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iPad は予想通り。でもちょいデカい。

AppleからiPadが登場した。
賛否両論のようだ。
iPadがもっと高機能なパソコン、つまりMacのタブレット版を予想していた人にとっては中途半端なモノとしか映らなかったようだが、ボクには欲しかったものに近いものに感じられた。

Wi-FiモデルとWi-Fi+ 3Gモデルがあり、カンタンに言うとそれぞれデカくなったiPod touchとiPhoneである。

ハードウェアの細かい違いとしては、
・画面が大きくなった
480×320ピクセル解像度163 ppi から 1024×768ピクセル 解像度132 ppi
・iPhoneと比較するとカメラと電話がない(VoIPアプリがついてくるので通話は可能)が、3GモデルにはGPSも装備されている
・CPUが独自のものとなり高速化された

iPhoneはケイタイではなく、持ち歩けるインターネットラインを持ったお手軽パソコンというイメージだった。できることはアプリ次第だが、GPS位置情報を積極的に公開したりしていくと出歩くのが楽しくなるお出かけ用デバイス。もちろん音楽も聴きながら。

iPod touchはiPodではなく、家でゴロゴロしたりトイレに持ち込んだりしながらWebやメールを見たり、ゲームをやったり、電子ブックを読んだり、twitterをしたりする、安楽暇つぶしデバイス。もちろん、音楽も聴きながら。
特筆すべきは薄くて金属製であること。触っていてなんだか幸せなのは、iPhoneにはない喜び。

どっちも不満があるとしたら、画面が小さいに機能も簡略化されていること。特に文字入力方法、画面の一覧性、老眼にやさしくないこと。全般的に「読む」がメインで「書く」は短いものしかやる気がでない(これで長文を書ける金龍先生はすごい)。
つまり、もうちょっと大きければ、目に優しくて、機能も多少は上げられて、文字も入力しやすくなる可能性がある。
だが、でかくなりすぎると、寝転がって使いにくくなるし、ポケットに入らないし、トイレにも持ち込みにくい。
だから、Appleからタブレットが出るという話を聞いたときには、iPod touchの3~4倍程度の大きさなんだろうと思っていた。

が、発表されたiPadは予想外にデカかった。

iPod touch
高さ:110 mm
幅:61.8 mm
奥行き:8.5 mm
重量:115 g

iPhone 3GS
高さ:115.5 mm
幅:62.1 mm
奥行き:12.3 mm
重量:135 g

iPad
高さ 242.8mm
幅:189.7mm
奥行き:13.4mm
重量:0.68kg(Wi-Fiモデル)
0.73kg(Wi-Fi + 3Gモデル)

アラン・ケイは、スティーブ・ジョブスにiPhoneについて聞かれたときに、「これが5×8インチだったら天下を取れるね」と言ったそうだが、これはボクが思っていたサイズくらいだ。それよりかなりでかい。この点ではかなりガッカリ。
でも、それ以外はほぼ予想通り、デカいiPod touch/iPhoneだった。カメラがついていないのはなぜだか不思議だが、そのおかげで、iPadはNet PCに毛の生えた程度の価格になっているのだろう。

OSはMac OS Xではなく、iPhone OS 3.2である。
が、OSには実はかなりいろいろな機能アップがされており、よりパソコンに近くなったiPadのための改良がされている。iPhoneアプリが動くのは暫定的な話で、いずれ使いやすいiPad専用アプリが揃うはずだ。

そうなれば、ふつーの人の茶の間では場所を取るカッコ悪い何でもできるパソコンなどは駆逐され、この手の機能は多少限定されるがスマートなタブレットが主流になるのかもしれない。
あるいは、一人一台の「読む、視る、聴く」的な情報機器となるのかもしれない。

しかし、そのためには、やっぱりちょっとデカ過ぎるような気がする。
早いところ実機を手にとって、寝転んで使ってみたいものだ。


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