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お尻のこと 2

昨日は注入軟膏を入れたので、何となくいい感じ。病院には行かなくてもいいかなあ。ドラッグストアでボラギノールでも買ってもう少し様子を見てみようかという気もしてきた。ちなみに、ボラギノールは、MよりAの方がステロイドが入っていて強力なのだとか。関係ないけど、ムヒも一番安いSにはステロイドが入っていないけど、乳液タイプのやつはステロイド入りらしい。

しかし、排便後に出てきた状況からすると、今日も朝からお尻の調子が悪いような気がする。

やっぱり、病院に行こう。混む前に早く!

ホームで電車を待っている間に、早くも出てくる感触がある。これはまずい。駅のトイレで押し込む。病院を探している間に出てくる。いかん。行き過ぎていた。焦る。

やっとのことで病院を見つけた。肛門科などと大きく書いてあるわけでもないので入りやすい。窓口で初診を申し込んだ。不思議だが、こういう所に限って、どうしたわけかとてもきれいなお姉さんが受付をしている。問診票とペンを渡される。ここに「いぼ痔」とか、「すぐ出てくる」とか書くのか。若い頃だったから書けなかったかもしれない。「腹痛」とでも書いて苦しがって同情を引く作戦を考える人もいるのではないか。まあ、今さらそんなこともしていられないのでちゃんと記入すると、さっさとトイレに行って押し込んで来た。

幸いにして前には二人しかいなかったのだが、なぜだかさっぱり進まない。そうこうするうちに、どんどん患者が増えてきて15人ほどの待合室はいっぱいになってきた。やっぱり早く来てよかった。ここは肛門科とでかく書いてはいないが、その方面では有名な病院らしい。ということは、ここにいる半分くらいは痔主なのだろうか。なかなか進まないのは、切ったり注射していたりするのだろうか。などと妄想が止まらない。

1時間ほど待って、やっと診察室に呼ばれた。

「いぼ痔ですね。歩くと外に出るんですか? それは4期ですね。外に出っぱなしになると注射では治せませんねえ」

げげげ、それはまずい。切るのは嫌だ。でも、ここはレーザー手術もしていると書いてあったから、日帰りは可能だろうな。

「まあ、まずは見てみましょう」

とカーテンで仕切られた小部屋で、看護婦さんと二人になる。

「スボンとパンツを膝までおろして、ベッドに横になってください。」

幸いにしてこの看護婦さんはそんなに若くないし可愛くもない。良かった。可愛かったらどうなるというものでもないけど良かった。

「もっとお尻を突き出して。もっともっと」とお尻を引っ張られる。

やっぱり、可愛くてキレイで若いお姉さんじゃなくてよかった。

格好としては、トイレに座っているようなスタイルである。目の前には液晶モニターがあり、何やら機器が繋がっている。どうやら、内視鏡らしい。

医師が入ってきて、何やら白い軟膏を指に塗ったか思うと、いきなり肛門をグリグリされる。続いて、内視鏡を挿入される。そして、確かめるように入れたり出したりする。目の前のモニターには、焼肉屋の内臓ものみたいなのが見える。

「これは注射で大丈夫ですね。」

よかったー。ちょっと気が楽になる。

「切ると身体にもダメージがあるし、うちはなるべく注射で治すようにしているんですよ。都内でもウチはかなり実績がありますから大丈夫ですよ。」

医師はさっさと引っ込む。看護婦が何か言っているがよく分からない。このまま待っていれば注射されるのかな? しばらくぼうっとしていると、

「はい、終わりですよ。服を直していいですよ」

あら、そうでしたか。ズボンを上げて、急いで診察室に戻る。

「今日は血液検査だけしておきましょう。注射はいつがいいですかね。結構立て込んでてね。」

というようなワケで、二週間後のジオン注射となった。

帰宅すると、やっぱり出ている。戻してから、処方された注入軟膏を入れてみたが、何がどう違うのか分からないが、昨日ほどの不思議な感覚はなかった。ちょっと安心(笑)。

(続く - 二週間後)


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