W改造と一通りの調整をし直して元気に使えるようになった。その昔、この機種に非常に良く似た上位機種のFT-901という無線機があった。実は、FT-901DM+FV-901DM+SP901をわらしべ長者作戦で入手して使っていたことがある。そのときの印象が良かったので、機会があればまた使ってみたいと思っていた。前期型のFT-901DMはダイヤルが青で周波数表示が赤LEDというデザインで、なかなかかっこ良かった。しかし、初期型には色々な不具合も多かったらしく、WARCバンドを追加した後期型は、輸出仕様ではFT-902と名称を変更するほど違ったものになった。まず、ダイヤルとLEDは目に優しいアンバー色となった。しかし、何だか締まらない色とも言える。ダイヤルも逆回りになってTRIOと同じになってしまった。
ボクは特にYAESUファンではなかったが、これはいかがなものかと思った。というのも、ボクが使っていたTRIOのTS-520Xの上位機種としてデジタル表示で受信性能も良いTS-820が発売されて、ボクはちょっとガッカリしていた。急に生き別れのデキのいい兄貴が出てきた感じだった。TS-820は高級機だったが売れに売れた(と思う)。ライバルの八重洲無線としても黙ってはいられなかっただろう。そこで発売されたのが、FT-901DMなのだった。あの回転方向の違う八重洲の高級機で820兄貴をやっつけて欲しかったのだ。
TS-520やFT-101(B,E)はいわゆるコリンズタイプの受信部を持つ。コリンズというと超高級機だったから偉そーなものだなと思っていたが、実は一つのバンドの受信機があって、それにバンドごとにクリスタンコンバーターをつけまくったというようなものだった。この方式はミキサーが2つ以上になるためにノイジーで近接の強力な信号に弱いという特徴がある。一方、TS-820はPLLを使った信号を一つのミキサーに入れるシングルコンバージョンなので、ノイズも少なく混変調にも強いのが良い点だ。従来はFT-200やドレークのR-4などがこの方式だったが、VFOと各バンドの水晶を先にミックスし、それを受信用のミキサーに突っ込むいわゆるpre-mix方式だった。しかし、pre-mixは周波数関係が複雑で内部スプリアスが多いという問題があった。そこで、TS-820はpre-mixではなく、PLLを使って一気にミキサーに突っ込む周波数を作るというのが新発明だった。
FT-901DMでもPLL方式のシングルコンバージョンという基本は同じで、さらにちょっと前のTRIOを彷彿とさせるようなきれいな青い透過照明と赤いLED、可変IF幅を実現したWIDTH、混信を消すためのREJECT、APF、エレキー、モードもRTTY, AM, FM、クラリファイアも送信対応、RFスピーチプロセッサ、オートマイクゲインコントロール、さらに1chながらデジタルメモリーを搭載と、当時できることはすべてやったというような凄い内容だった。今となれば機能不足な感もあるが、これがベースとなってその後の高級機の装備が決まって来たとも言えるだろう。しかし、お値段もTS-820を遥かに超えるものだった。そこで、FT-901の弟分としてFT-101Zが発売された。FT-101Zには豪華装備はなかったが、何とダイヤルの回転方向がTRIOと同じになっていた。しかも、ダイヤルはFT-107から始まったアンバー色LEDにあわせた色となっていて、何とも変な感じがしたものだ。そして、FT-901もWARCバンド対応などのタイミングで同じ色合いでTRIO式回転方向になってしまったのだ。
そんなわけで、WARCのついたFT-901DMは欲しいが、後期型の黄色いダイヤルは嫌だ。青いダイヤルと赤いLEDが付いていれば文句ないのに。しかも、黄色いやつはタマも少なくて中古価格も高いのだ。とはいえ、今さらWARCなしをわざわざ買うのもナンだ。そんなわけで、ボクはFT-901は欲しくても買えないリグになっていた。
ところが、頂き物のFT-101Zをちょっと使ってみて、まあこの色もアリかなと思うようになってきた。また、FT-901にはついていたAPF等の装備もなくて、ちょっと寂しい気がした。ちょうどそのタイミングでヤフオクにFT-901DM後期型が出品され、そこそこの価格で落札に成功した。そんなわけで、この二台が並ぶこととなったのだった。
FT-101ZDもえらくキレイだったが、このFT-901DMは埃まみれだった。しかし、掃除機で吸い取って一通りお掃除をしたら、驚くほどmintな状態で、新品同様と言っても良いほどだった。これには驚いた。
しかし、動かしてみると、ガリガリの接触不良マシンだった。おそらく押し入れなどに30年くらい放り込まれていたのだろう。
スイッチ、VR、リレーを洗浄し、一通りの調整をし、28MHz 100W改造、WARCバンド送信改造を完了し、実戦配備への準備が出来てきた。
さて、二台はとても良く似ていて、パーツなどもかなり共用しているのだうと思っていたのだが、それはFT-101Zを知らなかったからで、実際に並べてみるとまったく違うことが分かった。
VFOダイヤル、VFOを止めているフロントのネジ、LEDと同じ高さのでっぱり、PHONEとMICコネクタの処理、外装を止めているネジ穴の回りのくぼみ、ワッシャー付きネジといった具合にお金の掛け方が違うことが分かる。しかし、FT-101Zはメーターが透過照明で良い感じ。
内部も、FT-901がプラグイン方式だがFT-101Zは基板ごちゃごちゃ方式だ。修理は実はごちゃごちゃの方が簡単だっだりする。
しかし、使い勝手はATTが10dBと20dBがあり、つまみやスイッチ類の配置がシンプルなFT-101Zの方がよい。FT-901には二重つまみが多すぎる上に、関連性のないつまみの組み合わせになっていて分かりにくい。また、REJECTもイマイチ効きが良くないし、エレキーはモードAの石なのでボクには使いにくい。
ちょっと使ってみた感じだと、FT-101Zはえらく感度が良い。FT-901DMは調整したのだがちょっと感度が低め。RF AMPのFETなどか劣化しているかもしれない。でも、そのおかげか静かな受信機という感じがする。
また、ダイヤルには1kHz直読の細かいスケールと50kHzごとのアバウトなスケールが同居していて、ちょっと狭苦しい感はするものの、回して行ったときの「このあたり感」が気持ちよい。例えば、ちょっとラジオでも聞いてみるかと3.945kHzに回して行くとき、デジタルの数字を見ているととっても疲れるのだが、アナログで「だいたい445ね」と回して行く方が手の加速減速もやりやすい。実際のところ、FT-901DMを使っていると、普段はアナログダイヤルを眺めていて、正確な数値を読み取るときだけデジタルLEDを見ていることに気づいた。やはり、アナログダイヤルは気持ちよいのだった。でも、101ZDではこうは行かない。やはりアナログで「だいたいこの辺」が分からないといけない。

さて、FT-901DMはちょっとメインで使ってみたいほどなのだが、問題はこの二台ともCWフィルターが入っていないことだ。中古で古いものを買うよりも、Inradあたりから輸入した方が良いような気もしてきた。
今さらながら、FT-901DMとFT-101ZD、さらにTS-830Sも加えて聞き比べなどもしてみたい。TS-820やR-820も復活させて、対決させてみるのも楽しそうだ。
Zoom Info
二台並んだ無線機は、いにしえの八重洲無線の送受信機FT-1002ZDM ラインである。というのはウソで、実はFT-901DM(後期型・輸出名はFT-902DM)とFT-101ZD(初期型)である。
先日、とってもキレイなFT-101Zをいただいたので、28MHz 100W改造と一通りの調整をし直して元気に使えるようになった。その昔、この機種に非常に良く似た上位機種のFT-901という無線機があった。実は、FT-901DM+FV-901DM+SP901をわらしべ長者作戦で入手して使っていたことがある。そのときの印象が良かったので、機会があればまた使ってみたいと思っていた。前期型のFT-901DMはダイヤルが青で周波数表示が赤LEDというデザインで、なかなかかっこ良かった。しかし、初期型には色々な不具合も多かったらしく、WARCバンドを追加した後期型は、輸出仕様ではFT-902と名称を変更するほど違ったものになった。まず、ダイヤルとLEDは目に優しいアンバー色となった。しかし、何だか締まらない色とも言える。ダイヤルも逆回りになってTRIOと同じになってしまった。
ボクは特にYAESUファンではなかったが、これはいかがなものかと思った。というのも、ボクが使っていたTRIOのTS-520Xの上位機種としてデジタル表示で受信性能も良いTS-820が発売されて、ボクはちょっとガッカリしていた。急に生き別れのデキのいい兄貴が出てきた感じだった。TS-820は高級機だったが売れに売れた(と思う)。ライバルの八重洲無線としても黙ってはいられなかっただろう。そこで発売されたのが、FT-901DMなのだった。あの回転方向の違う八重洲の高級機で820兄貴をやっつけて欲しかったのだ。
TS-520やFT-101(B,E)はいわゆるコリンズタイプの受信部を持つ。コリンズというと超高級機だったから偉そーなものだなと思っていたが、実は一つのバンドの受信機があって、それにバンドごとにクリスタンコンバーターをつけまくったというようなものだった。この方式はミキサーが2つ以上になるためにノイジーで近接の強力な信号に弱いという特徴がある。一方、TS-820はPLLを使った信号を一つのミキサーに入れるシングルコンバージョンなので、ノイズも少なく混変調にも強いのが良い点だ。従来はFT-200やドレークのR-4などがこの方式だったが、VFOと各バンドの水晶を先にミックスし、それを受信用のミキサーに突っ込むいわゆるpre-mix方式だった。しかし、pre-mixは周波数関係が複雑で内部スプリアスが多いという問題があった。そこで、TS-820はpre-mixではなく、PLLを使って一気にミキサーに突っ込む周波数を作るというのが新発明だった。
FT-901DMでもPLL方式のシングルコンバージョンという基本は同じで、さらにちょっと前のTRIOを彷彿とさせるようなきれいな青い透過照明と赤いLED、可変IF幅を実現したWIDTH、混信を消すためのREJECT、APF、エレキー、モードもRTTY, AM, FM、クラリファイアも送信対応、RFスピーチプロセッサ、オートマイクゲインコントロール、さらに1chながらデジタルメモリーを搭載と、当時できることはすべてやったというような凄い内容だった。今となれば機能不足な感もあるが、これがベースとなってその後の高級機の装備が決まって来たとも言えるだろう。しかし、お値段もTS-820を遥かに超えるものだった。そこで、FT-901の弟分としてFT-101Zが発売された。FT-101Zには豪華装備はなかったが、何とダイヤルの回転方向がTRIOと同じになっていた。しかも、ダイヤルはFT-107から始まったアンバー色LEDにあわせた色となっていて、何とも変な感じがしたものだ。そして、FT-901もWARCバンド対応などのタイミングで同じ色合いでTRIO式回転方向になってしまったのだ。
そんなわけで、WARCのついたFT-901DMは欲しいが、後期型の黄色いダイヤルは嫌だ。青いダイヤルと赤いLEDが付いていれば文句ないのに。しかも、黄色いやつはタマも少なくて中古価格も高いのだ。とはいえ、今さらWARCなしをわざわざ買うのもナンだ。そんなわけで、ボクはFT-901は欲しくても買えないリグになっていた。
ところが、頂き物のFT-101Zをちょっと使ってみて、まあこの色もアリかなと思うようになってきた。また、FT-901にはついていたAPF等の装備もなくて、ちょっと寂しい気がした。ちょうどそのタイミングでヤフオクにFT-901DM後期型が出品され、そこそこの価格で落札に成功した。そんなわけで、この二台が並ぶこととなったのだった。
FT-101ZDもえらくキレイだったが、このFT-901DMは埃まみれだった。しかし、掃除機で吸い取って一通りお掃除をしたら、驚くほどmintな状態で、新品同様と言っても良いほどだった。これには驚いた。
しかし、動かしてみると、ガリガリの接触不良マシンだった。おそらく押し入れなどに30年くらい放り込まれていたのだろう。
スイッチ、VR、リレーを洗浄し、一通りの調整をし、28MHz 100W改造、WARCバンド送信改造を完了し、実戦配備への準備が出来てきた。
さて、二台はとても良く似ていて、パーツなどもかなり共用しているのだうと思っていたのだが、それはFT-101Zを知らなかったからで、実際に並べてみるとまったく違うことが分かった。
VFOダイヤル、VFOを止めているフロントのネジ、LEDと同じ高さのでっぱり、PHONEとMICコネクタの処理、外装を止めているネジ穴の回りのくぼみ、ワッシャー付きネジといった具合にお金の掛け方が違うことが分かる。しかし、FT-101Zはメーターが透過照明で良い感じ。
内部も、FT-901がプラグイン方式だがFT-101Zは基板ごちゃごちゃ方式だ。修理は実はごちゃごちゃの方が簡単だっだりする。
しかし、使い勝手はATTが10dBと20dBがあり、つまみやスイッチ類の配置がシンプルなFT-101Zの方がよい。FT-901には二重つまみが多すぎる上に、関連性のないつまみの組み合わせになっていて分かりにくい。また、REJECTもイマイチ効きが良くないし、エレキーはモードAの石なのでボクには使いにくい。
ちょっと使ってみた感じだと、FT-101Zはえらく感度が良い。FT-901DMは調整したのだがちょっと感度が低め。RF AMPのFETなどか劣化しているかもしれない。でも、そのおかげか静かな受信機という感じがする。
また、ダイヤルには1kHz直読の細かいスケールと50kHzごとのアバウトなスケールが同居していて、ちょっと狭苦しい感はするものの、回して行ったときの「このあたり感」が気持ちよい。例えば、ちょっとラジオでも聞いてみるかと3.945kHzに回して行くとき、デジタルの数字を見ているととっても疲れるのだが、アナログで「だいたい445ね」と回して行く方が手の加速減速もやりやすい。実際のところ、FT-901DMを使っていると、普段はアナログダイヤルを眺めていて、正確な数値を読み取るときだけデジタルLEDを見ていることに気づいた。やはり、アナログダイヤルは気持ちよいのだった。でも、101ZDではこうは行かない。やはりアナログで「だいたいこの辺」が分からないといけない。

さて、FT-901DMはちょっとメインで使ってみたいほどなのだが、問題はこの二台ともCWフィルターが入っていないことだ。中古で古いものを買うよりも、Inradあたりから輸入した方が良いような気もしてきた。
今さらながら、FT-901DMとFT-101ZD、さらにTS-830Sも加えて聞き比べなどもしてみたい。TS-820やR-820も復活させて、対決させてみるのも楽しそうだ。
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二台並んだ無線機は、いにしえの八重洲無線の送受信機FT-1002ZDM ラインである。というのはウソで、実はFT-901DM(後期型・輸出名はFT-902DM)とFT-101ZD(初期型)である。
先日、とってもキレイなFT-101Zをいただいたので、28MHz 100W改造と一通りの調整をし直して元気に使えるようになった。その昔、この機種に非常に良く似た上位機種のFT-901という無線機があった。実は、FT-901DM+FV-901DM+SP901をわらしべ長者作戦で入手して使っていたことがある。そのときの印象が良かったので、機会があればまた使ってみたいと思っていた。前期型のFT-901DMはダイヤルが青で周波数表示が赤LEDというデザインで、なかなかかっこ良かった。しかし、初期型には色々な不具合も多かったらしく、WARCバンドを追加した後期型は、輸出仕様ではFT-902と名称を変更するほど違ったものになった。まず、ダイヤルとLEDは目に優しいアンバー色となった。しかし、何だか締まらない色とも言える。ダイヤルも逆回りになってTRIOと同じになってしまった。
ボクは特にYAESUファンではなかったが、これはいかがなものかと思った。というのも、ボクが使っていたTRIOのTS-520Xの上位機種としてデジタル表示で受信性能も良いTS-820が発売されて、ボクはちょっとガッカリしていた。急に生き別れのデキのいい兄貴が出てきた感じだった。TS-820は高級機だったが売れに売れた(と思う)。ライバルの八重洲無線としても黙ってはいられなかっただろう。そこで発売されたのが、FT-901DMなのだった。あの回転方向の違う八重洲の高級機で820兄貴をやっつけて欲しかったのだ。
TS-520やFT-101(B,E)はいわゆるコリンズタイプの受信部を持つ。コリンズというと超高級機だったから偉そーなものだなと思っていたが、実は一つのバンドの受信機があって、それにバンドごとにクリスタンコンバーターをつけまくったというようなものだった。この方式はミキサーが2つ以上になるためにノイジーで近接の強力な信号に弱いという特徴がある。一方、TS-820はPLLを使った信号を一つのミキサーに入れるシングルコンバージョンなので、ノイズも少なく混変調にも強いのが良い点だ。従来はFT-200やドレークのR-4などがこの方式だったが、VFOと各バンドの水晶を先にミックスし、それを受信用のミキサーに突っ込むいわゆるpre-mix方式だった。しかし、pre-mixは周波数関係が複雑で内部スプリアスが多いという問題があった。そこで、TS-820はpre-mixではなく、PLLを使って一気にミキサーに突っ込む周波数を作るというのが新発明だった。
FT-901DMでもPLL方式のシングルコンバージョンという基本は同じで、さらにちょっと前のTRIOを彷彿とさせるようなきれいな青い透過照明と赤いLED、可変IF幅を実現したWIDTH、混信を消すためのREJECT、APF、エレキー、モードもRTTY, AM, FM、クラリファイアも送信対応、RFスピーチプロセッサ、オートマイクゲインコントロール、さらに1chながらデジタルメモリーを搭載と、当時できることはすべてやったというような凄い内容だった。今となれば機能不足な感もあるが、これがベースとなってその後の高級機の装備が決まって来たとも言えるだろう。しかし、お値段もTS-820を遥かに超えるものだった。そこで、FT-901の弟分としてFT-101Zが発売された。FT-101Zには豪華装備はなかったが、何とダイヤルの回転方向がTRIOと同じになっていた。しかも、ダイヤルはFT-107から始まったアンバー色LEDにあわせた色となっていて、何とも変な感じがしたものだ。そして、FT-901もWARCバンド対応などのタイミングで同じ色合いでTRIO式回転方向になってしまったのだ。
そんなわけで、WARCのついたFT-901DMは欲しいが、後期型の黄色いダイヤルは嫌だ。青いダイヤルと赤いLEDが付いていれば文句ないのに。しかも、黄色いやつはタマも少なくて中古価格も高いのだ。とはいえ、今さらWARCなしをわざわざ買うのもナンだ。そんなわけで、ボクはFT-901は欲しくても買えないリグになっていた。
ところが、頂き物のFT-101Zをちょっと使ってみて、まあこの色もアリかなと思うようになってきた。また、FT-901にはついていたAPF等の装備もなくて、ちょっと寂しい気がした。ちょうどそのタイミングでヤフオクにFT-901DM後期型が出品され、そこそこの価格で落札に成功した。そんなわけで、この二台が並ぶこととなったのだった。
FT-101ZDもえらくキレイだったが、このFT-901DMは埃まみれだった。しかし、掃除機で吸い取って一通りお掃除をしたら、驚くほどmintな状態で、新品同様と言っても良いほどだった。これには驚いた。
しかし、動かしてみると、ガリガリの接触不良マシンだった。おそらく押し入れなどに30年くらい放り込まれていたのだろう。
スイッチ、VR、リレーを洗浄し、一通りの調整をし、28MHz 100W改造、WARCバンド送信改造を完了し、実戦配備への準備が出来てきた。
さて、二台はとても良く似ていて、パーツなどもかなり共用しているのだうと思っていたのだが、それはFT-101Zを知らなかったからで、実際に並べてみるとまったく違うことが分かった。
VFOダイヤル、VFOを止めているフロントのネジ、LEDと同じ高さのでっぱり、PHONEとMICコネクタの処理、外装を止めているネジ穴の回りのくぼみ、ワッシャー付きネジといった具合にお金の掛け方が違うことが分かる。しかし、FT-101Zはメーターが透過照明で良い感じ。
内部も、FT-901がプラグイン方式だがFT-101Zは基板ごちゃごちゃ方式だ。修理は実はごちゃごちゃの方が簡単だっだりする。
しかし、使い勝手はATTが10dBと20dBがあり、つまみやスイッチ類の配置がシンプルなFT-101Zの方がよい。FT-901には二重つまみが多すぎる上に、関連性のないつまみの組み合わせになっていて分かりにくい。また、REJECTもイマイチ効きが良くないし、エレキーはモードAの石なのでボクには使いにくい。
ちょっと使ってみた感じだと、FT-101Zはえらく感度が良い。FT-901DMは調整したのだがちょっと感度が低め。RF AMPのFETなどか劣化しているかもしれない。でも、そのおかげか静かな受信機という感じがする。
また、ダイヤルには1kHz直読の細かいスケールと50kHzごとのアバウトなスケールが同居していて、ちょっと狭苦しい感はするものの、回して行ったときの「このあたり感」が気持ちよい。例えば、ちょっとラジオでも聞いてみるかと3.945kHzに回して行くとき、デジタルの数字を見ているととっても疲れるのだが、アナログで「だいたい445ね」と回して行く方が手の加速減速もやりやすい。実際のところ、FT-901DMを使っていると、普段はアナログダイヤルを眺めていて、正確な数値を読み取るときだけデジタルLEDを見ていることに気づいた。やはり、アナログダイヤルは気持ちよいのだった。でも、101ZDではこうは行かない。やはりアナログで「だいたいこの辺」が分からないといけない。

さて、FT-901DMはちょっとメインで使ってみたいほどなのだが、問題はこの二台ともCWフィルターが入っていないことだ。中古で古いものを買うよりも、Inradあたりから輸入した方が良いような気もしてきた。
今さらながら、FT-901DMとFT-101ZD、さらにTS-830Sも加えて聞き比べなどもしてみたい。TS-820やR-820も復活させて、対決させてみるのも楽しそうだ。
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二台並んだ無線機は、いにしえの八重洲無線の送受信機FT-1002ZDM ラインである。というのはウソで、実はFT-901DM(後期型・輸出名はFT-902DM)とFT-101ZD(初期型)である。
先日、とってもキレイなFT-101Zをいただいたので、28MHz 100W改造と一通りの調整をし直して元気に使えるようになった。その昔、この機種に非常に良く似た上位機種のFT-901という無線機があった。実は、FT-901DM+FV-901DM+SP901をわらしべ長者作戦で入手して使っていたことがある。そのときの印象が良かったので、機会があればまた使ってみたいと思っていた。前期型のFT-901DMはダイヤルが青で周波数表示が赤LEDというデザインで、なかなかかっこ良かった。しかし、初期型には色々な不具合も多かったらしく、WARCバンドを追加した後期型は、輸出仕様ではFT-902と名称を変更するほど違ったものになった。まず、ダイヤルとLEDは目に優しいアンバー色となった。しかし、何だか締まらない色とも言える。ダイヤルも逆回りになってTRIOと同じになってしまった。
ボクは特にYAESUファンではなかったが、これはいかがなものかと思った。というのも、ボクが使っていたTRIOのTS-520Xの上位機種としてデジタル表示で受信性能も良いTS-820が発売されて、ボクはちょっとガッカリしていた。急に生き別れのデキのいい兄貴が出てきた感じだった。TS-820は高級機だったが売れに売れた(と思う)。ライバルの八重洲無線としても黙ってはいられなかっただろう。そこで発売されたのが、FT-901DMなのだった。あの回転方向の違う八重洲の高級機で820兄貴をやっつけて欲しかったのだ。
TS-520やFT-101(B,E)はいわゆるコリンズタイプの受信部を持つ。コリンズというと超高級機だったから偉そーなものだなと思っていたが、実は一つのバンドの受信機があって、それにバンドごとにクリスタンコンバーターをつけまくったというようなものだった。この方式はミキサーが2つ以上になるためにノイジーで近接の強力な信号に弱いという特徴がある。一方、TS-820はPLLを使った信号を一つのミキサーに入れるシングルコンバージョンなので、ノイズも少なく混変調にも強いのが良い点だ。従来はFT-200やドレークのR-4などがこの方式だったが、VFOと各バンドの水晶を先にミックスし、それを受信用のミキサーに突っ込むいわゆるpre-mix方式だった。しかし、pre-mixは周波数関係が複雑で内部スプリアスが多いという問題があった。そこで、TS-820はpre-mixではなく、PLLを使って一気にミキサーに突っ込む周波数を作るというのが新発明だった。
FT-901DMでもPLL方式のシングルコンバージョンという基本は同じで、さらにちょっと前のTRIOを彷彿とさせるようなきれいな青い透過照明と赤いLED、可変IF幅を実現したWIDTH、混信を消すためのREJECT、APF、エレキー、モードもRTTY, AM, FM、クラリファイアも送信対応、RFスピーチプロセッサ、オートマイクゲインコントロール、さらに1chながらデジタルメモリーを搭載と、当時できることはすべてやったというような凄い内容だった。今となれば機能不足な感もあるが、これがベースとなってその後の高級機の装備が決まって来たとも言えるだろう。しかし、お値段もTS-820を遥かに超えるものだった。そこで、FT-901の弟分としてFT-101Zが発売された。FT-101Zには豪華装備はなかったが、何とダイヤルの回転方向がTRIOと同じになっていた。しかも、ダイヤルはFT-107から始まったアンバー色LEDにあわせた色となっていて、何とも変な感じがしたものだ。そして、FT-901もWARCバンド対応などのタイミングで同じ色合いでTRIO式回転方向になってしまったのだ。
そんなわけで、WARCのついたFT-901DMは欲しいが、後期型の黄色いダイヤルは嫌だ。青いダイヤルと赤いLEDが付いていれば文句ないのに。しかも、黄色いやつはタマも少なくて中古価格も高いのだ。とはいえ、今さらWARCなしをわざわざ買うのもナンだ。そんなわけで、ボクはFT-901は欲しくても買えないリグになっていた。
ところが、頂き物のFT-101Zをちょっと使ってみて、まあこの色もアリかなと思うようになってきた。また、FT-901にはついていたAPF等の装備もなくて、ちょっと寂しい気がした。ちょうどそのタイミングでヤフオクにFT-901DM後期型が出品され、そこそこの価格で落札に成功した。そんなわけで、この二台が並ぶこととなったのだった。
FT-101ZDもえらくキレイだったが、このFT-901DMは埃まみれだった。しかし、掃除機で吸い取って一通りお掃除をしたら、驚くほどmintな状態で、新品同様と言っても良いほどだった。これには驚いた。
しかし、動かしてみると、ガリガリの接触不良マシンだった。おそらく押し入れなどに30年くらい放り込まれていたのだろう。
スイッチ、VR、リレーを洗浄し、一通りの調整をし、28MHz 100W改造、WARCバンド送信改造を完了し、実戦配備への準備が出来てきた。
さて、二台はとても良く似ていて、パーツなどもかなり共用しているのだうと思っていたのだが、それはFT-101Zを知らなかったからで、実際に並べてみるとまったく違うことが分かった。
VFOダイヤル、VFOを止めているフロントのネジ、LEDと同じ高さのでっぱり、PHONEとMICコネクタの処理、外装を止めているネジ穴の回りのくぼみ、ワッシャー付きネジといった具合にお金の掛け方が違うことが分かる。しかし、FT-101Zはメーターが透過照明で良い感じ。
内部も、FT-901がプラグイン方式だがFT-101Zは基板ごちゃごちゃ方式だ。修理は実はごちゃごちゃの方が簡単だっだりする。
しかし、使い勝手はATTが10dBと20dBがあり、つまみやスイッチ類の配置がシンプルなFT-101Zの方がよい。FT-901には二重つまみが多すぎる上に、関連性のないつまみの組み合わせになっていて分かりにくい。また、REJECTもイマイチ効きが良くないし、エレキーはモードAの石なのでボクには使いにくい。
ちょっと使ってみた感じだと、FT-101Zはえらく感度が良い。FT-901DMは調整したのだがちょっと感度が低め。RF AMPのFETなどか劣化しているかもしれない。でも、そのおかげか静かな受信機という感じがする。
また、ダイヤルには1kHz直読の細かいスケールと50kHzごとのアバウトなスケールが同居していて、ちょっと狭苦しい感はするものの、回して行ったときの「このあたり感」が気持ちよい。例えば、ちょっとラジオでも聞いてみるかと3.945kHzに回して行くとき、デジタルの数字を見ているととっても疲れるのだが、アナログで「だいたい445ね」と回して行く方が手の加速減速もやりやすい。実際のところ、FT-901DMを使っていると、普段はアナログダイヤルを眺めていて、正確な数値を読み取るときだけデジタルLEDを見ていることに気づいた。やはり、アナログダイヤルは気持ちよいのだった。でも、101ZDではこうは行かない。やはりアナログで「だいたいこの辺」が分からないといけない。

さて、FT-901DMはちょっとメインで使ってみたいほどなのだが、問題はこの二台ともCWフィルターが入っていないことだ。中古で古いものを買うよりも、Inradあたりから輸入した方が良いような気もしてきた。
今さらながら、FT-901DMとFT-101ZD、さらにTS-830Sも加えて聞き比べなどもしてみたい。TS-820やR-820も復活させて、対決させてみるのも楽しそうだ。
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二台並んだ無線機は、いにしえの八重洲無線の送受信機FT-1002ZDM ラインである。というのはウソで、実はFT-901DM(後期型・輸出名はFT-902DM)とFT-101ZD(初期型)である。
先日、とってもキレイなFT-101Zをいただいたので、28MHz 100W改造と一通りの調整をし直して元気に使えるようになった。その昔、この機種に非常に良く似た上位機種のFT-901という無線機があった。実は、FT-901DM+FV-901DM+SP901をわらしべ長者作戦で入手して使っていたことがある。そのときの印象が良かったので、機会があればまた使ってみたいと思っていた。前期型のFT-901DMはダイヤルが青で周波数表示が赤LEDというデザインで、なかなかかっこ良かった。しかし、初期型には色々な不具合も多かったらしく、WARCバンドを追加した後期型は、輸出仕様ではFT-902と名称を変更するほど違ったものになった。まず、ダイヤルとLEDは目に優しいアンバー色となった。しかし、何だか締まらない色とも言える。ダイヤルも逆回りになってTRIOと同じになってしまった。
ボクは特にYAESUファンではなかったが、これはいかがなものかと思った。というのも、ボクが使っていたTRIOのTS-520Xの上位機種としてデジタル表示で受信性能も良いTS-820が発売されて、ボクはちょっとガッカリしていた。急に生き別れのデキのいい兄貴が出てきた感じだった。TS-820は高級機だったが売れに売れた(と思う)。ライバルの八重洲無線としても黙ってはいられなかっただろう。そこで発売されたのが、FT-901DMなのだった。あの回転方向の違う八重洲の高級機で820兄貴をやっつけて欲しかったのだ。
TS-520やFT-101(B,E)はいわゆるコリンズタイプの受信部を持つ。コリンズというと超高級機だったから偉そーなものだなと思っていたが、実は一つのバンドの受信機があって、それにバンドごとにクリスタンコンバーターをつけまくったというようなものだった。この方式はミキサーが2つ以上になるためにノイジーで近接の強力な信号に弱いという特徴がある。一方、TS-820はPLLを使った信号を一つのミキサーに入れるシングルコンバージョンなので、ノイズも少なく混変調にも強いのが良い点だ。従来はFT-200やドレークのR-4などがこの方式だったが、VFOと各バンドの水晶を先にミックスし、それを受信用のミキサーに突っ込むいわゆるpre-mix方式だった。しかし、pre-mixは周波数関係が複雑で内部スプリアスが多いという問題があった。そこで、TS-820はpre-mixではなく、PLLを使って一気にミキサーに突っ込む周波数を作るというのが新発明だった。
FT-901DMでもPLL方式のシングルコンバージョンという基本は同じで、さらにちょっと前のTRIOを彷彿とさせるようなきれいな青い透過照明と赤いLED、可変IF幅を実現したWIDTH、混信を消すためのREJECT、APF、エレキー、モードもRTTY, AM, FM、クラリファイアも送信対応、RFスピーチプロセッサ、オートマイクゲインコントロール、さらに1chながらデジタルメモリーを搭載と、当時できることはすべてやったというような凄い内容だった。今となれば機能不足な感もあるが、これがベースとなってその後の高級機の装備が決まって来たとも言えるだろう。しかし、お値段もTS-820を遥かに超えるものだった。そこで、FT-901の弟分としてFT-101Zが発売された。FT-101Zには豪華装備はなかったが、何とダイヤルの回転方向がTRIOと同じになっていた。しかも、ダイヤルはFT-107から始まったアンバー色LEDにあわせた色となっていて、何とも変な感じがしたものだ。そして、FT-901もWARCバンド対応などのタイミングで同じ色合いでTRIO式回転方向になってしまったのだ。
そんなわけで、WARCのついたFT-901DMは欲しいが、後期型の黄色いダイヤルは嫌だ。青いダイヤルと赤いLEDが付いていれば文句ないのに。しかも、黄色いやつはタマも少なくて中古価格も高いのだ。とはいえ、今さらWARCなしをわざわざ買うのもナンだ。そんなわけで、ボクはFT-901は欲しくても買えないリグになっていた。
ところが、頂き物のFT-101Zをちょっと使ってみて、まあこの色もアリかなと思うようになってきた。また、FT-901にはついていたAPF等の装備もなくて、ちょっと寂しい気がした。ちょうどそのタイミングでヤフオクにFT-901DM後期型が出品され、そこそこの価格で落札に成功した。そんなわけで、この二台が並ぶこととなったのだった。
FT-101ZDもえらくキレイだったが、このFT-901DMは埃まみれだった。しかし、掃除機で吸い取って一通りお掃除をしたら、驚くほどmintな状態で、新品同様と言っても良いほどだった。これには驚いた。
しかし、動かしてみると、ガリガリの接触不良マシンだった。おそらく押し入れなどに30年くらい放り込まれていたのだろう。
スイッチ、VR、リレーを洗浄し、一通りの調整をし、28MHz 100W改造、WARCバンド送信改造を完了し、実戦配備への準備が出来てきた。
さて、二台はとても良く似ていて、パーツなどもかなり共用しているのだうと思っていたのだが、それはFT-101Zを知らなかったからで、実際に並べてみるとまったく違うことが分かった。
VFOダイヤル、VFOを止めているフロントのネジ、LEDと同じ高さのでっぱり、PHONEとMICコネクタの処理、外装を止めているネジ穴の回りのくぼみ、ワッシャー付きネジといった具合にお金の掛け方が違うことが分かる。しかし、FT-101Zはメーターが透過照明で良い感じ。
内部も、FT-901がプラグイン方式だがFT-101Zは基板ごちゃごちゃ方式だ。修理は実はごちゃごちゃの方が簡単だっだりする。
しかし、使い勝手はATTが10dBと20dBがあり、つまみやスイッチ類の配置がシンプルなFT-101Zの方がよい。FT-901には二重つまみが多すぎる上に、関連性のないつまみの組み合わせになっていて分かりにくい。また、REJECTもイマイチ効きが良くないし、エレキーはモードAの石なのでボクには使いにくい。
ちょっと使ってみた感じだと、FT-101Zはえらく感度が良い。FT-901DMは調整したのだがちょっと感度が低め。RF AMPのFETなどか劣化しているかもしれない。でも、そのおかげか静かな受信機という感じがする。
また、ダイヤルには1kHz直読の細かいスケールと50kHzごとのアバウトなスケールが同居していて、ちょっと狭苦しい感はするものの、回して行ったときの「このあたり感」が気持ちよい。例えば、ちょっとラジオでも聞いてみるかと3.945kHzに回して行くとき、デジタルの数字を見ているととっても疲れるのだが、アナログで「だいたい445ね」と回して行く方が手の加速減速もやりやすい。実際のところ、FT-901DMを使っていると、普段はアナログダイヤルを眺めていて、正確な数値を読み取るときだけデジタルLEDを見ていることに気づいた。やはり、アナログダイヤルは気持ちよいのだった。でも、101ZDではこうは行かない。やはりアナログで「だいたいこの辺」が分からないといけない。

さて、FT-901DMはちょっとメインで使ってみたいほどなのだが、問題はこの二台ともCWフィルターが入っていないことだ。中古で古いものを買うよりも、Inradあたりから輸入した方が良いような気もしてきた。
今さらながら、FT-901DMとFT-101ZD、さらにTS-830Sも加えて聞き比べなどもしてみたい。TS-820やR-820も復活させて、対決させてみるのも楽しそうだ。
Zoom Info
二台並んだ無線機は、いにしえの八重洲無線の送受信機FT-1002ZDM ラインである。というのはウソで、実はFT-901DM(後期型・輸出名はFT-902DM)とFT-101ZD(初期型)である。
先日、とってもキレイなFT-101Zをいただいたので、28MHz 100W改造と一通りの調整をし直して元気に使えるようになった。その昔、この機種に非常に良く似た上位機種のFT-901という無線機があった。実は、FT-901DM+FV-901DM+SP901をわらしべ長者作戦で入手して使っていたことがある。そのときの印象が良かったので、機会があればまた使ってみたいと思っていた。前期型のFT-901DMはダイヤルが青で周波数表示が赤LEDというデザインで、なかなかかっこ良かった。しかし、初期型には色々な不具合も多かったらしく、WARCバンドを追加した後期型は、輸出仕様ではFT-902と名称を変更するほど違ったものになった。まず、ダイヤルとLEDは目に優しいアンバー色となった。しかし、何だか締まらない色とも言える。ダイヤルも逆回りになってTRIOと同じになってしまった。
ボクは特にYAESUファンではなかったが、これはいかがなものかと思った。というのも、ボクが使っていたTRIOのTS-520Xの上位機種としてデジタル表示で受信性能も良いTS-820が発売されて、ボクはちょっとガッカリしていた。急に生き別れのデキのいい兄貴が出てきた感じだった。TS-820は高級機だったが売れに売れた(と思う)。ライバルの八重洲無線としても黙ってはいられなかっただろう。そこで発売されたのが、FT-901DMなのだった。あの回転方向の違う八重洲の高級機で820兄貴をやっつけて欲しかったのだ。
TS-520やFT-101(B,E)はいわゆるコリンズタイプの受信部を持つ。コリンズというと超高級機だったから偉そーなものだなと思っていたが、実は一つのバンドの受信機があって、それにバンドごとにクリスタンコンバーターをつけまくったというようなものだった。この方式はミキサーが2つ以上になるためにノイジーで近接の強力な信号に弱いという特徴がある。一方、TS-820はPLLを使った信号を一つのミキサーに入れるシングルコンバージョンなので、ノイズも少なく混変調にも強いのが良い点だ。従来はFT-200やドレークのR-4などがこの方式だったが、VFOと各バンドの水晶を先にミックスし、それを受信用のミキサーに突っ込むいわゆるpre-mix方式だった。しかし、pre-mixは周波数関係が複雑で内部スプリアスが多いという問題があった。そこで、TS-820はpre-mixではなく、PLLを使って一気にミキサーに突っ込む周波数を作るというのが新発明だった。
FT-901DMでもPLL方式のシングルコンバージョンという基本は同じで、さらにちょっと前のTRIOを彷彿とさせるようなきれいな青い透過照明と赤いLED、可変IF幅を実現したWIDTH、混信を消すためのREJECT、APF、エレキー、モードもRTTY, AM, FM、クラリファイアも送信対応、RFスピーチプロセッサ、オートマイクゲインコントロール、さらに1chながらデジタルメモリーを搭載と、当時できることはすべてやったというような凄い内容だった。今となれば機能不足な感もあるが、これがベースとなってその後の高級機の装備が決まって来たとも言えるだろう。しかし、お値段もTS-820を遥かに超えるものだった。そこで、FT-901の弟分としてFT-101Zが発売された。FT-101Zには豪華装備はなかったが、何とダイヤルの回転方向がTRIOと同じになっていた。しかも、ダイヤルはFT-107から始まったアンバー色LEDにあわせた色となっていて、何とも変な感じがしたものだ。そして、FT-901もWARCバンド対応などのタイミングで同じ色合いでTRIO式回転方向になってしまったのだ。
そんなわけで、WARCのついたFT-901DMは欲しいが、後期型の黄色いダイヤルは嫌だ。青いダイヤルと赤いLEDが付いていれば文句ないのに。しかも、黄色いやつはタマも少なくて中古価格も高いのだ。とはいえ、今さらWARCなしをわざわざ買うのもナンだ。そんなわけで、ボクはFT-901は欲しくても買えないリグになっていた。
ところが、頂き物のFT-101Zをちょっと使ってみて、まあこの色もアリかなと思うようになってきた。また、FT-901にはついていたAPF等の装備もなくて、ちょっと寂しい気がした。ちょうどそのタイミングでヤフオクにFT-901DM後期型が出品され、そこそこの価格で落札に成功した。そんなわけで、この二台が並ぶこととなったのだった。
FT-101ZDもえらくキレイだったが、このFT-901DMは埃まみれだった。しかし、掃除機で吸い取って一通りお掃除をしたら、驚くほどmintな状態で、新品同様と言っても良いほどだった。これには驚いた。
しかし、動かしてみると、ガリガリの接触不良マシンだった。おそらく押し入れなどに30年くらい放り込まれていたのだろう。
スイッチ、VR、リレーを洗浄し、一通りの調整をし、28MHz 100W改造、WARCバンド送信改造を完了し、実戦配備への準備が出来てきた。
さて、二台はとても良く似ていて、パーツなどもかなり共用しているのだうと思っていたのだが、それはFT-101Zを知らなかったからで、実際に並べてみるとまったく違うことが分かった。
VFOダイヤル、VFOを止めているフロントのネジ、LEDと同じ高さのでっぱり、PHONEとMICコネクタの処理、外装を止めているネジ穴の回りのくぼみ、ワッシャー付きネジといった具合にお金の掛け方が違うことが分かる。しかし、FT-101Zはメーターが透過照明で良い感じ。
内部も、FT-901がプラグイン方式だがFT-101Zは基板ごちゃごちゃ方式だ。修理は実はごちゃごちゃの方が簡単だっだりする。
しかし、使い勝手はATTが10dBと20dBがあり、つまみやスイッチ類の配置がシンプルなFT-101Zの方がよい。FT-901には二重つまみが多すぎる上に、関連性のないつまみの組み合わせになっていて分かりにくい。また、REJECTもイマイチ効きが良くないし、エレキーはモードAの石なのでボクには使いにくい。
ちょっと使ってみた感じだと、FT-101Zはえらく感度が良い。FT-901DMは調整したのだがちょっと感度が低め。RF AMPのFETなどか劣化しているかもしれない。でも、そのおかげか静かな受信機という感じがする。
また、ダイヤルには1kHz直読の細かいスケールと50kHzごとのアバウトなスケールが同居していて、ちょっと狭苦しい感はするものの、回して行ったときの「このあたり感」が気持ちよい。例えば、ちょっとラジオでも聞いてみるかと3.945kHzに回して行くとき、デジタルの数字を見ているととっても疲れるのだが、アナログで「だいたい445ね」と回して行く方が手の加速減速もやりやすい。実際のところ、FT-901DMを使っていると、普段はアナログダイヤルを眺めていて、正確な数値を読み取るときだけデジタルLEDを見ていることに気づいた。やはり、アナログダイヤルは気持ちよいのだった。でも、101ZDではこうは行かない。やはりアナログで「だいたいこの辺」が分からないといけない。

さて、FT-901DMはちょっとメインで使ってみたいほどなのだが、問題はこの二台ともCWフィルターが入っていないことだ。中古で古いものを買うよりも、Inradあたりから輸入した方が良いような気もしてきた。
今さらながら、FT-901DMとFT-101ZD、さらにTS-830Sも加えて聞き比べなどもしてみたい。TS-820やR-820も復活させて、対決させてみるのも楽しそうだ。
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二台並んだ無線機は、いにしえの八重洲無線の送受信機FT-1002ZDM ラインである。というのはウソで、実はFT-901DM(後期型・輸出名はFT-902DM)とFT-101ZD(初期型)である。
先日、とってもキレイなFT-101Zをいただいたので、28MHz 100W改造と一通りの調整をし直して元気に使えるようになった。その昔、この機種に非常に良く似た上位機種のFT-901という無線機があった。実は、FT-901DM+FV-901DM+SP901をわらしべ長者作戦で入手して使っていたことがある。そのときの印象が良かったので、機会があればまた使ってみたいと思っていた。前期型のFT-901DMはダイヤルが青で周波数表示が赤LEDというデザインで、なかなかかっこ良かった。しかし、初期型には色々な不具合も多かったらしく、WARCバンドを追加した後期型は、輸出仕様ではFT-902と名称を変更するほど違ったものになった。まず、ダイヤルとLEDは目に優しいアンバー色となった。しかし、何だか締まらない色とも言える。ダイヤルも逆回りになってTRIOと同じになってしまった。
ボクは特にYAESUファンではなかったが、これはいかがなものかと思った。というのも、ボクが使っていたTRIOのTS-520Xの上位機種としてデジタル表示で受信性能も良いTS-820が発売されて、ボクはちょっとガッカリしていた。急に生き別れのデキのいい兄貴が出てきた感じだった。TS-820は高級機だったが売れに売れた(と思う)。ライバルの八重洲無線としても黙ってはいられなかっただろう。そこで発売されたのが、FT-901DMなのだった。あの回転方向の違う八重洲の高級機で820兄貴をやっつけて欲しかったのだ。
TS-520やFT-101(B,E)はいわゆるコリンズタイプの受信部を持つ。コリンズというと超高級機だったから偉そーなものだなと思っていたが、実は一つのバンドの受信機があって、それにバンドごとにクリスタンコンバーターをつけまくったというようなものだった。この方式はミキサーが2つ以上になるためにノイジーで近接の強力な信号に弱いという特徴がある。一方、TS-820はPLLを使った信号を一つのミキサーに入れるシングルコンバージョンなので、ノイズも少なく混変調にも強いのが良い点だ。従来はFT-200やドレークのR-4などがこの方式だったが、VFOと各バンドの水晶を先にミックスし、それを受信用のミキサーに突っ込むいわゆるpre-mix方式だった。しかし、pre-mixは周波数関係が複雑で内部スプリアスが多いという問題があった。そこで、TS-820はpre-mixではなく、PLLを使って一気にミキサーに突っ込む周波数を作るというのが新発明だった。
FT-901DMでもPLL方式のシングルコンバージョンという基本は同じで、さらにちょっと前のTRIOを彷彿とさせるようなきれいな青い透過照明と赤いLED、可変IF幅を実現したWIDTH、混信を消すためのREJECT、APF、エレキー、モードもRTTY, AM, FM、クラリファイアも送信対応、RFスピーチプロセッサ、オートマイクゲインコントロール、さらに1chながらデジタルメモリーを搭載と、当時できることはすべてやったというような凄い内容だった。今となれば機能不足な感もあるが、これがベースとなってその後の高級機の装備が決まって来たとも言えるだろう。しかし、お値段もTS-820を遥かに超えるものだった。そこで、FT-901の弟分としてFT-101Zが発売された。FT-101Zには豪華装備はなかったが、何とダイヤルの回転方向がTRIOと同じになっていた。しかも、ダイヤルはFT-107から始まったアンバー色LEDにあわせた色となっていて、何とも変な感じがしたものだ。そして、FT-901もWARCバンド対応などのタイミングで同じ色合いでTRIO式回転方向になってしまったのだ。
そんなわけで、WARCのついたFT-901DMは欲しいが、後期型の黄色いダイヤルは嫌だ。青いダイヤルと赤いLEDが付いていれば文句ないのに。しかも、黄色いやつはタマも少なくて中古価格も高いのだ。とはいえ、今さらWARCなしをわざわざ買うのもナンだ。そんなわけで、ボクはFT-901は欲しくても買えないリグになっていた。
ところが、頂き物のFT-101Zをちょっと使ってみて、まあこの色もアリかなと思うようになってきた。また、FT-901にはついていたAPF等の装備もなくて、ちょっと寂しい気がした。ちょうどそのタイミングでヤフオクにFT-901DM後期型が出品され、そこそこの価格で落札に成功した。そんなわけで、この二台が並ぶこととなったのだった。
FT-101ZDもえらくキレイだったが、このFT-901DMは埃まみれだった。しかし、掃除機で吸い取って一通りお掃除をしたら、驚くほどmintな状態で、新品同様と言っても良いほどだった。これには驚いた。
しかし、動かしてみると、ガリガリの接触不良マシンだった。おそらく押し入れなどに30年くらい放り込まれていたのだろう。
スイッチ、VR、リレーを洗浄し、一通りの調整をし、28MHz 100W改造、WARCバンド送信改造を完了し、実戦配備への準備が出来てきた。
さて、二台はとても良く似ていて、パーツなどもかなり共用しているのだうと思っていたのだが、それはFT-101Zを知らなかったからで、実際に並べてみるとまったく違うことが分かった。
VFOダイヤル、VFOを止めているフロントのネジ、LEDと同じ高さのでっぱり、PHONEとMICコネクタの処理、外装を止めているネジ穴の回りのくぼみ、ワッシャー付きネジといった具合にお金の掛け方が違うことが分かる。しかし、FT-101Zはメーターが透過照明で良い感じ。
内部も、FT-901がプラグイン方式だがFT-101Zは基板ごちゃごちゃ方式だ。修理は実はごちゃごちゃの方が簡単だっだりする。
しかし、使い勝手はATTが10dBと20dBがあり、つまみやスイッチ類の配置がシンプルなFT-101Zの方がよい。FT-901には二重つまみが多すぎる上に、関連性のないつまみの組み合わせになっていて分かりにくい。また、REJECTもイマイチ効きが良くないし、エレキーはモードAの石なのでボクには使いにくい。
ちょっと使ってみた感じだと、FT-101Zはえらく感度が良い。FT-901DMは調整したのだがちょっと感度が低め。RF AMPのFETなどか劣化しているかもしれない。でも、そのおかげか静かな受信機という感じがする。
また、ダイヤルには1kHz直読の細かいスケールと50kHzごとのアバウトなスケールが同居していて、ちょっと狭苦しい感はするものの、回して行ったときの「このあたり感」が気持ちよい。例えば、ちょっとラジオでも聞いてみるかと3.945kHzに回して行くとき、デジタルの数字を見ているととっても疲れるのだが、アナログで「だいたい445ね」と回して行く方が手の加速減速もやりやすい。実際のところ、FT-901DMを使っていると、普段はアナログダイヤルを眺めていて、正確な数値を読み取るときだけデジタルLEDを見ていることに気づいた。やはり、アナログダイヤルは気持ちよいのだった。でも、101ZDではこうは行かない。やはりアナログで「だいたいこの辺」が分からないといけない。

さて、FT-901DMはちょっとメインで使ってみたいほどなのだが、問題はこの二台ともCWフィルターが入っていないことだ。中古で古いものを買うよりも、Inradあたりから輸入した方が良いような気もしてきた。
今さらながら、FT-901DMとFT-101ZD、さらにTS-830Sも加えて聞き比べなどもしてみたい。TS-820やR-820も復活させて、対決させてみるのも楽しそうだ。
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二台並んだ無線機は、いにしえの八重洲無線の送受信機FT-1002ZDM ラインである。というのはウソで、実はFT-901DM(後期型・輸出名はFT-902DM)とFT-101ZD(初期型)である。

先日、とってもキレイなFT-101Zをいただいたので、28MHz 100W改造と一通りの調整をし直して元気に使えるようになった。
その昔、この機種に非常に良く似た上位機種のFT-901という無線機があった。実は、FT-901DM+FV-901DM+SP901をわらしべ長者作戦で入手して使っていたことがある。そのときの印象が良かったので、機会があればまた使ってみたいと思っていた。前期型のFT-901DMはダイヤルが青で周波数表示が赤LEDというデザインで、なかなかかっこ良かった。
しかし、初期型には色々な不具合も多かったらしく、WARCバンドを追加した後期型は、輸出仕様ではFT-902と名称を変更するほど違ったものになった。まず、ダイヤルとLEDは目に優しいアンバー色となった。しかし、何だか締まらない色とも言える。ダイヤルも逆回りになってTRIOと同じになってしまった。

ボクは特にYAESUファンではなかったが、これはいかがなものかと思った。というのも、ボクが使っていたTRIOのTS-520Xの上位機種としてデジタル表示で受信性能も良いTS-820が発売されて、ボクはちょっとガッカリしていた。急に生き別れのデキのいい兄貴が出てきた感じだった。TS-820は高級機だったが売れに売れた(と思う)。ライバルの八重洲無線としても黙ってはいられなかっただろう。そこで発売されたのが、FT-901DMなのだった。あの回転方向の違う八重洲の高級機で820兄貴をやっつけて欲しかったのだ。


TS-520やFT-101(B,E)はいわゆるコリンズタイプの受信部を持つ。コリンズというと超高級機だったから偉そーなものだなと思っていたが、実は一つのバンドの受信機があって、それにバンドごとにクリスタンコンバーターをつけまくったというようなものだった。この方式はミキサーが2つ以上になるためにノイジーで近接の強力な信号に弱いという特徴がある。
一方、TS-820はPLLを使った信号を一つのミキサーに入れるシングルコンバージョンなので、ノイズも少なく混変調にも強いのが良い点だ。従来はFT-200やドレークのR-4などがこの方式だったが、VFOと各バンドの水晶を先にミックスし、それを受信用のミキサーに突っ込むいわゆるpre-mix方式だった。しかし、pre-mixは周波数関係が複雑で内部スプリアスが多いという問題があった。そこで、TS-820はpre-mixではなく、PLLを使って一気にミキサーに突っ込む周波数を作るというのが新発明だった。


FT-901DMでもPLL方式のシングルコンバージョンという基本は同じで、さらにちょっと前のTRIOを彷彿とさせるようなきれいな青い透過照明と赤いLED、可変IF幅を実現したWIDTH、混信を消すためのREJECT、APF、エレキー、モードもRTTY, AM, FM、クラリファイアも送信対応、RFスピーチプロセッサ、オートマイクゲインコントロール、さらに1chながらデジタルメモリーを搭載と、当時できることはすべてやったというような凄い内容だった。今となれば機能不足な感もあるが、これがベースとなってその後の高級機の装備が決まって来たとも言えるだろう。しかし、お値段もTS-820を遥かに超えるものだった。
そこで、FT-901の弟分としてFT-101Zが発売された。FT-101Zには豪華装備はなかったが、何とダイヤルの回転方向がTRIOと同じになっていた。しかも、ダイヤルはFT-107から始まったアンバー色LEDにあわせた色となっていて、何とも変な感じがしたものだ。そして、FT-901もWARCバンド対応などのタイミングで同じ色合いでTRIO式回転方向になってしまったのだ。

そんなわけで、WARCのついたFT-901DMは欲しいが、後期型の黄色いダイヤルは嫌だ。青いダイヤルと赤いLEDが付いていれば文句ないのに。しかも、黄色いやつはタマも少なくて中古価格も高いのだ。とはいえ、今さらWARCなしをわざわざ買うのもナンだ。そんなわけで、ボクはFT-901は欲しくても買えないリグになっていた。

ところが、頂き物のFT-101Zをちょっと使ってみて、まあこの色もアリかなと思うようになってきた。また、FT-901にはついていたAPF等の装備もなくて、ちょっと寂しい気がした。ちょうどそのタイミングでヤフオクにFT-901DM後期型が出品され、そこそこの価格で落札に成功した。そんなわけで、この二台が並ぶこととなったのだった。

FT-101ZDもえらくキレイだったが、このFT-901DMは埃まみれだった。しかし、掃除機で吸い取って一通りお掃除をしたら、驚くほどmintな状態で、新品同様と言っても良いほどだった。これには驚いた。

しかし、動かしてみると、ガリガリの接触不良マシンだった。おそらく押し入れなどに30年くらい放り込まれていたのだろう。

スイッチ、VR、リレーを洗浄し、一通りの調整をし、28MHz 100W改造、WARCバンド送信改造を完了し、実戦配備への準備が出来てきた。

さて、二台はとても良く似ていて、パーツなどもかなり共用しているのだうと思っていたのだが、それはFT-101Zを知らなかったからで、実際に並べてみるとまったく違うことが分かった。

VFOダイヤル、VFOを止めているフロントのネジ、LEDと同じ高さのでっぱり、PHONEとMICコネクタの処理、外装を止めているネジ穴の回りのくぼみ、ワッシャー付きネジといった具合にお金の掛け方が違うことが分かる。しかし、FT-101Zはメーターが透過照明で良い感じ。

内部も、FT-901がプラグイン方式だがFT-101Zは基板ごちゃごちゃ方式だ。修理は実はごちゃごちゃの方が簡単だっだりする。

しかし、使い勝手はATTが10dBと20dBがあり、つまみやスイッチ類の配置がシンプルなFT-101Zの方がよい。FT-901には二重つまみが多すぎる上に、関連性のないつまみの組み合わせになっていて分かりにくい。また、REJECTもイマイチ効きが良くないし、エレキーはモードAの石なのでボクには使いにくい。

ちょっと使ってみた感じだと、FT-101Zはえらく感度が良い。FT-901DMは調整したのだがちょっと感度が低め。RF AMPのFETなどか劣化しているかもしれない。でも、そのおかげか静かな受信機という感じがする。

また、ダイヤルには1kHz直読の細かいスケールと50kHzごとのアバウトなスケールが同居していて、ちょっと狭苦しい感はするものの、回して行ったときの「このあたり感」が気持ちよい。例えば、ちょっとラジオでも聞いてみるかと3.945kHzに回して行くとき、デジタルの数字を見ているととっても疲れるのだが、アナログで「だいたい445ね」と回して行く方が手の加速減速もやりやすい。実際のところ、FT-901DMを使っていると、普段はアナログダイヤルを眺めていて、正確な数値を読み取るときだけデジタルLEDを見ていることに気づいた。やはり、アナログダイヤルは気持ちよいのだった。でも、101ZDではこうは行かない。やはりアナログで「だいたいこの辺」が分からないといけない。

さて、FT-901DMはちょっとメインで使ってみたいほどなのだが、問題はこの二台ともCWフィルターが入っていないことだ。中古で古いものを買うよりも、Inradあたりから輸入した方が良いような気もしてきた。

今さらながら、FT-901DMとFT-101ZD、さらにTS-830Sも加えて聞き比べなどもしてみたい。TS-820やR-820も復活させて、対決させてみるのも楽しそうだ。

無線機のリモートについて色々やってみている。以前は、シリアル/USBなどでPC接続した無線機を操作するアプリHRD(Ham Radio Deluxe)を使い、それをリモートデスクトップとSkypeなどの音声を使ってリモートにあるPCから操作を試してみた。しかし、これは操作・音声ともにかなりのタイムラグがあり、操作には違和感があった。現実的に、これでコンテストやDXを呼ぶというのは難しかった。
そこで、専用ソフトでリモート接続するICOM RS-BA1と、専用ハードでリモート操作できるElecraft K3/0を試してみた。RS-BA1はWindows用クライアントとサーバーのソフトウェアである。IC-7600 -(USB)- PC上のRS-BA1サーバー -(LAN/WAN)- PC上のRS-BA1クライアント
というような形で接続される。IC-7600をUSB接続すると、PC側ではサウンドデバイスとして認識される。つまり、ここはデジタル接続である。IC-7600自体がDSPのデジタル無線機なので、上記の流れからするとクライアント側のPCの音声出力手前まではD/A or A/D変換は一切ない効率よい接続方法である。ところが、実際に使ってみると結構なタイムラグがある。外付けのコントローラーでVFOを回してみると、止めてからしばらく動いているため、ゼロインはゆっくりやらないといけない。さらに、ソフトウェアにも問題がある。よく使うCWのメモリーキーのボタンは、マウスボタンが離されるタイミングで実行されるため、反応が遅くなるのだ。さらに、メモリーキーとKEY SPEEDは本体と別ウィンドウのため、ショートカットやファンクションキーにアサインできない。別売りのコントローラーのボタン2つに機能をアサインすることもできない。このため、操作性が良くないのだ。やはり、PC画面上でのマウスや多少の追加デバイスでの操作では限界がある。これでDXを追ったりコンテストに参加するのは無理である。
次に試したのが、Elecraft K3/0だ。これは、Elecraft K3トランシーバーと同じ筐体の中身がスッカラカンなもので、操作系や音声やコントロールの入出力のみがついているハードウェアである。間に Remote Rigの RRC-1258mkIIというモデムのようなデバイスを介して、まるでK3をその場でいじっているのと同じ操作が出来るというわけだ。K3 -(AF/Serial)- RRC-1258mkII -(LAN/WAN)- RRC-1258mkII -(AF/Serial)- K3/0この構成では、K3とRRC-1258mkII間でD/AならびにA/D変換が入り、RRC-1258mkIIとK3/0の間にも同様にD/A, A/D変換が入る。上記のRS-BA1に比較すると、構成上は無駄があることになる。しかし、実際に使ってみると実に速く、インターネット越しでもほとんど違和感を感じない。さらに、K3本体のCWメッセージキーを呼び出して使えるので、このときにはフルブレークインが使える。リモートからのキーイングのときにはタイムラグがあるためにQSK指定でもセミブレークインくらいになってしまうのはちょっと残念。
それにしても、このパフォーマンスの差はいったいどうなのだろう。改めて計測してみることにした。計測方法は、Elecraft K2でダミーロードに送信、それを受信したIC-7600とK3での受信音と、リモート接続されたPCとK3/0の受信音をオシロスコープで見て、タイムラグを調べるというものだ。1. RS-BA1 を一台のPCでサーバーとクライアントで接続してテスト
結果は 190msecの遅延があった。
※インターネット越しのときには、そのときの状況によるが、RS-BA1の表示によると+18msec程度余計にかかるようだ。

2. RS-BA1をサーバー/クライアントそれぞれのPCでLAN接続してテスト
結果は 約190msecの遅延があった。
LANを経由してもほぼ同じであることが分かった。

3. K3とK3/0をLAN内で接続してテスト
結果は、約80msecの遅延があった。
CWメモリーキーでの送信は体感的にも同時と言ってよいタイミングだが、クライアント側エレキーを使っての送信は、25msecほどのタイムラグがあった。

K3/0はRS-BA1より構成上不利であるにも関わらず、遅延は半分以下である。これはどういうことなのだろうか?
おそらく、一つはRRC-1258mkIIに搭載されているコーデックが優秀なのであろう。
また、1のテストでは一台のPC上なので、サウンドデバイスの録音を表示すると、IC-7600からクライアント側へのマイク入力(USB)と、サーバー側での音声出力が同時にバー表示され、この間で遅延が発生していることが分かる。ということは、RS-BA1のアプリやドライバー内で遅延が発生していることが明確である。
ICOMには、RS-BA1でのさらなるパフォーマンスアップと、コントロールアプリをより使いやすくしていただきたいものだ。
参考ビデオ・ICOM RS-BA1 Local PC内でのTest  http://www.youtube.com/watch?v=a-Wnp-LPnVs・ICOM RS-BA1 LAN内Test  http://www.youtube.com/watch?v=ZdTd-FyqyM8・Elecraft K3/0 + RemoteRig LAN内テスト http://www.youtube.com/watch?v=gjD702Izg7c
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無線機のリモートについて色々やってみている。以前は、シリアル/USBなどでPC接続した無線機を操作するアプリHRD(Ham Radio Deluxe)を使い、それをリモートデスクトップとSkypeなどの音声を使ってリモートにあるPCから操作を試してみた。しかし、これは操作・音声ともにかなりのタイムラグがあり、操作には違和感があった。現実的に、これでコンテストやDXを呼ぶというのは難しかった。
そこで、専用ソフトでリモート接続するICOM RS-BA1と、専用ハードでリモート操作できるElecraft K3/0を試してみた。RS-BA1はWindows用クライアントとサーバーのソフトウェアである。IC-7600 -(USB)- PC上のRS-BA1サーバー -(LAN/WAN)- PC上のRS-BA1クライアント
というような形で接続される。IC-7600をUSB接続すると、PC側ではサウンドデバイスとして認識される。つまり、ここはデジタル接続である。IC-7600自体がDSPのデジタル無線機なので、上記の流れからするとクライアント側のPCの音声出力手前まではD/A or A/D変換は一切ない効率よい接続方法である。ところが、実際に使ってみると結構なタイムラグがある。外付けのコントローラーでVFOを回してみると、止めてからしばらく動いているため、ゼロインはゆっくりやらないといけない。さらに、ソフトウェアにも問題がある。よく使うCWのメモリーキーのボタンは、マウスボタンが離されるタイミングで実行されるため、反応が遅くなるのだ。さらに、メモリーキーとKEY SPEEDは本体と別ウィンドウのため、ショートカットやファンクションキーにアサインできない。別売りのコントローラーのボタン2つに機能をアサインすることもできない。このため、操作性が良くないのだ。やはり、PC画面上でのマウスや多少の追加デバイスでの操作では限界がある。これでDXを追ったりコンテストに参加するのは無理である。
次に試したのが、Elecraft K3/0だ。これは、Elecraft K3トランシーバーと同じ筐体の中身がスッカラカンなもので、操作系や音声やコントロールの入出力のみがついているハードウェアである。間に Remote Rigの RRC-1258mkIIというモデムのようなデバイスを介して、まるでK3をその場でいじっているのと同じ操作が出来るというわけだ。K3 -(AF/Serial)- RRC-1258mkII -(LAN/WAN)- RRC-1258mkII -(AF/Serial)- K3/0この構成では、K3とRRC-1258mkII間でD/AならびにA/D変換が入り、RRC-1258mkIIとK3/0の間にも同様にD/A, A/D変換が入る。上記のRS-BA1に比較すると、構成上は無駄があることになる。しかし、実際に使ってみると実に速く、インターネット越しでもほとんど違和感を感じない。さらに、K3本体のCWメッセージキーを呼び出して使えるので、このときにはフルブレークインが使える。リモートからのキーイングのときにはタイムラグがあるためにQSK指定でもセミブレークインくらいになってしまうのはちょっと残念。
それにしても、このパフォーマンスの差はいったいどうなのだろう。改めて計測してみることにした。計測方法は、Elecraft K2でダミーロードに送信、それを受信したIC-7600とK3での受信音と、リモート接続されたPCとK3/0の受信音をオシロスコープで見て、タイムラグを調べるというものだ。1. RS-BA1 を一台のPCでサーバーとクライアントで接続してテスト
結果は 190msecの遅延があった。
※インターネット越しのときには、そのときの状況によるが、RS-BA1の表示によると+18msec程度余計にかかるようだ。

2. RS-BA1をサーバー/クライアントそれぞれのPCでLAN接続してテスト
結果は 約190msecの遅延があった。
LANを経由してもほぼ同じであることが分かった。

3. K3とK3/0をLAN内で接続してテスト
結果は、約80msecの遅延があった。
CWメモリーキーでの送信は体感的にも同時と言ってよいタイミングだが、クライアント側エレキーを使っての送信は、25msecほどのタイムラグがあった。

K3/0はRS-BA1より構成上不利であるにも関わらず、遅延は半分以下である。これはどういうことなのだろうか?
おそらく、一つはRRC-1258mkIIに搭載されているコーデックが優秀なのであろう。
また、1のテストでは一台のPC上なので、サウンドデバイスの録音を表示すると、IC-7600からクライアント側へのマイク入力(USB)と、サーバー側での音声出力が同時にバー表示され、この間で遅延が発生していることが分かる。ということは、RS-BA1のアプリやドライバー内で遅延が発生していることが明確である。
ICOMには、RS-BA1でのさらなるパフォーマンスアップと、コントロールアプリをより使いやすくしていただきたいものだ。
参考ビデオ・ICOM RS-BA1 Local PC内でのTest  http://www.youtube.com/watch?v=a-Wnp-LPnVs・ICOM RS-BA1 LAN内Test  http://www.youtube.com/watch?v=ZdTd-FyqyM8・Elecraft K3/0 + RemoteRig LAN内テスト http://www.youtube.com/watch?v=gjD702Izg7c
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無線機のリモートについて色々やってみている。以前は、シリアル/USBなどでPC接続した無線機を操作するアプリHRD(Ham Radio Deluxe)を使い、それをリモートデスクトップとSkypeなどの音声を使ってリモートにあるPCから操作を試してみた。しかし、これは操作・音声ともにかなりのタイムラグがあり、操作には違和感があった。現実的に、これでコンテストやDXを呼ぶというのは難しかった。
そこで、専用ソフトでリモート接続するICOM RS-BA1と、専用ハードでリモート操作できるElecraft K3/0を試してみた。RS-BA1はWindows用クライアントとサーバーのソフトウェアである。IC-7600 -(USB)- PC上のRS-BA1サーバー -(LAN/WAN)- PC上のRS-BA1クライアント
というような形で接続される。IC-7600をUSB接続すると、PC側ではサウンドデバイスとして認識される。つまり、ここはデジタル接続である。IC-7600自体がDSPのデジタル無線機なので、上記の流れからするとクライアント側のPCの音声出力手前まではD/A or A/D変換は一切ない効率よい接続方法である。ところが、実際に使ってみると結構なタイムラグがある。外付けのコントローラーでVFOを回してみると、止めてからしばらく動いているため、ゼロインはゆっくりやらないといけない。さらに、ソフトウェアにも問題がある。よく使うCWのメモリーキーのボタンは、マウスボタンが離されるタイミングで実行されるため、反応が遅くなるのだ。さらに、メモリーキーとKEY SPEEDは本体と別ウィンドウのため、ショートカットやファンクションキーにアサインできない。別売りのコントローラーのボタン2つに機能をアサインすることもできない。このため、操作性が良くないのだ。やはり、PC画面上でのマウスや多少の追加デバイスでの操作では限界がある。これでDXを追ったりコンテストに参加するのは無理である。
次に試したのが、Elecraft K3/0だ。これは、Elecraft K3トランシーバーと同じ筐体の中身がスッカラカンなもので、操作系や音声やコントロールの入出力のみがついているハードウェアである。間に Remote Rigの RRC-1258mkIIというモデムのようなデバイスを介して、まるでK3をその場でいじっているのと同じ操作が出来るというわけだ。K3 -(AF/Serial)- RRC-1258mkII -(LAN/WAN)- RRC-1258mkII -(AF/Serial)- K3/0この構成では、K3とRRC-1258mkII間でD/AならびにA/D変換が入り、RRC-1258mkIIとK3/0の間にも同様にD/A, A/D変換が入る。上記のRS-BA1に比較すると、構成上は無駄があることになる。しかし、実際に使ってみると実に速く、インターネット越しでもほとんど違和感を感じない。さらに、K3本体のCWメッセージキーを呼び出して使えるので、このときにはフルブレークインが使える。リモートからのキーイングのときにはタイムラグがあるためにQSK指定でもセミブレークインくらいになってしまうのはちょっと残念。
それにしても、このパフォーマンスの差はいったいどうなのだろう。改めて計測してみることにした。計測方法は、Elecraft K2でダミーロードに送信、それを受信したIC-7600とK3での受信音と、リモート接続されたPCとK3/0の受信音をオシロスコープで見て、タイムラグを調べるというものだ。1. RS-BA1 を一台のPCでサーバーとクライアントで接続してテスト
結果は 190msecの遅延があった。
※インターネット越しのときには、そのときの状況によるが、RS-BA1の表示によると+18msec程度余計にかかるようだ。

2. RS-BA1をサーバー/クライアントそれぞれのPCでLAN接続してテスト
結果は 約190msecの遅延があった。
LANを経由してもほぼ同じであることが分かった。

3. K3とK3/0をLAN内で接続してテスト
結果は、約80msecの遅延があった。
CWメモリーキーでの送信は体感的にも同時と言ってよいタイミングだが、クライアント側エレキーを使っての送信は、25msecほどのタイムラグがあった。

K3/0はRS-BA1より構成上不利であるにも関わらず、遅延は半分以下である。これはどういうことなのだろうか?
おそらく、一つはRRC-1258mkIIに搭載されているコーデックが優秀なのであろう。
また、1のテストでは一台のPC上なので、サウンドデバイスの録音を表示すると、IC-7600からクライアント側へのマイク入力(USB)と、サーバー側での音声出力が同時にバー表示され、この間で遅延が発生していることが分かる。ということは、RS-BA1のアプリやドライバー内で遅延が発生していることが明確である。
ICOMには、RS-BA1でのさらなるパフォーマンスアップと、コントロールアプリをより使いやすくしていただきたいものだ。
参考ビデオ・ICOM RS-BA1 Local PC内でのTest  http://www.youtube.com/watch?v=a-Wnp-LPnVs・ICOM RS-BA1 LAN内Test  http://www.youtube.com/watch?v=ZdTd-FyqyM8・Elecraft K3/0 + RemoteRig LAN内テスト http://www.youtube.com/watch?v=gjD702Izg7c
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無線機のリモートについて色々やってみている。以前は、シリアル/USBなどでPC接続した無線機を操作するアプリHRD(Ham Radio Deluxe)を使い、それをリモートデスクトップとSkypeなどの音声を使ってリモートにあるPCから操作を試してみた。しかし、これは操作・音声ともにかなりのタイムラグがあり、操作には違和感があった。現実的に、これでコンテストやDXを呼ぶというのは難しかった。
そこで、専用ソフトでリモート接続するICOM RS-BA1と、専用ハードでリモート操作できるElecraft K3/0を試してみた。RS-BA1はWindows用クライアントとサーバーのソフトウェアである。IC-7600 -(USB)- PC上のRS-BA1サーバー -(LAN/WAN)- PC上のRS-BA1クライアント
というような形で接続される。IC-7600をUSB接続すると、PC側ではサウンドデバイスとして認識される。つまり、ここはデジタル接続である。IC-7600自体がDSPのデジタル無線機なので、上記の流れからするとクライアント側のPCの音声出力手前まではD/A or A/D変換は一切ない効率よい接続方法である。ところが、実際に使ってみると結構なタイムラグがある。外付けのコントローラーでVFOを回してみると、止めてからしばらく動いているため、ゼロインはゆっくりやらないといけない。さらに、ソフトウェアにも問題がある。よく使うCWのメモリーキーのボタンは、マウスボタンが離されるタイミングで実行されるため、反応が遅くなるのだ。さらに、メモリーキーとKEY SPEEDは本体と別ウィンドウのため、ショートカットやファンクションキーにアサインできない。別売りのコントローラーのボタン2つに機能をアサインすることもできない。このため、操作性が良くないのだ。やはり、PC画面上でのマウスや多少の追加デバイスでの操作では限界がある。これでDXを追ったりコンテストに参加するのは無理である。
次に試したのが、Elecraft K3/0だ。これは、Elecraft K3トランシーバーと同じ筐体の中身がスッカラカンなもので、操作系や音声やコントロールの入出力のみがついているハードウェアである。間に Remote Rigの RRC-1258mkIIというモデムのようなデバイスを介して、まるでK3をその場でいじっているのと同じ操作が出来るというわけだ。K3 -(AF/Serial)- RRC-1258mkII -(LAN/WAN)- RRC-1258mkII -(AF/Serial)- K3/0この構成では、K3とRRC-1258mkII間でD/AならびにA/D変換が入り、RRC-1258mkIIとK3/0の間にも同様にD/A, A/D変換が入る。上記のRS-BA1に比較すると、構成上は無駄があることになる。しかし、実際に使ってみると実に速く、インターネット越しでもほとんど違和感を感じない。さらに、K3本体のCWメッセージキーを呼び出して使えるので、このときにはフルブレークインが使える。リモートからのキーイングのときにはタイムラグがあるためにQSK指定でもセミブレークインくらいになってしまうのはちょっと残念。
それにしても、このパフォーマンスの差はいったいどうなのだろう。改めて計測してみることにした。計測方法は、Elecraft K2でダミーロードに送信、それを受信したIC-7600とK3での受信音と、リモート接続されたPCとK3/0の受信音をオシロスコープで見て、タイムラグを調べるというものだ。1. RS-BA1 を一台のPCでサーバーとクライアントで接続してテスト
結果は 190msecの遅延があった。
※インターネット越しのときには、そのときの状況によるが、RS-BA1の表示によると+18msec程度余計にかかるようだ。

2. RS-BA1をサーバー/クライアントそれぞれのPCでLAN接続してテスト
結果は 約190msecの遅延があった。
LANを経由してもほぼ同じであることが分かった。

3. K3とK3/0をLAN内で接続してテスト
結果は、約80msecの遅延があった。
CWメモリーキーでの送信は体感的にも同時と言ってよいタイミングだが、クライアント側エレキーを使っての送信は、25msecほどのタイムラグがあった。

K3/0はRS-BA1より構成上不利であるにも関わらず、遅延は半分以下である。これはどういうことなのだろうか?
おそらく、一つはRRC-1258mkIIに搭載されているコーデックが優秀なのであろう。
また、1のテストでは一台のPC上なので、サウンドデバイスの録音を表示すると、IC-7600からクライアント側へのマイク入力(USB)と、サーバー側での音声出力が同時にバー表示され、この間で遅延が発生していることが分かる。ということは、RS-BA1のアプリやドライバー内で遅延が発生していることが明確である。
ICOMには、RS-BA1でのさらなるパフォーマンスアップと、コントロールアプリをより使いやすくしていただきたいものだ。
参考ビデオ・ICOM RS-BA1 Local PC内でのTest  http://www.youtube.com/watch?v=a-Wnp-LPnVs・ICOM RS-BA1 LAN内Test  http://www.youtube.com/watch?v=ZdTd-FyqyM8・Elecraft K3/0 + RemoteRig LAN内テスト http://www.youtube.com/watch?v=gjD702Izg7c
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無線機のリモートについて色々やってみている。以前は、シリアル/USBなどでPC接続した無線機を操作するアプリHRD(Ham Radio Deluxe)を使い、それをリモートデスクトップとSkypeなどの音声を使ってリモートにあるPCから操作を試してみた。しかし、これは操作・音声ともにかなりのタイムラグがあり、操作には違和感があった。現実的に、これでコンテストやDXを呼ぶというのは難しかった。
そこで、専用ソフトでリモート接続するICOM RS-BA1と、専用ハードでリモート操作できるElecraft K3/0を試してみた。RS-BA1はWindows用クライアントとサーバーのソフトウェアである。IC-7600 -(USB)- PC上のRS-BA1サーバー -(LAN/WAN)- PC上のRS-BA1クライアント
というような形で接続される。IC-7600をUSB接続すると、PC側ではサウンドデバイスとして認識される。つまり、ここはデジタル接続である。IC-7600自体がDSPのデジタル無線機なので、上記の流れからするとクライアント側のPCの音声出力手前まではD/A or A/D変換は一切ない効率よい接続方法である。ところが、実際に使ってみると結構なタイムラグがある。外付けのコントローラーでVFOを回してみると、止めてからしばらく動いているため、ゼロインはゆっくりやらないといけない。さらに、ソフトウェアにも問題がある。よく使うCWのメモリーキーのボタンは、マウスボタンが離されるタイミングで実行されるため、反応が遅くなるのだ。さらに、メモリーキーとKEY SPEEDは本体と別ウィンドウのため、ショートカットやファンクションキーにアサインできない。別売りのコントローラーのボタン2つに機能をアサインすることもできない。このため、操作性が良くないのだ。やはり、PC画面上でのマウスや多少の追加デバイスでの操作では限界がある。これでDXを追ったりコンテストに参加するのは無理である。
次に試したのが、Elecraft K3/0だ。これは、Elecraft K3トランシーバーと同じ筐体の中身がスッカラカンなもので、操作系や音声やコントロールの入出力のみがついているハードウェアである。間に Remote Rigの RRC-1258mkIIというモデムのようなデバイスを介して、まるでK3をその場でいじっているのと同じ操作が出来るというわけだ。K3 -(AF/Serial)- RRC-1258mkII -(LAN/WAN)- RRC-1258mkII -(AF/Serial)- K3/0この構成では、K3とRRC-1258mkII間でD/AならびにA/D変換が入り、RRC-1258mkIIとK3/0の間にも同様にD/A, A/D変換が入る。上記のRS-BA1に比較すると、構成上は無駄があることになる。しかし、実際に使ってみると実に速く、インターネット越しでもほとんど違和感を感じない。さらに、K3本体のCWメッセージキーを呼び出して使えるので、このときにはフルブレークインが使える。リモートからのキーイングのときにはタイムラグがあるためにQSK指定でもセミブレークインくらいになってしまうのはちょっと残念。
それにしても、このパフォーマンスの差はいったいどうなのだろう。改めて計測してみることにした。計測方法は、Elecraft K2でダミーロードに送信、それを受信したIC-7600とK3での受信音と、リモート接続されたPCとK3/0の受信音をオシロスコープで見て、タイムラグを調べるというものだ。1. RS-BA1 を一台のPCでサーバーとクライアントで接続してテスト
結果は 190msecの遅延があった。
※インターネット越しのときには、そのときの状況によるが、RS-BA1の表示によると+18msec程度余計にかかるようだ。

2. RS-BA1をサーバー/クライアントそれぞれのPCでLAN接続してテスト
結果は 約190msecの遅延があった。
LANを経由してもほぼ同じであることが分かった。

3. K3とK3/0をLAN内で接続してテスト
結果は、約80msecの遅延があった。
CWメモリーキーでの送信は体感的にも同時と言ってよいタイミングだが、クライアント側エレキーを使っての送信は、25msecほどのタイムラグがあった。

K3/0はRS-BA1より構成上不利であるにも関わらず、遅延は半分以下である。これはどういうことなのだろうか?
おそらく、一つはRRC-1258mkIIに搭載されているコーデックが優秀なのであろう。
また、1のテストでは一台のPC上なので、サウンドデバイスの録音を表示すると、IC-7600からクライアント側へのマイク入力(USB)と、サーバー側での音声出力が同時にバー表示され、この間で遅延が発生していることが分かる。ということは、RS-BA1のアプリやドライバー内で遅延が発生していることが明確である。
ICOMには、RS-BA1でのさらなるパフォーマンスアップと、コントロールアプリをより使いやすくしていただきたいものだ。
参考ビデオ・ICOM RS-BA1 Local PC内でのTest  http://www.youtube.com/watch?v=a-Wnp-LPnVs・ICOM RS-BA1 LAN内Test  http://www.youtube.com/watch?v=ZdTd-FyqyM8・Elecraft K3/0 + RemoteRig LAN内テスト http://www.youtube.com/watch?v=gjD702Izg7c
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無線機のリモートについて色々やってみている。以前は、シリアル/USBなどでPC接続した無線機を操作するアプリHRD(Ham Radio Deluxe)を使い、それをリモートデスクトップとSkypeなどの音声を使ってリモートにあるPCから操作を試してみた。しかし、これは操作・音声ともにかなりのタイムラグがあり、操作には違和感があった。現実的に、これでコンテストやDXを呼ぶというのは難しかった。
そこで、専用ソフトでリモート接続するICOM RS-BA1と、専用ハードでリモート操作できるElecraft K3/0を試してみた。RS-BA1はWindows用クライアントとサーバーのソフトウェアである。IC-7600 -(USB)- PC上のRS-BA1サーバー -(LAN/WAN)- PC上のRS-BA1クライアント
というような形で接続される。IC-7600をUSB接続すると、PC側ではサウンドデバイスとして認識される。つまり、ここはデジタル接続である。IC-7600自体がDSPのデジタル無線機なので、上記の流れからするとクライアント側のPCの音声出力手前まではD/A or A/D変換は一切ない効率よい接続方法である。ところが、実際に使ってみると結構なタイムラグがある。外付けのコントローラーでVFOを回してみると、止めてからしばらく動いているため、ゼロインはゆっくりやらないといけない。さらに、ソフトウェアにも問題がある。よく使うCWのメモリーキーのボタンは、マウスボタンが離されるタイミングで実行されるため、反応が遅くなるのだ。さらに、メモリーキーとKEY SPEEDは本体と別ウィンドウのため、ショートカットやファンクションキーにアサインできない。別売りのコントローラーのボタン2つに機能をアサインすることもできない。このため、操作性が良くないのだ。やはり、PC画面上でのマウスや多少の追加デバイスでの操作では限界がある。これでDXを追ったりコンテストに参加するのは無理である。
次に試したのが、Elecraft K3/0だ。これは、Elecraft K3トランシーバーと同じ筐体の中身がスッカラカンなもので、操作系や音声やコントロールの入出力のみがついているハードウェアである。間に Remote Rigの RRC-1258mkIIというモデムのようなデバイスを介して、まるでK3をその場でいじっているのと同じ操作が出来るというわけだ。K3 -(AF/Serial)- RRC-1258mkII -(LAN/WAN)- RRC-1258mkII -(AF/Serial)- K3/0この構成では、K3とRRC-1258mkII間でD/AならびにA/D変換が入り、RRC-1258mkIIとK3/0の間にも同様にD/A, A/D変換が入る。上記のRS-BA1に比較すると、構成上は無駄があることになる。しかし、実際に使ってみると実に速く、インターネット越しでもほとんど違和感を感じない。さらに、K3本体のCWメッセージキーを呼び出して使えるので、このときにはフルブレークインが使える。リモートからのキーイングのときにはタイムラグがあるためにQSK指定でもセミブレークインくらいになってしまうのはちょっと残念。
それにしても、このパフォーマンスの差はいったいどうなのだろう。改めて計測してみることにした。計測方法は、Elecraft K2でダミーロードに送信、それを受信したIC-7600とK3での受信音と、リモート接続されたPCとK3/0の受信音をオシロスコープで見て、タイムラグを調べるというものだ。1. RS-BA1 を一台のPCでサーバーとクライアントで接続してテスト
結果は 190msecの遅延があった。
※インターネット越しのときには、そのときの状況によるが、RS-BA1の表示によると+18msec程度余計にかかるようだ。

2. RS-BA1をサーバー/クライアントそれぞれのPCでLAN接続してテスト
結果は 約190msecの遅延があった。
LANを経由してもほぼ同じであることが分かった。

3. K3とK3/0をLAN内で接続してテスト
結果は、約80msecの遅延があった。
CWメモリーキーでの送信は体感的にも同時と言ってよいタイミングだが、クライアント側エレキーを使っての送信は、25msecほどのタイムラグがあった。

K3/0はRS-BA1より構成上不利であるにも関わらず、遅延は半分以下である。これはどういうことなのだろうか?
おそらく、一つはRRC-1258mkIIに搭載されているコーデックが優秀なのであろう。
また、1のテストでは一台のPC上なので、サウンドデバイスの録音を表示すると、IC-7600からクライアント側へのマイク入力(USB)と、サーバー側での音声出力が同時にバー表示され、この間で遅延が発生していることが分かる。ということは、RS-BA1のアプリやドライバー内で遅延が発生していることが明確である。
ICOMには、RS-BA1でのさらなるパフォーマンスアップと、コントロールアプリをより使いやすくしていただきたいものだ。
参考ビデオ・ICOM RS-BA1 Local PC内でのTest  http://www.youtube.com/watch?v=a-Wnp-LPnVs・ICOM RS-BA1 LAN内Test  http://www.youtube.com/watch?v=ZdTd-FyqyM8・Elecraft K3/0 + RemoteRig LAN内テスト http://www.youtube.com/watch?v=gjD702Izg7c
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無線機のリモートについて色々やってみている。
以前は、シリアル/USBなどでPC接続した無線機を操作するアプリHRD(Ham Radio Deluxe)を使い、それをリモートデスクトップとSkypeなどの音声を使ってリモートにあるPCから操作を試してみた。しかし、これは操作・音声ともにかなりのタイムラグがあり、操作には違和感があった。現実的に、これでコンテストやDXを呼ぶというのは難しかった。

そこで、専用ソフトでリモート接続するICOM RS-BA1と、専用ハードでリモート操作できるElecraft K3/0を試してみた。

RS-BA1はWindows用クライアントとサーバーのソフトウェアである。
IC-7600 -(USB)- PC上のRS-BA1サーバー -(LAN/WAN)- PC上のRS-BA1クライアント

というような形で接続される。IC-7600をUSB接続すると、PC側ではサウンドデバイスとして認識される。つまり、ここはデジタル接続である。IC-7600自体がDSPのデジタル無線機なので、上記の流れからするとクライアント側のPCの音声出力手前まではD/A or A/D変換は一切ない効率よい接続方法である。
ところが、実際に使ってみると結構なタイムラグがある。外付けのコントローラーでVFOを回してみると、止めてからしばらく動いているため、ゼロインはゆっくりやらないといけない。
さらに、ソフトウェアにも問題がある。よく使うCWのメモリーキーのボタンは、マウスボタンが離されるタイミングで実行されるため、反応が遅くなるのだ。さらに、メモリーキーとKEY SPEEDは本体と別ウィンドウのため、ショートカットやファンクションキーにアサインできない。別売りのコントローラーのボタン2つに機能をアサインすることもできない。このため、操作性が良くないのだ。
やはり、PC画面上でのマウスや多少の追加デバイスでの操作では限界がある。これでDXを追ったりコンテストに参加するのは無理である。


次に試したのが、Elecraft K3/0だ。これは、Elecraft K3トランシーバーと同じ筐体の中身がスッカラカンなもので、操作系や音声やコントロールの入出力のみがついているハードウェアである。間に Remote Rigの RRC-1258mkIIというモデムのようなデバイスを介して、まるでK3をその場でいじっているのと同じ操作が出来るというわけだ。

K3 -(AF/Serial)- RRC-1258mkII -(LAN/WAN)- RRC-1258mkII -(AF/Serial)- K3/0

この構成では、K3とRRC-1258mkII間でD/AならびにA/D変換が入り、RRC-1258mkIIとK3/0の間にも同様にD/A, A/D変換が入る。上記のRS-BA1に比較すると、構成上は無駄があることになる。
しかし、実際に使ってみると実に速く、インターネット越しでもほとんど違和感を感じない。さらに、K3本体のCWメッセージキーを呼び出して使えるので、このときにはフルブレークインが使える。リモートからのキーイングのときにはタイムラグがあるためにQSK指定でもセミブレークインくらいになってしまうのはちょっと残念。

それにしても、このパフォーマンスの差はいったいどうなのだろう。改めて計測してみることにした。
計測方法は、Elecraft K2でダミーロードに送信、それを受信したIC-7600とK3での受信音と、リモート接続されたPCとK3/0の受信音をオシロスコープで見て、タイムラグを調べるというものだ。

1. RS-BA1 を一台のPCでサーバーとクライアントで接続してテスト

結果は 190msecの遅延があった。

※インターネット越しのときには、そのときの状況によるが、RS-BA1の表示によると+18msec程度余計にかかるようだ。

2. RS-BA1をサーバー/クライアントそれぞれのPCでLAN接続してテスト

結果は 約190msecの遅延があった。

LANを経由してもほぼ同じであることが分かった。

3. K3とK3/0をLAN内で接続してテスト

結果は、約80msecの遅延があった。

CWメモリーキーでの送信は体感的にも同時と言ってよいタイミングだが、クライアント側エレキーを使っての送信は、25msecほどのタイムラグがあった。

K3/0はRS-BA1より構成上不利であるにも関わらず、遅延は半分以下である。これはどういうことなのだろうか?

おそらく、一つはRRC-1258mkIIに搭載されているコーデックが優秀なのであろう。

また、1のテストでは一台のPC上なので、サウンドデバイスの録音を表示すると、IC-7600からクライアント側へのマイク入力(USB)と、サーバー側での音声出力が同時にバー表示され、この間で遅延が発生していることが分かる。ということは、RS-BA1のアプリやドライバー内で遅延が発生していることが明確である。


ICOMには、RS-BA1でのさらなるパフォーマンスアップと、コントロールアプリをより使いやすくしていただきたいものだ。


参考ビデオ
・ICOM RS-BA1 Local PC内でのTest  
http://www.youtube.com/watch?v=a-Wnp-LPnVs
・ICOM RS-BA1 LAN内Test  
http://www.youtube.com/watch?v=ZdTd-FyqyM8
・Elecraft K3/0 + RemoteRig LAN内テスト 
http://www.youtube.com/watch?v=gjD702Izg7c

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