カメラ欲しい病
またしても、「カメラ欲しい病」が発症している。
今回欲しいのは、コンパクトで、操作性やレスポンスよく、低照度でもキレイに撮れて、ファインダーが使えるもの。連射時にブラックアウトしないもの。ライカMとかRレンズが使えて、仰々しくない出で立ちで超望遠で鳥も撮れるもの。GPSもついてて、Eye-Fiのオンオフができて、動画はフルハイビジョン60p。そんなのあるわけないか。
かなり近いところで、ソニーのNEX-5NまたはNEX-7というところか。次にリコーのGXR A12 Mマウント。しかし、タイの洪水の影響でなかなか安くならないどころか、品薄で入手困難やら発売延期やらで待ちの状態だ。
m4/3は出てくる絵の質、低照度時の耐性、Mマウントレンズの画角が変わりすぎるのでパス。GX1の電動ズーム付きあたりが安くなれば普段使い用としてはよいけど、これも待ち。
いずれにしても、10万円程度の出費にはなる。高い気がするけど、R-D1なんかはもっと高かったわけだし、今やヤフオクで2万円以下のD70キットですら10万円以上していたのだ。今はデジカメというもの自体が安くなっているので、発売まもない機種は高い気がするだけだろう。
しかしまあ、R-D1もコンパクトデジカメも手元にあるし、どうしても今買わないと死ぬというようなものでもない。NEX-7が発売された後の評価を見て、タマが出そろって安くなってくるであろう来年夏のボーナス商戦あたりまで待つのが賢明ということだろう。
しかし、これは病気なのである。死にはしないが欲しくてたまらない。なまじデジカメ関係のアプリなどを企画していたりすると、仕事にかこつけていよいよ欲しくなる。これはいけない。
そんな折りにヤフオクを覗いていてふと見つけたのが、「ライカRレンズ-ニコンFマウント交換リング」なるもの。ニコンFボディにライカRレンズはフランジバックの関係で着かないのは有名なので、いわゆるマウントアダプターはありえない。いや、レンズ付きの変なのはあるけど、この写真を見るとレンズはついてないし「交換」とは?
よくよく調べてみると、ライカRレンズのマウントを外してこれに付け替えるというものだった。以前は好事家がいじったり、マニア向け改造業者があるという話は聞いたことがあったが、今はこんなものが市販されているらしい。ただし、マウントアダプターと違ってレンズの数だけ必要なので、あまり高いやつを買うのは問題だ。
ヤフオクで見ると、3000円以下のものもある。手持ちのRレンズはズミクロン50mmとエルマリート35mm,90mmしかないので、これなら一万円以下で楽しめる。しかも、ニコンはD3を持っているので35mmフルサイズだ。APS-C機と違って画角が変わらないのは素晴らしいではないか。
ニコンD70で「AF Nikkor 35mm F2.0」が「AF Nikkor 52.5mm相当」になってしまうのは「しかたないなー」と思ったけど、「Summicron 35mm F2.0」が「Summicron 52.5mm F2.0」になってしまうのはいかがなものか。さらに言うと、「DR Summicron 75mm相当」では、もはやあの大好きな「DR Summicron 50mm」ではないレンズである。m4/3だと、「DR Summicron 100mm相当」なので、完全に別ジャンルのレンズになってしまう。90mmだと180mmになっちゃうなんて!?
それより悲しいのは、あの超広角なレンズもAPS-Cだと「スーパーアンギュロン31.5mm相当」なので、まったくもって有り難みがない。
そんなわけで、フルサイズで使えるのは素晴らしいことなのだ。もっとも、ライカRレンズは先の安くて美味しい代表三本しか持っていない。まあ、35mmが広角のまま使えるだけでもよしとしよう。
それに、一万円で済むなら安いものだ。10万円使ったつもりで、安いRレンズを2本くらいは買えそうである。数年で価値がなくなるデジカメに比べたら、ライカRレンズいいじゃないか。
ライカと言えばレンジファインダーのMというのが一般的だが、実はマニアの間では一眼レフのRの方がレンズの評価が高い。実際、壊れかけた数万円のライカフレックスSLなどを買うと、ズミクロン50mmがついてくる。こいつがまた古いズミクロンMなどと比べると、ものすごくよく写る。ヘリコイドの感触もよい。
また、LEICAFLEXの手触りが素晴らしい。握っただけで幸せな気分になる。どういうことなのかよく分からないが、これはMではないことだ。巻き上げやレリーズも素晴らしい。ファインダーも独特でいい感じ。M3などを触るのとは違ってもうちょっと骨太な感じなのだが、これはこれで素晴らしい。
こうして、Rにハマってボディより高いRレンズを揃えることになるわけだが、ボクの場合は幸いにしてライカRを手に入れた頃は他のクラカメにも目移りしまくっていた時期なので、これくらいで済んでいたのだ。これを機会に、Rレンズを揃えて行くのも悪くない気はする。
しかし、問題は手持ちのニコンボディーが、でかいD3しかないということだ。これでは普段持ち歩くというわけにもいかない。もちろん、ポケットにも入るわけがない(笑)。しかたない、小さなニコンのFXフォーマットのカメラでも買うか。って、そろそろディスコンのD700しかない。しかも、全然小さくないし、15万円以上するじゃん! たぶん、後継機はもっと高くなると思われる。
これなら、今NEX-5買った方が安いよ(笑)。
Rレンズをフルサイズでも使いたいのは変わらないので、両方必要か。
なあんだ、単に欲しいものが増えただけだったよ。まさに病気。
